【DATA】
2008年6月6日 @赤坂ACTシアター(1階席J列32番)
音楽: 振付: ストーリー:
珠玉の一曲:Firedance(情熱のフラメンコ)
購入グッズ:なし(画像は公式サイトから拝借)
【COMMENTS】
2度目のRverdanceをリニューアルオープンした赤坂ACTシアターで見てきました
前回の赤坂ACTシアターこけら落とし公演の祝祭音楽劇トゥーランドットでは2階席でしたが、今回は1階席。しかも前から2ブロック目の2列目で、キャストの表情がはっきりと肉眼で見れる距離で、目線の高さもちょうどステージ上のキャストと目が合うくらいで素晴らしい座席でした
<振付>
とにかくあの動きはスゴイの一言 上半身固定で、下半身だけがありえない早業の足裁きで軽快なタップ音を響き渡らせます。初めて見たときは、上半身に動きがなかったのでちょっと物足りなく思いましたが(いつもブロードウェイ・ミュージカルの全身を使ったパフォーマンスを見ていたので)、アイリッシュ・ダンスがどういうものかを知ってから見ると、その超絶技巧にただただ圧倒されます。
特にすごかったのは男性プリンシパルです。指でもできそうにないほど高速の足裁きのダンスを、涼しい顔して踊ります。でもよく見ると、1曲踊るごとに肩で息をして、額も汗をたくさんかいていて、やっぱりあれで疲れないわけがないよね、と思いました。所々気合の雄たけびを上げたり、仲間のダンサーを鼓舞するような仕草が見られて、舞台上のスターというよりもとても現実の人間的な面が見られてぐっと距離感が縮まりました。
女性プリンシパルも負けていません。長い髪をなびかせながら颯爽と登場して、軽やかなステップを披露します。踊りとしては、男性をかしづかせる女王様キャラ的振付が多かった(実際に女神を演じる場面があったり。)のが、同じ女性として小気味よかったです
第2幕のNYで繰り広げられる黒人VS白人のタップバトル(Trading Taps)も圧巻でした 黒人2人のおちゃらけぶりも楽しめましたが、あのタップはものすごかったです。白人はアイリッシュダンス的タップを、黒人はジャズ的タップを披露して、ジャンルの違う2組が対立する中で最後には同調して全員で同じタップを踏むというストーリーは見ていてとても楽しかったです
ロシアンダンスも圧巻で、サーカスを見ているかのような気分になりました。バレエのようなしなやかな動きをするかと思ったらアクロバティックなダンスが飛び出したりと、見ていて飽きない構成です。フィナーレでは全員一緒になってアイリッシュダンスを披露するのもよかったですね
情熱のフラメンコも相変わらずの迫力です。静かに、でも激しく燃える情熱の炎という感じ。大人の魅力満載です
Riverdanceのすごいところは、ダンサー以外も踊っちゃうところ。シンガー達もステップを踏んだり、ミュージシャンも音楽を演奏しながら踊っていて素晴らしかったです
<音楽>
尺八に似た縦笛が幻想的なメロディを奏で、バグパイプに似たイーリアン・パイプが牧歌的雰囲気を醸し出し、陽気なフィドラーが軽やかにバイオリンを演奏して、音楽だけを見てもすごく充実した舞台になっています。
アイリッシュダンスはやはり相当体力を使うらしく、全体的にダンス、歌、音楽が交互に繰り広げられる構成で、音楽だけで観客を魅せる場面が多かったです。
身長が低くて、ちょっとぽっちゃり体型の男性がバイオリンを弾いていましたが、ノリノリで踊りながら弾いていてとてもコミカル(もといチャーミング)でした。腕は一流で、ハカセタロウも真っ青(?)な演奏を軽々と披露していました。
パーカッションの男性も、一人で何種類もの楽器を担当して、一度に複数の楽器を演奏しなければならない部分もあり、見ていてものすごく大変そうでしたがその分迫力ある生演奏を楽しむことができて大満足 ステージとの距離も近かったので、身体に音楽が響いてくる感覚で、とても気持ちよかったです。
シンガー達の美しい歌声も素晴らしかったです。寝不足だったため、所々意識が奪われそうになりましたが(苦笑)美しいハーモニーに心が癒されました。黒人ソロシンガーの歌声も力強く、迫力があって素晴らしかったです
<その他>
今回は嬉しいキャンペーンをやっていて、劇場でもらう応募用紙でなんと4泊6日のアイルランド旅行が2組4名様に当たるとのこと 張り切って応募してきました
どうか当たりますように・・・
アイルランド当たりますように!
かなり倍率高そうですが当たりますように
マネしたくてもできないレベルだよね~