里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

春を謳歌する虫たち

2021-04-12 | 小動物・虫・魚 & more
 
暖かい陽の射す春の里山を散策中に出会った虫たちです。


トップバッターはモンシロチョウよりもちょっと小さめなツマキチョウ♂です。この蝶々も春だけにみられる貴重な

子たちです。

#1










この子の飛び方は普通の蝶々のようにひらひら飛び回る飛び方とはちょっと違って、どこか頼りなげに飛んで

いるような感じがしてしまいます。

さっそくカントウタンポポに飛んできました。止まる前から口吻を伸ばしているんですね。

#2










無心に蜜を吸っているようです。美味しいんでしょうね。 後翅裏面の草ずり模様が印象的です。

#3










春はベニシジミがよく飛ぶ季節でもあります。春型特有の色の濃い美人さんに出会いました。

#4










この個体の後翅表面には春型によく見られる青紋列が出ていますね。

#5










クロコノマチョウです。この森ではときどき見ることができます。

タテハチョウ科の蝶らしくこの子たちも疑似4本足ですね。

#6










モンシロチョウが蜜を吸いにタンポポに飛んできました。

そういえば蝶々って紫外線領域まで見ることができるんですね。紫外線が見えない人間にとっても美しく

見える花々ですが、蝶々たちにはもっともっと色鮮やかに見えていることでしょうね。うらやましい限りです。

#7










モンシロチョウによく似たスジグロシロチョウです。萌え出た葉っぱに止まってひと休み中でした。

#8










カントウタンポポに来ていたのはキタテハです。成虫で冬を越す蝶ですから翅がかなり傷んでいます。

#9










そのキタテハが吸蜜中のところにベニシジミが飛んできました。素早く翅を閉じて身構えました。

#10










同じ仲間のアカタテハです。季節柄こちらも越冬個体と思われますが、あまり翅は傷んでいないようです。

#11










前々回にも載せたビロードツリアブですが、春だけに見られる貴重な美人さんなのでもう一度載せてみました。

#12










飛んできて木の枝に止まったところです。いま美人さんと書きましたが、どうやらオスのようですね。

#13










このあたりの森ではよく見られるシャクの花にヒラタアブが飛んできました。

#14










こんな小さな花に充分な蜜があるのだろうかと心配になりますが、意外にもたくさんの虫たちが蜜を求めて

やって来ます。だいじょうぶなんでしょうね。

#15










トラマルハナバチとも出会いました。暖かそうな毛皮を纏っていますが、これが花の受粉にも役立っているようです。

#16










スミレを目指して飛んでいきました。

#17










ミツバチがタンポポの茎でひと休み。 ちょうど飛び立つところで羽ばたき始めた瞬間でした。

#18










ニホンカナヘビという名前のトカゲです。どこにでも普通にいる種類ですね。冬眠から覚めたばかりのようでした。

#19










私が子供のころは恐竜というとこんな姿をイメージしたものでしたが、今は恐竜というと温血だったとか、羽毛が

生えていたとか、カラフルだったとか、見違えるような変貌を遂げていますね。すごいことだと思います。

#20














<<おまけ>>

散歩道の途中で出会った仔ネコちゃんです。非常に残念な模様をしていますが、どこかかわいらしい

そんな感じもする子でした。

#21










ちょうど私たちの後ろから軽トラックがやって来たので、このネコちゃんは逃げて行ってしまいました。

#22










よろよろとよろけながら・・・ ずいぶん慌ててしまったようです。

#23




















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