いつものように奥の細道を散歩中に森の中に妖しげに咲く花を見つけました。
#1

最初はハナショウブかとも思いましたが、こんな森の中に園芸品種が咲いているのも不自然です。
カキツバタ? 水辺でもないこんな森の中に? それも不自然です。
不思議な美しさを漂わせている花でした。
#2

そもそも大きく垂れ下がるはずの花被片もご覧のように小さいままです。これが園芸品種のハナショウブの原種の
ノハナショウブなのでしょうか? ふとそんな考えが頭をよぎりました。
#3

花被片の根元の黄色い模様もハナショウブとは違います。
#4

ちなみにこちらがハナショウブの花です。明らかに黄色い模様が違いますね。やっぱりノハナショウブなのでしょうか?
確かなことはよく分かりませんでした。そんなことには我関せずといった風情のカエルが印象的でした。
#5

一方こちらは可愛らしい木の芽生えです。ハイドという野鳥観察用の木製の構造物の座面に生えていました。
#6

左側の芽生えの足元にタネのようなものが見えます。芽生えたばかりの双葉は緑色をしていますが、右側のように
ちょっと時間が経つとその双葉が赤く染まっていました。
#7

この若芽はすぐそばにすっくと立っているハゼの木の子供だと思われます。ハゼの木は和蝋燭の原料になるハゼの実を
実らせる植物で、この実は鳥たちにも大変人気あります。
#8

ハゼの木の葉はもう春先から数枚ほどは赤く色づいています。先ほどの赤い双葉からも推察できるように、赤くなりやすい
植物なんでしょうね。あまりはっきりとした紅葉が見られないこの辺りでは見事な紅葉を見せてくれる貴重な木だと思います。
#9

#7と同じ若芽の1週間後です。左の方は葉を広げはじめていますが、右の方の葉っぱには早くも衰えが見えはじめて
きました。昨年も同じところからこのような新芽が芽生えていましたが、いつの間にか消えてしまいました。さすがに
こんな木の隙間に芽生えても栄養が乏しいためにやがて消え去ってしまうんでしょうね。
#10

<<おまけ>>
今回のおまけは空飛ぶ(?)キョンです。太陽光パネルの柵の中に迷い込んでのんびりしていたのですが、私たちが
通りかかったので慌てて逃げ惑っているところです。顔を見るとそんなに慌てている風には見えませんが、かなり
慌てて右往左往していました。もう最近では前回載せたキジに遭遇するよりもキョンに出会う方が多くなってきた
ような気がします。先日も近所に住む飼いネコのティーナがキョンを追いかけ回している姿をかみさんが目撃した
そうです。昨今では房総半島南部に4万頭以上のキョンが生息しているとか。困ったものです。
#11

^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○
ノハナショウブ、何度も見てるうちに個性的で良いなぁ〜って。
そしてショウブの花も改めて品があるなぁ〜って。
それぞれに個性があり良いですね。
我が家の庭に今年、白いショウブの花が咲きました。
昨年まで咲いていなく夫と「どうしてだろうね」と。
よくよく考えると義母が亡くなり、私達が引っ越ししてから今までニラと間違ったら困るからと抜いていたのでは?と。
紫ではないのですが勝手に白いショウブと決めていますが正解なのか?
しろねこ仙人さんの記事を見て調べないと!と。
調べてからコメントすると良かったと反省。
白いショウブありました!
白い色は別の名前かも?と一寸だけ思いましたがいろんな色があるのがショウブの人気らしいですね。
お陰様で一寸だけ利口になりました。
水分を好むとの事ですので明日から気をつけますね。(とりあえずは今までお水をあげていたので良かったです)
色々と考察してくださりありがとうございます。
でもひとつだけ気になったことが・・・
今元店長さんがお話しているのはアヤメ科のハナショウブのことだと思います。
ショウブといってしまうとサトイモ科の植物になってしまいます。端午の節句の
時にお風呂に入れて菖蒲湯にするあの香り高い草です。
ちょっと気になりましたので、あえて書いてみました。
庭にハナショウブが咲いていると心豊かに過ごせますよね。大事に育ててください。
本当に花の同定は難しい。特に野生化したものはさらに難しいです。
よその土地から鳥たちが運んでくるのでしょうか?
なるほど、さなえさんはそう考えましたか? 根拠が書かれていませんので
なぜそう考えたかがよく分かりませんが、確かにその可能性もゼロではないと
思います。
私はあまり同定という厳密な区分けまでするつもりはありませんので、こんな
ゆる〜い見方でいいのかなと思っています。
色々調べていただいてありがとうございました。
森の中のハナショウブも素敵ですね♪
ちょっと謎めいていると、よけい綺麗に見えてきたりします・・・
花びらにくっついてひと休みしているカエルくんがいい感じですね~(^^♪
赤く色づいたハゼの木の葉っぱがとっても綺麗ですね。
木の構造物の隙間から生えてきた木の葉、まだ小さいのに
紅葉するんですね。時を経ずして消えていくのは寂しいですが。。。
植物が種から芽を出して、自分で育っていくのは大変でしょうね。
おまけのキョンは本当に空を飛んでいますね~~~
さすがです!
それにしてもキョンが大繁殖というのは困ったものですね。
こちらの方でもシカが随分殖えているらしいんですが、
冬は寒さが厳しい(この冬は特に寒かったような・・・)ので
生き残れないシカも多いのではと思います。
気候の好い房総半島はキョンにも快適な場所なんでしょうね。
対策を考えるのも大変そうですね!
珍しいお花や可愛らしい葉っぱも、たくさん楽しませていただきました♪♪♪
はい!アヤメ科の花菖蒲です。
形がシュッとしてスマートな♪
いろんな形があるなぁ〜って再確認でした。
今回のはチューリップで最後にそのような咲き方で終わるチューリップもありますね。☺
新婚当時遠藤の家族と月寒辺りの菖蒲園に行った事も思い出しました。ありがとうございました☺
森の中に謎めいて妖しげに咲く花、そんな雰囲気も感じられますね。
その辺りが美というものの根源なのかもしれません。
花びらにくっついて一休みしているカエルくん、蛇からの襲撃を恐れて
こんなところに身を寄せているんでしょうね。よく見る光景だと
思います。
ハゼの木は紅葉が美しい木ですが、こんなに小さな時から紅葉を見せて
くれるんですね。それだけ赤くなりやすい木なのかもしれません。
面白いことだと思います。
今回はキョンの素早い動きをうまく写し止められましたね。いつもカメラのトップ
設定はシャッター速度優先にして、しかも高速撮影できるようにしていて、
今回のような場面を撮り逃さないようにしています。
キョンの駆除も大変そうですが、なかなか繁殖のスピードに追いつけないで
いるようです。駆除した肉をジビエとして活用すれば駆除も進むのではという
意見もありますが、ジビエ料理が人気になると今度はこっそりキョンを育てる
人が出てきたりして、本当の駆除にはつながらないということになってしまう
そうです。一筋縄ではいかない難しさがあるようです。
アヤメ科のハナショウブは園芸品種だけあっていろんな花色が作られていますね。
見ていて心安らぐ美しさですよね。
月寒には菖蒲園がありますか? 近くに花咲く施設があるのは素敵ですね。
北大植物園でもたくさんの花や木を見ることができますので、お孫さんたちと
一緒に訪れてみるのも楽しいかと思います。
月寒の菖蒲園ですが
「八紘学園 北海道農業専門学校 花菖蒲園」
の様ですよ。
私も40年以上前の事でお陰様で初めて知りました。
敷地内に日本有数の菖蒲園が!と書かれていました。
毎年7月だけ開放されているらしいです。(今年は都合で取り止めらしい)
当時行った時は程良く賑わっていましたよ。