当初19日の夜から翌朝までの、いつものパターンを考えて見たが、予報が今ひとつ気に入らず、夕方までの仕事も片付かずで、初めての日曜夕方から天辺までの予定で20日に変更。
遅い朝食を取って、家を出たのが10時、途中の渋滞を考慮し、また集中力の温存を考え、あえて余裕をもった時間に出たが、以外にも首都高も京葉道路も一般道(410号)もスイスイと来てしまった。
途中、昼食を千倉の「魚作」さんで、お勧めの しめ鯖定食(950円)を摂り、釣行飯店用の取材を済ませて現地に着いたのが14時半、流石に早い、早過ぎる。(^^ゞ
潮はかなり下げていて、海草帯まで露出している。
することが無いので、普段降りられないような磯の先端まで出てみたり、仕掛けの整理をしたり、昼寝をしたりで時間を過ごす。
釣り始めたのが17時前、まだ日は高く、鯵よりもメジナかサンノジが食うのでは・・・と思い、3号のハリスを結ぶ、風がまだ西風のため、ラインが左に大きく膨らみ、仕掛けも引かれる様に左に流れる。
左沖の根を嫌い早めの回収を何回か繰り返したとき・・・ギュインンン・・・と竿先が入る。
上がってきたのは25cmほどの鯵!
「あれ?こんなに明るいのに? ハリスが3号なのに?」
セオリーとは違うお魚の登場に戸惑いを感じたが、それならばと、いつもの2号2本針仕掛けに変更、餌もオキアミからアカイソメに変えて続行するが、その後は音沙汰なし。
そのとき背後に人が・・・
「こんにちは、この間、朝逢ったよね?」
「ああ!平鱸の人!」
「そうそう、・・・まだ上がらないでしょ? いや~今日は凪だなぁ~」
・・・と、左側の釣り座に向かうその手には磯竿、しかもカゴウキ?
(今日は鯵をやりに来たのだ)
と思いながら、また自分の釣りに戻ると、しばらくして戻ってきた。
「いや~、これじゃぜんぜん飛ばねぇや、ちょっと見せて・・・」
どうやら、先日のumi0011さんやワシの釣果をみて、タックルを調達してきたそうなのだが、少々ライト過ぎたようだ。
そんな訳で、しばらくカゴウキと天秤のことや、タックルとのバランスのことを説明しながら釣りになったが、合間で平鱸の釣期や狙い時について教わったり・・・
そのうち、その方のお仲間が現れて、
「道具を買うお金で鯵を買えば、死ぬほど食えたのに!」
・・・とからかわれて、大爆笑!
南房は、こんな人と人とのコミュニケーションが暖かく、釣行の楽しみの一つでもある。
次第に夕闇が迫り、LEDを点灯する頃から風も北に変わり、予想通り頻繁にアタリが出るようになった。
入れ食いとまではいかないものの、一流しごとにアタリはあり、1時間ほどでツ抜け、このまま続けばタイムリミットまでに50尾ほどいくかと思ったが、19時半頃から潮が弛みだし、アタリが出ない。
1時間ほど潮が動かず、フグに針を取られたりして、苦戦していたとき、夕方使ったオキアミがあることを思い出し、アカイソメからチェンジしての一投目、
ギュイイイイィィ~ン!
と竿先を一気に持っていく、典型的な大型のアタリ!
気持ちが緩んでいたせいもあったが、そのトルクに思わずリールのハンドルから手が滑ってしまった。
ドサリッ・・・と横たわったのは、帰宅後採寸で30.5cmの大アジ!
潮が効き出したのか?オキアミが功を奏したのか?いずれにしても、次はダブル、シングル?と3連発!
しかし、またそこから低迷する。
潮は相変わらず動きが悪く、特大のフグなども釣れたり、変な間を挟みながら、ポツリポツリ・・・と数を稼ぎ、時間はリミットの22時半に・・・・
最後の一投・・・と思い、投げたを竿掛けに置いて、周りを片付けているとウキがない。
これが25cmほどの鯵、今度こそ最後と投げて、コマセもつけ餌も捨てて洗い流していると・・・またウキがない。
「ええ~っ!ここから時合いかよ!」
一人で呟き、取り込んだのも鯵・・・・
少々思いを残してしまったが、このくらいが引き上げ時と、磯を後にした。
日時:2007年5月20日17:00~22:30
場所:白浜某所
潮汐:中潮
釣果:アジ 20~30.5cm×28尾
ヒラスズキのおじ様 とう々、我慢しきれずにカゴ鯵のアイテぃ~ムを
揃えたようで・・・★○○コクもどき&★○ナトールもどきで
少々、面食らっはったのでは「笑」
ただ、地元の衆に↑この地の鯵が話題になると、これからの事を考えるとチヨト寂しい~!『せんないことですが』
近々に↑ルアーマンに逢ってきますか&ついでに尺アジ様にも逢って
きたいですネ~?・・・では
追伸 チェック1・日曜の14時に釣座が空いてたようで
・・・・フム フム・・フム
歴史?をたどるとかなり古いみたいですよ。
その辺りはogimiki111さんがお詳しいと思いますが・・・
20年前の釣り雑誌にも、南房の大鯵の記事がありましたから、地元ではポピュラーな釣りものなのだと思います。
・・・なのに、あまり地元の方を見かけないのは、昔より大型が釣れなくなった・・・というのもあると思いますが、鯵よりも、ヒラスズキとか、アオリとか、出勤前やアフター5に、サクッ・・と行って帰ってこれる釣りもののほうが、地元の方のライフスタイルに合っている・・・ということかも知れませんよ。
地元の方は、それこそ日常の中に海がありますから、仲良くなっておけば、我々の知り得ないことも、教えてもらえるかもしれませんし、何よりも仲間が増えれば楽しいじゃないですか♪(^_^)