『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

いない、いない、ば~

2020-02-09 00:06:56 | ピピ
毎日、新たな遊びを見つけるピピ。

最近は階段を使っての「いない、いない、ば~」がお気に入りです。


私がソファーでゴロンと食休みしていると、誘いに来る。

あの宝石の様な瞳で見上げられ、澄んだソプラノで一声ニャアと鳴かれてしまっては、最早、言いなりになるしかない。

「否とは言えぬ媚態あり」とは森鴎外の「舞姫」だったっけ・・

まさに、そんな感じ。

ソマリは滅多に鳴かないのですが、その鳴き声は「鈴を振ったよう」と形容される程、澄んでいて美しい。

しょうがないなあ・・と立ち上がると、ピピは喜々として階段を駆け上る。

そして、曲がったところからこちらを覗く。

私は私で、同じように顔を半分覗かせ段々と陰に隠れて、「いない、いないば~」とすると、

隠れている間にピピは間合いをそっと詰めてきていて、急に出た私にびっくりして、また階段を駆け上る・・・

・・ということの繰り返しを飽きずにやっています。

最近のヴァリエーションとしては、私の方が逃げる、というもの。

ちゃんとピピが追いかけてきてくれるのを、今度はクルっとこちらが振り返って追いかけ、ピピが逃げて・・


家の中で、こんなに動きまわるなんて、多分 、生まれて初めて。

幼い頃、息子は大人しいタイプだったので、家ではまったりしていた気がする。

・・というか、多分、私が怖くて、希望を述べられなかったのではないか、と思う・・

「おうちの中では静かに」とかも言っていたかもしれない。ごめんね。

その息子は、本日休日出勤だったのですが、予想通り、自分の家ではなく、また我が家に帰宅。

なんとなく、ピピも嬉しそう。


・・見栄を張って

「いない、いない、ば~」

と書きましたが、実は

「いにゃい、いにゃい、ば~~」

とか言いながら遊んでいます。


夫と息子の古いスーツがやたらあり、そのまま捨てるのも憚られるので、リサイクルショップに。
予想通り、値段は付かず、引き取りということでしたが、海外に送られるということを聞いて、ちょっとホットする。

その折にみつけたブルーの猫は500円。

イタリア製で、背中のカーブや、表情が可愛く、ああ、このこに会うために今日はここに来たのね、と感動。

ピピにも少し似ています。

・・じんわり増える猫関連グッズ・・・







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