東野圭吾作品の新刊文庫。
ホテルを舞台にしたホテルのフロントクラークの女性と、
警視庁の刑事が主役のお話。
続編も翌月発売予定で(現時点では既に発売&購入済み)
「新たなヒロイン&ヒーロー誕生」と
シリーズ化の予感もするので購入してみました。
殺人事件の推理の展開もテンポ良く楽しめましたが、
それ以上に印象に残ったのがホテルの内部事情について。
私は高級ホテルに泊まるのが好きで
これまでにも何度か泊まってきましたが、
去年マンダリンに泊まった時に起きた出来事を思い出すエピソードがありました。
作品の中では、ホテルの備品(バスローブ)の泥棒が、
ホテル同士のネットワークでブラックリスト入りしていて、
チェックアウトのときにまた盗んだんじゃないかと疑われる場面があったのですが、
私もマンダリンでパジャマを盗んだと疑われたので、
もしかしてブラックリスト入りしてたりすると気になりました。
確認の仕方も「お客様のお荷物に当ホテルの備品が紛れ込んだ可能性がある」
という対応が作品と共通してたし。。。
まあ100%濡れ衣なので、警戒されようが関係ありませんけど
と、結構身近な業界の話なので、いつも以上に楽しめるお話でした。
早速今日から続編を読み始めたので読了後にまた記事をアップします
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マスカレード・ホテル (集英社文庫) | |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
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