里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「シジュウカラ巣立ち雛、ヤマガラの飛翔、オシドリ三人寄れば公界、かまびすしきオオヨシキリ」

2019-06-15 | 野鳥・探鳥日和
 
今はまさに野鳥の雛たちが巣立つ季節で、散策路でもシジュウカラやウグイス、エナガやヒヨドリなどの巣立ち雛を見かけたりします。

今回はその中からシジュウカラの巣立ち雛を取り上げてみました。

この仔です! 体全体にあどけなさが溢れている感じがします。

#1










巣立ったばかりで見るもの聞くもの初めてのものばかり。そんな興奮のためか頭の毛が盛り上がっているように見えます。

#2










辺りをキョロキョロ見回したりして落ち着きがありません。

#3










すぐそばには頭に小さな木っ端を乗せた親鳥が心配そうに付き添っていました。

#4










私を警戒してか、グジュグジュという警戒音を発して雛たちに注意を促しているようでした。

#5










巣立ったばかりの雛は胸の黒い模様も頼りなげで、クチバシや目の下あたりも黄色かったりして、まだまだ半人前といった趣が漂っています。

#6










ちょっと不安げな目をしてみたり・・・

#7










キリッと一丁前の目をしてみたり・・・

元気に育っていって欲しいものです。

#8










一方こちらは同じカラの仲間のヤマガラの成鳥です。

#9










その飛翔。

#10










飛びながら何かをつぶやいているようです。

  「祇園精舎の鐘の聲」

#11










  「諸行無常の響きあり」

アハハ、まさかね!

#12












こちらは散策路にある堰で時々見かけるオシドリ♂です。若い3羽で集まって女の子の話等の世間話でもしているのでしょうか?

#13










繁殖するのは北海道をはじめとする北の方ということで、今頃の季節は北大工学部の大野池なんかで幼い雛を連れたメスをよく見かけたり

したものでした。

#14










ということはこの3羽はここで何をしているのでしょう? まだ若くて繁殖期にはないのでしょうか? 完全なエクリプスという状態では

なさそうですが、それでも色づきも中途半端で銀杏羽根も立っていないようです。どういう状態のオスなのか、私にはよくわかりませんでした。

それでもオスメス一緒にいる姿も見かけたりしますので、こちらで繁殖することもあるのかも知れません。

#15












最後は今草原で一番かまびすしく鳴いているオオヨシキリです。小さな体に似合わずものすごく大きな声で「ギョギョシ、ギョギョシ」と鳴きますね。

なので別名も行々子。夏近しを感じさせてくれる鳥です。

#16




















 
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