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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

1月18日 女子会

2020-01-25 01:13:03 | 日常
久々にみぞれ雪もちらついた午前中。
寒い中、ワインとチーズ、レバーブルストを抱えて友人の家へと急ぐ。 
普段でしたら、こんな日は家でゴロゴロなのですが、気が合い、かつ尊敬している女友達との宴会なのだから、足取りも軽くなるというものです。 
ミュンヘン時代からのおつきあい、Sちゃんのマンションにおよばれでした。 
ドアを開けると、もうそこは、都会の隠れ家レストラン。 
ハイセンスに片づけられたワンルームには、セレクトされたお茶目な雑貨なども。 
でも数が少なく厳選されているので、その分、とてもインパクトがあり、美術館みたい。 
・・なんでもかんでも、すぐに集めたくなり、ついついごちゃごちゃと並べてしまう自分のセンスをちょっと反省。 
・・そう。やはり、物が好きなだけに、持ちすぎているのよね・・・・
その上、移り気で、趣味が定まらないので、余計に増える。 
「これが好き」 
というのが、本当にはっきりとしていて、だからこそ、それがとても部屋の主と一致していて輝いている、という印象の素敵なお部屋にしばし感動。 

春を先取りした様々なお花やキャンドルの炎に迎えられ、テーブルには御馳走が並ぶ。 
「普段は全く料理はしないんだよね。」 
と仰るけれど、そのセンスは、彼女の音楽にも通じていて、昔から、本当に美味しい。 

ちなみに、ミュンヘンで初めて一緒に二人だけで飲んだ時のデザートも最高だった。 
缶詰の桃にバニラアイス、そしてそこに上等のウィスキー。 

モエのフルボトルを開けて 
「ホテルのレストランみたいなサーブはしないよ~~」 
と言いつつ、フルートグラスになみなみ注いじゃうところも私と一緒。 
だって、一杯目なんて、すぐに飲んじゃうんだから・・・ 
その後の赤も、「香りと味のミルフィユ!?」という最高のものでした。 
もう酔っていたので写真はないけれど。 
すっかり話し込んでしまって、久々のタクシー帰宅となりました。 

お互い元気で長生きして、いっぱい飲んで食べておしゃべりしようね、と誓い合って閉会。 

最近、私が猫夢中ということでか、猫の箸置き。 
やはり猫好きだったお母様から受け継いだという箸置きは、どれも(=^・^=)ちゃんのポーズが異なってとても愛らしいものでした。 


1月17日 第94回 音楽家講座 in 田端

2020-01-25 01:10:40 | 音楽家講座・甲野善紀先生を迎えて
新たな年、新たな会場での開催。 

大盛況の内、無事終了となりました。 
甲野先生の進化は、おそらく過去最高。 
あのように速い突きを見たのは生まれて初めてです。 
また久々に拝見した杖の動きも美しく、いつまでも観ていたかったです。 

ここ数カ月の私のフルートの気付きは、みな、この杖の動きから導き出されているのだなあ、と気づいた。 
「もう、持ちたくないんですよ」 
というのが、この日の先生の一言。 
2008年頃だったか、以前もそのようなことを仰っていたことがあったけれど、今回のものは、なんというか「神業」といってもバチはあたらない気もします。 

タイ料理店での打ち上げも楽しく、あっという間に時間が過ぎました。 
甲野先生にお会いし、その技を見るだけでも、心身に爽やかな風が吹く。 
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。 
大城みほさん、大谷環さん、お世話になりました。 
忍者のIくん、夜間飛行のMさん、お世話になりました。 
お陰様で、とても良い会となりました。 
次回は、また鶴見サルビア音楽ホール。2月26日が今から待ち遠しいです。 


1月15日 異文化交流ライブ(5月31日)打ち合わせ

2020-01-25 01:09:08 | 音楽・フルート
一昨年、初めての試みで行ったジャズピアニスト飯塚由加さんとの 
「異文化交流ライブ」 
今年もやることとなりました。 
神田宮地楽器後援、協力の下に、所縁のある生徒さん達の発表会ライブ、そして私達のライブ、最後は会場にて懇親会、という楽しい企画。 
今年はさらにキーボード、ボーカルのM先生も参加し、3人での開催です。 

会場は、淡路町交差点にある宮地楽器神田店。 
5階のバレエスタジオ、アップライトピアノということもあり、懇親会も混みでチャージ料は1000円。
安ワインだけれど、アルコールもあります! 
お時間ありましたら、どうぞお越しくださいませ。 
前回はサチモスやサザンのナンバーをやらせてもらって、楽しかったです。
今年は何にしよう?と思案・・するのも楽しい。 
全員合奏は、テイクファイブでアドリブ回し。
これは生徒さん達にも喜んでいただけ、とても楽しかった。 
今年はDマイナーのブルースでやろうか?と打ち合わせ。 
飯塚さんとは30代の頃からのお付き合い。
ジャズピアノの腕も人間も最高の異分野の音楽仲間との交流、これまた楽しい。

1月13日 WAYAZ始動

2020-01-25 01:07:54 | 音楽・フルート
年末のクリスマスパーティーで会ったばかりといえば、ばかり、ですが、年が改まるとなんだか、久々な気もするWAYAZのバンド仲間。 
かれこれ15年以上にはなっているのか?もう20年近い付き合いです。 
とてもゆるいバンドなので、全く上達はしていないし、新しいレパートリーも、少しずつしか増えないし、サチモスナンバーは出来ないし・・なのですが、だからこそ、続いているおやじバンド。 
本日は渋谷のスタジオで練習&新年会。 
メンバー5人が全員揃うのは、そういえば、久々かも。 
12月半ばまでは私が忙しくて欠席、ライブハウス下見の時はベースのN君が出張で欠席、クリパはご家庭の事情でTくんが欠席・・ 
という感じ。 
そんなWAYAZですが、2月29日には池袋のライブハウスで、二年ぶりのライブをやります。 
小さな会場なので、52年卒の同期優先ということではありますが、やはり「本番」があるとなると練習も普段よりも真剣に? 
とはいっても 
「え~~っと、これはどうやるんだっけ??」 
というセリフが許される、ありがたいバンドではあります。 
・・このセリフは主に私で、なんか毎回、申し訳ない・・、 
でも練習方法や合わせ方のアイデアは仕事柄豊富に持っていることもあり、チラチラと提供。 
すぐに効果、変化があるのも、みんな素晴らしいです。 
今回の目玉は、エレキのNくんが調達してきた「ヤカン」。 
中の仕組みはよくわからないのですが、このヤカンにチューブを付けて、口で吹きながら演奏すると、ギターの音がほにゃほにゃほにゃ~っとなる面白い装置。 
映像的にはマイクスタンドにヤカンがぶら下がっている状態となります。 
Nくんはリズムボックスも持っていて、「きざむくん」という名前を付けているので、このヤカンにも何か名前を付けなきゃねえ、なんて言っていたら、ベースのNくんが 
「・・・ひずむくん?」 
全員賛成で即決定。 
でも、こんな名前を付けられたら、ぐれてしまいそう・・ 
どうせ俺は「ひずむ」だぜ! 
とか言って・・ 
私はすぐに小声で 
「ラーラーラひずむくん、ラララひずむくん♪」と「むじんくん」の替え歌でテーマソングを進呈。 
Nくんが、このひずむくんを演奏している様は中々面白く、メンバー全員の眼がそちらに向いてしまって、笑いをこらえつつなので自分の演奏がおろそかになりダレダレになる、という問題はあるにせよ、かなりの面白さでした。 

「水月」は既にWAYAZでも何度かやったので、改めてイメージと曲の成り立ちを伝えて、ギターソロの部分は「ここで、一人ごちて・・」 
これだけで、しっかり伝わり、リーダーIくんのアコギソロは素晴らしいファンタジーに。
それを彩るNくんのエレキは遠くの虫の鳴き声のような、という過去最高の出来となりました。 
新年になってからの奏法の効果も確認でき、ユーミンも歌えたしで、充実の時間。 
・・まあ、歌に関しては、・・これからにご期待いただきたい。 

行きつけのイタリアンでの宴会も、なんやかんやで、練習と同じくらいの時間、しゃべり倒していたかも。昨日に続き、楽しい新年会となりました。 


1月12日 生麦事件参考館・キリンビール工場見学

2020-01-25 00:46:49 | 旅行
高校の同窓会組織の中から自然発生的に生まれた「大江戸散歩隊」。 
様々な街を散歩して最後は宴会、という楽しい会です。 
最年長はS29年卒のH先輩、33年卒の奥様のk子さんご夫妻、最年少はH3年卒のFくん夫妻、Tくん夫妻、そして中堅どころ・・とはいっても年齢差は様々ですが、総勢10数名での生麦散歩でした。 
51卒のS先輩はベルギーからも、その貢献が表彰された、ベルギービールの専門家。
つまりビールのプロで、日本全国のビール工場見学にももちろん、行っている。 
今回は駅から徒歩でも行きやすいということで、キリンビール工場見学をアレンジしてくださいました。 
そして、せっかく生麦に行くのだから、これはもう、「生麦事件」の記念碑、そして、その資料等を展示しているところも外せない、ということで、まずは、生麦事件参考館に。 
1930年生まれ、つまり90歳になられる浅海武夫氏が館主。 
もとは、地元の酒屋さんだったのが、ある観光客から、「日本の近代化に大きな影響を与えた事件の資料館がないとは嘆かわしい。地元の恥ではないのか?」 
という長い手紙を受け取ったことがきっかけで、1976年から個人で生麦事件に関する資料を集め始め、独学で様々なことを学び・・ 
結果、貴重な研究、資料をまとめ、また日本各地で講演もされるようになった、という方。 
実際には2時間かかる、という講演を時間の関係から1時間にまとめたものをビデオで聞いたのですが、内容も、話術も面白く、あっという間の1時間でした。 
様々な名前がスラスラと出てくるだけでなく、年代もよどみない。
とんでもない、記憶力、も、おそらく、この事件への情熱の成せる技なのでしょう。 
個人の邸宅を改造されたその「参考館」には、貴重な写真や資料も沢山。 
何より、この浅海武夫氏、ご自身が素晴らしい。 
「激レアさんを連れてきた」にぜひ、出演して欲しい。 
損得抜きの個人の情熱が、ここまでの大きな仕事を成し遂げる、ということに、一番打たれました。 
サポートされている弟さんも85歳。 
まだまだお元気なお二人に会いにいくだけでも、価値があると思います。 

教科書では3行くらいで終わっていた「生麦事件」。 
その背景や、知られていない様々なエピソードにワクワクでした。 
大河ドラマにしてもかなり面白いのではないかしら・・? 

その後はキリンビール工場見学。 
麦芽を初めて食べましたが、香ばしくて、とても美味しかった。 
売店で売ってはいない、とのことで残念。 

様々な工程を経てビールになっていく様子がとてもよくわかるツアー。 
一杯のビールも沢山の人の研究、努力の仕事の集積でできているのだなあ、という当たり前のことを改めて感じました。 
もう、「とりあえずビール!」とか言っちゃいけないな、と反省。 

最後に3種類のビールを試飲。 
普通の「一番搾り」、黒ビール、プレミアム一番搾り。 
3種類なので、小さなコップに1杯ずつかな?と思っていたら、なんの、ちゃんと種類別に異なったグラスにちゃんとサーバーでサービスされて、たっぷりな量。 
プレミアムの泡がクリーミーでこの中では一番好き。 
おつまみは、ここでしか売っていないという亀田の柿の種。ビール酵母使用のチーズ味。
美味しかったです。 
これで、タダ。無料なのだから、素晴らしい。 
ガイドのお姉さんが最後にみんなの記念撮影をしてくださったのですが、 
「世界で一番おいしいビールは?」 
「一番しぼり!」 
というお約束。 
なるほど、語尾が「り」だから笑顔になるのね。 

撮影スポットもありパチリ。持っているプレートの標語は・・

NO BEER NO LIFE !

その後は敷地内にあるレストランで宴会。 
さらには、有志数人で、脚をのばして、シルクセンター前にあるお洒落なお店に。 
年齢も職業も様々な同窓生との交流は、本当にほっとできる、暖かなひと時でした。 
皆様、ありがとうございました!