『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

マルタ旅行番外編 1

2025-02-03 21:24:12 | 旅行
猫の島としても有名なマルタですが、意外にあまり遭遇しませんでした。
自由猫なので、やはり人間のことはまず警戒していて、隠れているのかもしれません。

そんな中出会えたニャン達、そしてワン達の写真を。

ヴァレッタ・アッパーバラッカガーデンのニャン。



2日目のヴァレッタのベンチでまったりしている時に寄ってきた雀。
餌になるものを何も持ってなくてごめん。



このしばらく後、ベンチの夫々の後ろ側に植わっているオレンジの木があり、沢山の実をつけていたのだけれど、通りがかったおそらく地元の若い二人。
男の子が女の子をフワっとリフティングして女の子が素早くオレンジを一個もぎ取って、嬉しそうに去っていきました。
本当に見事な手際で、きっとしょっちゅうやっているに違いない。
映画の1シーンみたいで素敵だった。

ゴゾ島の坂道であったニャン。

拡大


古代の大型ウニの化石が沢山へばりついていたゴゾ島の海岸であったワン。
フサフサで、日本の秋田犬も入っているそうだけれど、ロシアが故郷とのこと。人懐っこくてお利巧さんでした。





マルサシュロックの裏通りで出会った猟銃や釣具のお店の看板ニャン。





ここがおうち。

ハジャーイム神殿の出口付近で出会ったニャンたち。
餌を与えているおじさんがやってきたところに遭遇。
・・美味しそう・・


「世界猫歩き」にありそうなシーン。
逃げ出さないうちに、と焦って上部が切れてしまったのが残念。
猫の序列を守っているところか?偉いね。

こんな標識も。






イムディーナはモザイクのピピに似たニャン(ライオンかも??)

この姿勢の写真は中々撮れずないのですが、顔周りだけでも、とピピ近影・最新作を。やっぱり似てる!?


ラバトで聖アガサの地下墓地からレストランに向かう途中の住宅で見かけたワン。




その後、夕食に入ったレストラン・ボトギン・パラッツォ・シャーラの入口付近に居た初老のご夫婦と一緒に居た大きなワンとツーショット。
とても人懐っこく、鼻チューもしてくれて大歓迎。
名前はジャクシー、10歳のオスということでナイスミドル?
写真でみるよりずっと大きくてフサフサでした。




写真はないのですが、帰り際に挨拶したら、なんとジャクシーよりも一回りこぶりではありましたが、もう一匹大きな女の子のワンも居てびっくり。
二匹ともお利口さんで、ご主人ご夫妻と一緒に、このお店に良く来ているのだそうです。いいね。

2025年1月21日(火)、22日(水) マルタ・ドバイ・成田

2025-02-03 17:43:32 | 旅行
(日付は遡りますが、旅の記録最終日です。)
帰国の日となりました。
本日も素晴らしいお天気。
7時からの朝食後、荷造りの最後の仕上げと忘れ物チェックをした後、部屋からの眺めを写しました。本当に住み心地の良い部屋でしたし、毎日綺麗に整えてもらっていて快適でした。


チップは現地ガイドのHさんに相場を聞いたら、一日一人当たり1€、二人分2€とのことなので、毎日、Thank you!と書いたメモと一緒に置いておきました。ユーロコインが足りなくて、セントをかき集めてという時もあり申し訳なかったけれど、無いよりは、と。
でも、特にチップを置かなくても問題はなさそう、とのこと。


出発は11時で時間があるので、8時半からは夫々散歩に行くことに。
夫は気になっていたというお向かいにあるカジノのある高級ホテル界隈を、私はいつも暴風の中しか歩いていなかったセントジュリアンの繁華街を夫々散策しました。




時刻となりバスに乗り飛行場へ。
飲み物は写真に釣られて注文したのですが、生クリームではなく、とても甘いメレンゲで、ちょっと失敗・・・


まだまだ時間がありピアノがあったので、「空港ピアノ」をここでもやってきました。

去年ローマでも数曲弾いたけれど、マルタ空港の反響はとても熱く見知らぬ方々から、拍手、アンコールの声もいただき、フランスに帰国するという赤ちゃん連れの女性からは「あなたはピアニスト?」と話しかけられた。
私の腕が上がった、というよりもマルタ空港という小さな島の小さな飛行場ならではの親密さのお陰かと思います。

「ピアノは趣味だけど、仕事でフルート吹いたりレッスンしたりしてます。」
というと、「まあ素敵!フルートも聞きたい!持ってないの?」
「残念ながら今回は持ってない・・」

そう。ここ数回の海外旅行では安いスクールモデルを持参し、吹いてきたのですが、今回は迷ったのだけれど、フリータイムも多く多分夜にそっと吹く時間も気力もないだろう、と判断しフルート無しの旅。実際朝から夜まで外で動き回りバタンンキューの毎日でした。

イェスタディ、ムーンリバー、とお馴染みレパートリーの後はアンコールにお応えして虹の彼方に、星に願いを、と演奏。

ピアノはヤマハで弾きやすい良い響きのピアノでした。


そして、夫にサプライズ。
実は夫はTVでやっている「空港ピアノ」のファン。
夫に右側に腰かけてもらい、ソの音だけ両手の中指で弾いてもらい、それに合わせてチョップスティックスを弾いて連弾しました。
最初はゆっくりで、徐々に「速く!」とテンポを上げて、最後は「終わるよ!」と声をかけての演奏でしたが、ちゃんとついてこられて、最後も一緒にバッチリ決めることが出来ました。
周りからも沢山の拍手をいただき、夫はとても嬉しそう。
今まで一度もピアノは触ったこともなく、いきなりの正真正銘のデビューでしたが、大成功と言っても良い。

帰国してからも、親戚友人一同に動画を送って自慢していた模様。

私的には夫孝行も出来、本当に良かった!
・・・だけではなく、ゴゾ島のレース屋さんで足りなくなって借りた借金をこれで踏み倒せないものか・・という下心があったのですが、こちらはしっかりと請求されてしまいました。チェッ!_| ̄|○。
まあ、今年はお正月早々、「旅先ではもう何もいらないから」とプレゼントをゲットしていたのでしょうがない。
動画は重くて掲載出来ない模様なので残念・・

帰途の飛行機も空いていて一列3席を2人で使えたので、窓からマルタの景色をパチリ。バイバイ、マルタ!








あっという間にドバイ。
街の灯りがゴージャス!






帰途の乗り換えは飛行場内の地下鉄に乗って移動。
とはいっても、切符を買ってというのではなく、エレベーターや歩く歩道と同様に飛行場内の移動手段としてのツールだったのでちょっと安心。
自力で行く時、地下鉄移動だったらどうしよう?と案じていたのですがこちらも案内表示に従っていけば大丈夫ね、と学ぶ。



待合室の時計はロレックス。

登場案内には日本語もありました。
行きはルネッサンスだったけれど、最後は現代。

こんな感じの経路。


眠ったり食べたりしているうちに、成田上空に。



飛行場で時間を潰してバスを待ち11時頃の帰宅となりましたが、バスもガラガラ。

ピピからは、かなりクールな態度で邪見にされてしまいましたが、まあ致し方ない。チュールでご機嫌をとってようやく思い出してくれた様子となりました。

息子が自分用の夕食に土鍋で作っておいた豪華おじや(鮭と豚肉入り)が沢山残っていたので、それを食べほっとする。

「毎朝、葉っぱの裏側にも霧を吹いて」と託した胡蝶蘭も枯れることなく大きな蕾を沢山付けていて、翌日最初の花が咲きました。

家族全員(ピピも)が健康で元気だからこその旅。
そのことに感謝です。
毎回、これが人生最後の海外、と思って行っているけれど、出来ればもう一回くらい行きたいと思います。
それを目標と励みにして、仕事と健康管理共に頑張って行くのも良い健康法なのかもしれません。

2月の設え

2025-02-03 12:18:06 | テーブルコーディネート
大きなテーブルというのも中々落ち着くので、このままでも良いかとも思ったのですが、家族3人で食べる時に、真ん中に置くオカズやお刺身に手が届かないので、元に戻して、若草色のリネンとフィレレースに。
センターピースは昨日と同じ全てマルタで買った小さな思い出雑貨。

雨季のマルタ島は、荒天になると強風と豪雨でもう何も出来ない、というリスクもありますが、今回もそういう日は到着日の14日と終日自由の17日のみで、他はみな良いお天気に恵まれました。
旅行代金も安いし、飛行機も空いていて、観光地の人出も程よい込み具合。
加えて、現地ガイドのHさんによると、オンシーズンは雨の心配はないけれど、川のない島であることもあり、草原や山肌などは、みなただの乾いた茶色の土となってしまうそうで、雨季こそ、マルタの自然は緑が溢れて美しい、と仰っていました。
まあ、今回はたまたまかもしれず、リスクはありますが、長めに滞在できるのであれば、雨季の1月は、お勧めかもしれません。

そんな話も思い出しながら、若草色のクロスを選びました。



本日は久々の本当に何もない一日。
何もない、というのはフルート・音楽関係の仕事がない、ということで、まだ2階に置きっぱなしだったトランクなど片付け、洗濯、掃除、ピピの相手、と日常の家事に追われている一日ですが、そんな日も、旅の続きのようにも感じられ楽しい。