変わりやすい春の天気、釣友の桜の園さんとの事前のやり取りでは、予報に反して現地は雨、雨水の流入は南房カゴアジにはマイナス要因なので、出鼻を挫かれた感があったが、幸いに出発する夕方5時頃には回復した。
高速を乗り継ぎ、市原フィッシングセンターで餌を購入、先行していた桜の園さんから、
「今着いたよ、風もうねりも無くて珍しいくらい。先行者は居るけど、以前に一緒になった人、一緒にやらせてもらえるよ。6時頃から釣れ始めたって・・・ダブルで上がったの見たから今日は良さそうだよ。」
やはり花の金曜日は釣り人とて同じこと、21時に到着してお会いするとやはり以前に、keiさんと白浜方面から逃げてきたときに、ご一緒させていただいた方(Nさん:仮称)だった。
Nさんと桜の園さんの話だと、6時頃から釣れ始めは好調だったが、徐々に尻すぼみとなり、今はポツリポツリ・・・といった感じとのこと。
このところは同じような情況なので、驚きはしなかったが、夕方の電話の情況でテンションが上がりまくっていたので若干凹む。
昼間から別の場所でメジナを狙ってから流れてきたというNさんは、20時に上がる予定を延長して、わざわざワシの到着を待って居てくれた。このブログや旧HPも覗いていただいているとのこと、また人の輪がひとつ繋がった。(^^)
Nさんと入れ替わるようにして、市販のカゴ釣り用サビキ吹流し3本針に、アカイソメの5mmカットをつけて第1投、今までのコマセが効いていたのか早速20cmほどのアジが上がった。
そして、3投目に同クラス、このまま行けば朝までに50尾はいけるかな・・・・と、甘い予測が脳裏を過ぎるほどの出足の良さ、盛期ならこのまま朝まで祭りが続くのだが、そうは行かなかった。
一時コマセの追加を作りに車に戻っていた桜の園さんが戻り、再び二人で攻めるがやはりポツポツとしか上がらない。
そんな中でも、カゴアジの鉄人=桜の園さんはワシの倍のペースで釣り上げていく、ポイント・サビキ・餌・コマセ・タナ・誘い・・・タナに若干の差があったが、もっとも大きな違いは誘いの回数だった。
これには、竿の調子やウキ・天秤のバランスなど、細かい要因を挙げるときりがないが、とにかく見よう見真似で盗むしかない。
そんなことで、一時の停滞からまた少しずつアタリが拾えるようになった。
しかし、そんな桜の園さんをしても
「今日のアジは活性が低いなぁ・・・ウキが入っても竿に来ないものなぁ・・・」
と云わせるほど。
時間は午前1時30分頃、パラリと小雨がふってきた。それまでは頭上に星空が見えていたので安心していたのだが、実は時折水平線上に稲光が走っていたので、桜の園さんと
「こっちへ来るなよぉ~」
といっていたのだ。
すると、ビリビリビリッ!と竿先を通して・・・・とこれはアジのアタリ!(^^ゞ
左右に走りまくってこの日最大の29cmが上がる!
と、今日のクライマックスはここで終わり、午前4時頃には雲が晴れて月が顔を出し、ポツポツとあったアタリもまた少なくなってしまった。
放射冷却のせいか、急激に冷え込んできて朝マズメを待たずに撤収を決定。
渋いといいつつ桜の園さんは、30cmを頭に49尾!流石です!
≪ 釣行データ ≫
日時:2007年3月9日21:30~10日4:00
場所:館山某所
潮汐:中潮
釣果:アジ 20~29cm×16尾
しかしやっぱり鯵の活性は低かったようですね(∋_∈)
今回はタイミングが合わず残念でしたが
また声かけて下さい…m(_*_;)m
鉄人のアドバイスもあってこれなので、単独で行っていたらこの半分くらいになっていたかもです。
昨年よりは少しはキルアップはしていると思うのでけどね。(^^ゞ
船の方は楽しめたようですね!