Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

読書報告・その10:神々の山嶺

2007-11-22 12:10:00 | 読書報告

夢枕獏の山岳小説神々の山嶺を読みました。 これまで山岳小説といえば新田次郎作品しか読んだことがなかったのですが、偶然見つけた山岳小説をリストアップしたサイトでこの作品がオススメに上がっていたので読んでみることにしました。

新田次郎とはまた違った語り口(新田次郎が自然の視点で自然と人間の対峙を描く、という印象だったのに対し、夢枕獏は人間の視点で自然と人間の対峙を描く、という感じでした。)で、しかも1990年代の設定なので、より身近に感じられてリアリティーがありました。

ヒマラヤ登山史の鍵を握るマロリーのカメラを中心に、山と人間の対峙、人間同士の対峙を描いていて、なかなか読み応えのある作品でした。



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2 コメント

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Unknown (株なでしこ)
2008-09-06 20:36:19
はじめまして、私もやっと読むことができました。
登山小説は初めてでしたが、とっても面白く読むことが出来ました。
登山小説を読み漁って行きたくなっちゃいました。
またお勧めの本があったら紹介して下さい。
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>株なでしこ様 (plazademontes)
2008-09-08 08:58:45
コメントどうもありがとうございます!

女性の方とお見受けしますが、女性が主人公の新田次郎の「銀嶺の人」や「縦走路」が面白いと思います。

また、来年映画が公開予定の「剱岳<点の記>」もなかなか読み応えのある作品なのでオススメです。

もし良かったら是非読んでみてください
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