波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

釣れるお魚を釣りなさい!

2010年08月03日 | 2010年釣行記

前回の失態にもめげずAKB50(アジカゴバカの50代)は今夜も南房へ・・・

 

夕方同じAKB50(しつこいけどアジカゴバカの50代)メンバーのkeiさんから電話

 

「今、○○だから早く来るように!」

 

「へっ?もう着いてるの? まだこっちは東京だから・・・」

 

「いいから早く来るように・・・」

 

現地に着くと、海上にうっすらともやがかかっている。
海水温が気温よりも低く風が比較的弱いときにおきる現象だ。

 

「南西風で水温が下がったかな?」

 

keiさんの待つ釣り場に到着、しかしどこの釣り座も人人人・・・

 

そんな中

 

「久しぶり~」

 

とロコパパさんも合流してしばらく様子を観ていたが、混雑の割りには小魚一匹上がらない情況にここを諦め、ロコパパさんは小移動、ワシとkeiさんは館山自衛隊護岸へと大きく移動、強く吹いていた南南西の風が追い風になると踏んでの試し釣りだったが、ここもポイントが絞れず、花火を楽しむグループが居たりで既に諦めムードになってしまう.

 

それでも餌取りだけは活発になってきたので粘っているとロコパパさんから電話

 

「○○に来てますが、やっと食いだしました。久々のカゴアジなんで調子狂っちゃってバラシちゃって・・・でも何尾かとれ・・・」

 

「・・・漁貝!そっち合流しちゃう!」

 

半ばかぶり気味に即答して、また南房へ最突入!

 

「えっ?・・・風もうねりもないじゃん!」

 

予報と現実の違いに戸惑いながらも仕掛けをセット、この時点で日付が変わっていて干潮間近

 

「もうあまり時間ないすよ」

 

ロコパパさんに急かされるように竿を出したものの、それまで効いていた潮が停まってしまいフグ風呂に一転!

 

「潮が動き出すまで待つしかないね」

 

「じゃ、僕は一休して朝マズメに賭けます」

 

「ありがとう!じゃまた連絡するね」

 

ここからフグとの過酷な戦いが始まる。
いい加減、心も針も折れそうになった頃、背後から風が吹き出し、呼吸を合わせるかのように潮が右沖へ動き出した。

 

フンンッ・・・シュルルルッ・・・

 

消えたウキを追うようにスプールから引き出されるPEライン・・・

 

「やっとらしいアタリ!・・・これはアジだろ?アジであってくれ!」

 

上がったのはここでは小ぶりな部類の24cm、当たり前だが潮が動かなければ食わない。
・・・ていうかアジまで餌が届かない。

 

しかし、風も一時だけでしかも連発してきたのは泳がせの餌に丁度良さそうなサイズ、今思えばそういう選択肢もあったのだが、それを打ち消されるようなことが起きる。

 

すっかり明るくなり、keiさんと道具をしまい始めたとき、keiさんの置いた竿がガタンと入った!

 

「なんだろう? 結構強い・・・」

 

上がって来たのは35cm近いカマス!

 

Ca3a0805

 

 

種類で云うとヤマトカマスだ。

 

それを観て、速攻でカマスサビキとシーバスロッドを取りに行き投げてはズル引きの3投目・・・

 

ガクンッ・・・という根掛りのような感触が一転、リズミカルにグングンと首を振る感触でカマスが上がる!

 

次の投入も!次も!そして2連!
 

サイズは30~35cmと申し分なく面白い!

 

Ca3a0806_2

 

残念ながら仕掛けが一組しかなくて、keiさんは苦肉の策で弓角を試していたが不発・・・結果論だが群れは一瞬で去ってしまったようで、間に合わなかったというのが正解かもしれない。

 

この後、更にもうひとつの目的=ダンゴ(紀州)釣りの目的地(前回と同じ)へ、keiさんより先着して先行者に様子訊いてみると、既にマルソーダを10本以上、20cmほどのショゴ、アイゴなど小型クーラー一杯に釣っていた。

 

ワシは初志貫徹でダンゴ餌を投入、遅れてきたkeiさんは竿下サビキでソーダ狙い、瞬く間に40cm近いマルソーダを掛け3号竿を心地よく曲げている。

 

汲んだ海水に手を入れると心地いいくらい冷たく感じるが、実際は水温は20度以上あるのかもしれない。

 

ソーダを掛けては〆を繰り返すkeiさん、頑丈な青物用のサビキなので基本はブッコ抜きだが、終に2尾掛けを披露!
流石に竿が折れそうなので玉網でゲット!

 

Ca3a0808_2

 

 

そんなフィーバーを横目にダンゴウキはピクリともせず、タナ調整でウキ止めに手をやったとき、水中に漂わせていたオキアミにソーダが!

 

磯竿2号がグンニャリと曲げて突進するソーダ君、足元で掛かったので元気一杯!
終には岸壁に向かってジャンプ!激突して気絶してくれました。(笑)

 

ここでは、同様にしてもう一本ソーダをゲット、もう持ち帰れない・・・とカッコイイ台詞のこぼれたkeiさんから2本強奪したところにロコパパさん再登場!

 

「いや~磯でね、イナワラやっつけてきました」

 

「えっ?麦わら?」

 

「イナワラですよぉ!イナダとワラサの間くらいの奴!」

 

「おおっ!いいな~」

 

「こっちの祭りは終っちゃいましたかね~」

 

「この様子だと、待てば回ってくると思うけどな・・・」

 

確かに静かになってしまったとある漁港、ロコパパさんとはここで解散、昼前に桜園子さんとデートの予定だったので、一気に内房の海岸を目指す(今日はよく走るな・・・)

 

浜下りる道で園子さん発見!

 

「もう、遅いからサヨリストさんとデートしてわ!」

 

浜に下りるとサンダルに偏光グラスの男前=サヨリストさんの姿が!

 

「どうもどうも!いや~釣れちゃって釣れちゃって!はははっ!」

 

観ているうちに2連~3連で20cm近いシロギスを釣り上げる!
それもバスロッド?チョイ投げ?

Ca3a0809_2  

 

あんぐりと開いた口が塞がらないAKB50(しつこいけどアジカゴバカの50代)の二人、既に体力は限界&真昼の陽光・・・

 

「・・・どうする?・・・やってみる?」

 

「やっちゃう?・・・うん、やっちゃう」

 

 

Ca3a08101_4 名人の爆釣にはそれなりのノウハウがあるということに気づかないまま開始、やはり腕の差が歴然、ワシには海草しかかからず、keiさんはhiro10さんから耳元で囁かれた金言があるらしく見事に実践して良型の3連を達成!

 

 

  

こちらは徹夜と暑さで消耗しきってしまい降参、それを見て気の毒の思ったのか、皆さん引き揚げて駐車スペースへ、シロギスはサヨリストさんから20尾ほど強奪して気がつけばお魚4種でクーラー満タン!

 

海水浴客が次々と浜に下りていくのを見ながら今回の最後の解散?となった。

 

アジを狙った釣り場ではカマス、カイズを狙った場所ではソーダ、シロギスをねらった浜では海草、ちぐはぐながら楽しい釣行だった。

 

 

 

 

 

 

Ca3a0811

日時:2010年8月1日 中潮

場所:南房某所

釣果:カゴ釣り=アジ24cm・15cm計2尾、投げサビキ釣り=ヤマトカマス30~35cm×6尾、団子釣り?の交通事故=マルソーダ35~40cm×2尾(画像のうち2尾はkeiさんから強奪)