白川真理フルートコンサート 無伴奏フルート作品の夕べ~初代ロットと共に~
11月19日(日)19時開演
鶴見区民文化C.サルビアH.3階音楽ホール
完全予約制・全席自由 3000円
[日時]11/19(日)19:00開演
[会場]神奈川県鶴見区民文化センター サルビ
アホール3階 音楽ホール
[出演]白川真理(Fl)
[曲目]
G.Ph.テレマン:無伴奏ファンタジー第4番 / 第9番
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ
川崎優:フルートのための2章 /祈りの曲 第4「祈り」、
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お天気にも恵まれ、無事終了いたしました。
お越しくださった皆様、お手伝いくださった皆様、応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。
色々ありますが、こうして音楽と向き合えることにただただ感謝です。
自身の進展、反省等、今後の糧のために時系列で記録します。
まず驚いたのは前日夜、普通に眠れたこと。
なんやかんやいっても、本番前に眠りに入るのはちょっと苦労しています。
まあ、結局は眠れるのですが。
これは、思うに「塩浴」効果?とても寝つきがよくなるので。
それにしてもびっくりです。
眠れて、早起きできたので、いつもと同じようにフロアモップで家中の掃除をしたこともかつてないことでした。
本番の日に掃除?かつてはあり得ませんでした。
掃除機は音が嫌いなので仕方なくかけていたけれど、フロアモップは身体を動かすことが楽しいので、喜々としてやっている、ということもある。
これで身体の内側からポカポかしてきてよいウォーミングアップになっているのかも。
10時~12時、通し練習。
12時、冷凍のパスタで昼食後、昼寝。
流石に熟睡はできませんでしたが、40分程ウトウトと。
14時 甲野先生のツイートチェックをしたところ、以下の言葉が。
『誰にどう評価されようと、本来 自分自身の評価が一番厳しいはずだ。 自分より低いところを見て 得意がっているのは もちろん 論外の愚かさだが 、自分より高いところを羨望の眼差しで見ているのも愚かなことだ。「いま在る自分」を、どう 直視できるか? 「このことと 取り組まず 、 ただ技の稽古をしても 虚しい限りだ」と、 いま痛切に思う。』
感動で涙があふれて止まりませんでした。
本前前に、この言葉を知ることが出来て本当に良かったです。
「いま在る自分」と正直に向き合える本番にしたいと思いました。
今回特筆したいのは、とにかく心臓のドキドキが全くなかったということ。
これは10月の稲毛のコンサートの時にもそうだったのだけれど、それがよりググっと落ち着いた感触が。
やはり大きいのは鹿島神流の「ソの字立ち」の効果だと思う。これがフィジカル。
そしてメンタル的には「いま在る自分」という言葉。
この二つの軸を支え補強してくれたのが、毎日のモップがけの習慣や、塩浴。
足の運び方、右腕の処理、口元、息、目の使い方など、実は非常に多くのルーチンを駆使していたのだけれど、定点観測してくださっているS教授からは、「ルーチンがなくなってとても自然に見えた」との感想があり興味深かった。
おそらく動きがより内在化したのと、自分で思っているよりは、短時間で色々なことをおこなっているのかも。
反省点としては、やはりバッハが手ごわかったなあ・・と。
気負い過ぎによる軸のブレが何度か起きてしまった・・
でも、「いま在る自分」としてやりたいこと、出来ることは概ね出来たので、有難かった。
元々、いくらでも吹けるよ、というのが得意技ではあったのだけれど、今回ほぼ二時間のプログラムを喋って吹いて、ヘタラナイ、ということに驚いてくださる方も多かった。
更に時間が経つほどに、よりロットが鳴ってきたということも。
これは10月の稲毛でも同様の感想をいただいた。
エネルギー効率が良くなったのは確かで、それを確信したのは本日。
本番の疲れというのが全くない!?
なので、今日も普段と同じ様にフロアモップでお掃除。
これもかつてはあり得なかったことで、本当に不思議です。
あと、普段からあまり汗はかかないのですが、本番の時は顔が上気し、汗もかいていたし、それが良いことと思っていた。
でも、今回、汗も全くかかず、従って「やった感」もない。
もちろんコンサート本番ならではの晴やかで華やかで幸せな雰囲気の中にはいるのだけれど、強いて言えば、モップがけしている続きの上に、演奏もあった、というか「特別感」がない、というのも初めてのことでした。
ドレスは紺のタフタ。
11月19日(日)19時開演
鶴見区民文化C.サルビアH.3階音楽ホール
完全予約制・全席自由 3000円
[日時]11/19(日)19:00開演
[会場]神奈川県鶴見区民文化センター サルビ
アホール3階 音楽ホール
[出演]白川真理(Fl)
[曲目]
G.Ph.テレマン:無伴奏ファンタジー第4番 / 第9番
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ
川崎優:フルートのための2章 /祈りの曲 第4「祈り」、
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お天気にも恵まれ、無事終了いたしました。
お越しくださった皆様、お手伝いくださった皆様、応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。
色々ありますが、こうして音楽と向き合えることにただただ感謝です。
自身の進展、反省等、今後の糧のために時系列で記録します。
まず驚いたのは前日夜、普通に眠れたこと。
なんやかんやいっても、本番前に眠りに入るのはちょっと苦労しています。
まあ、結局は眠れるのですが。
これは、思うに「塩浴」効果?とても寝つきがよくなるので。
それにしてもびっくりです。
眠れて、早起きできたので、いつもと同じようにフロアモップで家中の掃除をしたこともかつてないことでした。
本番の日に掃除?かつてはあり得ませんでした。
掃除機は音が嫌いなので仕方なくかけていたけれど、フロアモップは身体を動かすことが楽しいので、喜々としてやっている、ということもある。
これで身体の内側からポカポかしてきてよいウォーミングアップになっているのかも。
10時~12時、通し練習。
12時、冷凍のパスタで昼食後、昼寝。
流石に熟睡はできませんでしたが、40分程ウトウトと。
14時 甲野先生のツイートチェックをしたところ、以下の言葉が。
『誰にどう評価されようと、本来 自分自身の評価が一番厳しいはずだ。 自分より低いところを見て 得意がっているのは もちろん 論外の愚かさだが 、自分より高いところを羨望の眼差しで見ているのも愚かなことだ。「いま在る自分」を、どう 直視できるか? 「このことと 取り組まず 、 ただ技の稽古をしても 虚しい限りだ」と、 いま痛切に思う。』
感動で涙があふれて止まりませんでした。
本前前に、この言葉を知ることが出来て本当に良かったです。
「いま在る自分」と正直に向き合える本番にしたいと思いました。
今回特筆したいのは、とにかく心臓のドキドキが全くなかったということ。
これは10月の稲毛のコンサートの時にもそうだったのだけれど、それがよりググっと落ち着いた感触が。
やはり大きいのは鹿島神流の「ソの字立ち」の効果だと思う。これがフィジカル。
そしてメンタル的には「いま在る自分」という言葉。
この二つの軸を支え補強してくれたのが、毎日のモップがけの習慣や、塩浴。
足の運び方、右腕の処理、口元、息、目の使い方など、実は非常に多くのルーチンを駆使していたのだけれど、定点観測してくださっているS教授からは、「ルーチンがなくなってとても自然に見えた」との感想があり興味深かった。
おそらく動きがより内在化したのと、自分で思っているよりは、短時間で色々なことをおこなっているのかも。
反省点としては、やはりバッハが手ごわかったなあ・・と。
気負い過ぎによる軸のブレが何度か起きてしまった・・
でも、「いま在る自分」としてやりたいこと、出来ることは概ね出来たので、有難かった。
元々、いくらでも吹けるよ、というのが得意技ではあったのだけれど、今回ほぼ二時間のプログラムを喋って吹いて、ヘタラナイ、ということに驚いてくださる方も多かった。
更に時間が経つほどに、よりロットが鳴ってきたということも。
これは10月の稲毛でも同様の感想をいただいた。
エネルギー効率が良くなったのは確かで、それを確信したのは本日。
本番の疲れというのが全くない!?
なので、今日も普段と同じ様にフロアモップでお掃除。
これもかつてはあり得なかったことで、本当に不思議です。
あと、普段からあまり汗はかかないのですが、本番の時は顔が上気し、汗もかいていたし、それが良いことと思っていた。
でも、今回、汗も全くかかず、従って「やった感」もない。
もちろんコンサート本番ならではの晴やかで華やかで幸せな雰囲気の中にはいるのだけれど、強いて言えば、モップがけしている続きの上に、演奏もあった、というか「特別感」がない、というのも初めてのことでした。
ドレスは紺のタフタ。
(・・正直今唯一着ることができるドレス・・(´;ω;`)ウッ…
マニアックな無伴奏に長時間お付き合いいただくので、せめてもと、前半と後半でストールとアクセサリーを変えました。
(後半の写真はまた後日)
見た目の変化もあるけれど、実は響き、音色も大きく変化するので。
前半はややパウダリー、後半はよりクリアな感じに。
・・・・・・・・・・・
嬉しい感想も沢山いただいていて、本当に感謝です。
中でも一番嬉しかったのは植村泰一先生のリペアマンでもあったAさんからのもの。
(前略)
演奏中に舞台裏や廊下、ロビー等々で聴いていましたが、マイクでのお話しはほとんど聞こえないのに、演奏はドアを突き抜けて響いてきました(ロビーのモニターの音ではない)。やはり初代のパワーだけではなく、身体との共鳴、植村サウンドそのものでした。(後略)
甲野先生の言葉でハっとして
「自分より高いところを羨望の眼差しで見ているのも愚かなことだ」
(後半の写真はまた後日)
見た目の変化もあるけれど、実は響き、音色も大きく変化するので。
前半はややパウダリー、後半はよりクリアな感じに。
・・・・・・・・・・・
嬉しい感想も沢山いただいていて、本当に感謝です。
中でも一番嬉しかったのは植村泰一先生のリペアマンでもあったAさんからのもの。
(前略)
演奏中に舞台裏や廊下、ロビー等々で聴いていましたが、マイクでのお話しはほとんど聞こえないのに、演奏はドアを突き抜けて響いてきました(ロビーのモニターの音ではない)。やはり初代のパワーだけではなく、身体との共鳴、植村サウンドそのものでした。(後略)
甲野先生の言葉でハっとして
「自分より高いところを羨望の眼差しで見ているのも愚かなことだ」
と猛反省。
「植村先生みたいに吹きたい!」と思うことをやめた初めての本番でした。
その結果このような感想をいただけた事が本当に嬉しいです。
「植村先生みたいに吹きたい!」と思うことをやめた初めての本番でした。
その結果このような感想をいただけた事が本当に嬉しいです。
花束の袋に早速潜り込むピピ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(写真追加)
後半のアレンジは青のストールと緑の大きなトリファリのブローチで。