里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

想い出の札幌 この10年の記録(第4弾)「野生のエゾリスとエゾシマリス」

2020-08-12 | 心はいまも札幌原住民
 
今回取り上げるのは札幌に棲む野生のリスたちです。

まず最初は野幌原始林で出会ったエゾリスです。季節は10月の終わり、まさに秋真っ盛り。エゾリスの耳毛がずいぶん伸びています。

木の上からじっくり観察されてしまいました。

#1










こちらは10月の初め、まだ秋が深まる前の季節、2匹のエゾリスが原始林の木の上で追いかけっこをしていました。

下の忍者エゾリスはクルミをくわえています。上の子がそれを狙っているような様子。

#2










「俺にも分けてくれないかなー?」

#3










「よし、そばに行ってみよう!」

#4









「ねえ、少しくれない?」
#5











そんな会話があったかどうかはともかく、木の上をあちこち走り回って追いかけっこをしていましたが、結局くれることは

ありませんでした。

#6










最後は相手が諦めたので、やっとゆっくり食べることができました。

#7










こちらはまた別の日、10月の終わり頃の野幌原始林でエゾリスがキノコを食べていました。

#8










キノコはエゾリスの大好物です。

#9










エゾリスは冬眠しませんので、こうして秋のうちに栄養をたっぷり蓄えているんでしょうね。

#10










別の枝に移ってからも食べ続けていました。

エゾリスはしっぽをこんな風に背中に背負って座りますね。このリス独特の特徴で、こんな姿も可愛いと思います。

#11










こちらは北海道神宮の石段です。9月に撮影しました。

#12










見つけたクルミの皮(実)をむき始めました。

#13










じょうずにむいていきます。

#14










最後の一皮もむき終わりました。

#15










むき終わるとクルミの実(タネ)をくわえます。

#16










そして一目散に駆け出しました。

#17










参道の端まで来ると立ち止まって食べるようなそぶりを見せましたが・・・ そこでは食べずに、そのまま奥の藪へと

消えて行ってしまいました。

#18










こちらは6月初めの円山公園です。6月初めの札幌というと、雪が消えてからまだ2ヶ月ほどしか経っていませんので、

エゾリスもまだ冬バージョンの装いが色濃く残ってしていました。

#19










9月の円山公園で、1匹のエゾリスがクルミを見つけました。この子も北海道神宮のエゾリスと同じように

皮をむいてクルミを食べようとしていました。秋のエゾリスは冬に備えて大忙しなんです。

#20










ちなみにシッポのところに見える赤い模様はミズヒキの花です。札幌のミズヒキは房総半島のものよりもはるかに

立派でした。そのかわりマムシグサはずいぶんかわいらしいのですが・・・

#21










こちらも6月初めの円山公園です。何かを食べていたエゾリスが突然・・・

#22










「ひぇっくしょーん!」

#23










「見ーたーなー!」

#24










さて、もう一方の主人公、こちらもなんともかわいらしいエゾシマリスです。

今回登場のエゾシマリスはすべて円山公園で撮影しました。

#25










エゾシマリスはエゾリスと違って冬眠をしますし、あまり季節によって装いを変えることもありません。

#26










エゾシマリスはしっぽをだらんと伸ばしたままの姿勢が基本のようです。

#27










指をパチンと鳴らして、「しまった、家の鍵かけてくるのを忘れちゃった!」

ちなみにこれを北海道弁では、「しまった、じょっぴんかってくんの忘れちゃったべさ!」

#28










草の茎をくわえて遊んでいることもありました。

#29










リスですから当然木の上も大好きです。

#30










ときには苔むした倒木の上を猛ダッシュ!

#31










後ろ姿もユニーク!

#32










最後は猛ダッシュで逃げて行ってしまいました。

#33










今回は長丁場のブログになってしまいました。最後までご覧いただきありがとうございました。

















 
 
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