里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

想い出の札幌 この10年の記録(第3弾)「アクロバティックなシロハラゴジュウカラ、シジュウカラの凛とした巣立ち若、森の超絶忍者キバシリ」

2020-08-01 | 心はいまも札幌原住民
 
今回は独特の止まり方をする鳥、ゴジュウカラを取り上げてみたいと思います。札幌にいるゴジュウカラは

お腹が白いシロハラゴジュウカラという種類なのかも知れません。

#1










ゴジュウカラは木の幹に逆さまに掴まって、そのまま下に降りてくることも得意なアクロバティックな御仁です。

この鳥だけができるこんな止まり方も、メッチャカッコイイと思います。

#2










もうひとつの特徴が、くちばしからしっぽの先まで一直線に近い形をしていることだと思います。この姿もこの鳥を

印象づけているのではないでしょうか。

#3










ここは秋の円山公園です。折しも1羽のゴジュウカラが木の実をくわえて何かをしていました。

#4










大好物の木の実ですが、すぐに食べようとはしていない様子。

#5










どうやら、来たるべき冬に備えて食料を備蓄しようとしているようです。冬の札幌は雪が積もって食料を探しづらくなりますから、

多くの野鳥や冬眠をしないエゾリスなんかが、こうした冬への備えをするようです。

#6










いま木の隙間に木の実を隠しました。それにしても、こうして隠した場所を記憶しているなんて、みんな賢いんですね。

いつも感心してしまいます。

#7










こちらは初夏の円山公園です。秋には木の実を食べるゴジュウカラも夏場は昆虫食がメインになるようです。

#8










虫をくわえたと思ったら・・・

#9










すぐに食べてしまいました。

#10










「夏だもん、当たり前でしょ!」

#11










一方こちらは野幌原始林です。秋の風景です。

冬、雪が積もるとここを歩き回ることは難しくなりますが、スキーを履くと道でないところもすいすい歩けるようになります。

札幌市民がノルディックスキーを履いて動きまわる姿を、スキーを持っていない私はうらやましく見ていました。

#12










このゴジュウカラは初夏の野幌原始林で撮ったものです。なにやら2羽でケンカをしているような感じでした。

下の1羽が激しく怒っているような・・・ 何があったのかはよく分かりませんでしたが。

#13










ね! 怒っていますよね。

#14










それに比べて相手の方は軽くあしらっているような感じもします。

#15










ほんとうに何があったんでしょう? 謎です!

#16










で、こちらも一体何があったんでしょう? 下のくちばしが欠けているように見えませんか? これで餌がとれるんでしょうか?

#17










普通はこんな感じですから・・・ こちらも謎です!

#18










ゴジュウカラつながりでシジュウカラの巣立ち若です。こちらも初夏の野幌原始林で出会いました。

#19










正面から見るとぷっくりかわいらしい感じがします。

#20










若者らしい精悍さも感じられますね。

#21










エイヤッ、空中浮揚!

#22










こちらは森の超絶忍者キバシリです。どこにいるか分かりますか?

#23










はい、ここにいました。

#24










木の模様によってはもう少し見やすいこともあるようです。

#25










この子とは秋の野幌原始林で出会いました。なんといってもこの湾曲したくちばしが特徴的です。もうひとつ特徴的なのが

シッポです。キツツキと同じようにシッポを幹に押しつけて身体を支えています。

#26










わりと大きそうな鳥に見えますけど、物の本によるとスズメよりも小さいそうです。私の目にはそんな風には見えませんでしたが。

#27










キバシリは真横から見た姿も美しいと思います。

#28










なので影絵風に加工してみました。

#29










有名な影絵作家の藤城清治さんには遠く及びませんでしたが・・・  (いやいや、ずいぶん恐れ多いことを言ってしまいました)

#30




















 
 
 
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