【DATA】
2010年5月19日 @オーチャードホール(S席:12,600円)
音楽: 振付: ストーリー:
珠玉の一曲: And I Am Telling You I'm Not Going
購入グッズ:なし
公式サイト:http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/10_dreamgirls/index.html
座席:1階2列12番(左ブロック右端前から2列目)
【STORY】
歌手になることを夢見て活動を続けていたディーナ・ジョーンズ、ローレル・ロビンソン、エフィー・ホワイトの3人グループ「ドリーメッツ」は、ある日野心を秘めたエージェントのカーティス・テイラー・ジュニアに見いだされる。ソウルをロック界の大物シンガーであるジェームズ・“サンダー”・アーリー(ジミー)のバックコーラスに抜擢され、キャリアを積み上げていく3人。しかし、彼女たちのデビューが決定した時、それまで歌の実力でリードを務めていたエフィーではなく、美しいディーナがグループのスターとなり、そこから彼女達の人生そして歌手としての運命は変わり始める・・・。
【COMMENTS】
映画版でおなじみドリームガールズの来日公演初日に行ってきました
映画版は是非見たいと思っていて、WOWOWで予約をしておいたらなんと録画に失敗してしまい(ケーブルテレビから予約しなきゃいけないのに直接ビデオで番組予約してしまった)見そびれたので、予備知識なしで臨みました
まずは備忘のために・・・開演前のお食事を近くのフレッシュネスで取りましたが、1階の禁煙席は座席数が少なくてほぼ満席だったので、次からは空いてそうだったセガフレードにしようかと思いました 文化村内のイ・パニーニは前回試したけどあんまり美味しくなかったし。。。
さて本編です。まずはチケット取得編。TBSオンラインチケットで会員登録をしていてそこから優先予約の案内が届きました。予約開始時に間に合わず、アクセスしたら既に良席は埋まってたんですが(既に10列目以降しか残ってなかった)、しばらく時間が経ったら誰かが確保だけしていて結局予約をしなかったらしく、結果的には前から2列目という素晴らしい座席をゲットできました
会場は久しぶりの文化村オーチャードホール。3階席までびっちり埋まってほぼ満席のようでした。観客層は老若男女さまざまで、普段私が見に行くミュージカルの観客より高齢層が目立ちました。
19時開演ですが、まあ初日だし絶対定時に始まることはなく、約10分押しでスタート。まず目を引くのは巨大なLEDパネル。開演前はただの格子状のフェンスのように見えたのですが実はLEDパネルになっていて、色鮮やかな映像&視覚効果が次々と映し出され、今まで見たなかで一番最先端の演出になってました。あれはすごすぎる
キャストは皆、2009年11月にアポロシアターで開幕したときからのオリジナルキャストということで、アンサンブルキャストからしてものすごい歌唱力&ダンス力です。
ドリーメッツのアポロシアターでのコンテスト風景から始まりますが、舞台を実際にアポロシアターに見立て、各キャストが観客(審査員?)に対して様々なアピールをしていくのですが、舞台裏とステージ上のシーンが早替えで行ったり来たりして表現されていて、なかなか面白い演出でした。
3曲目の「Takin' the Long Way Home」を歌うTiny Joe Dixonは、登場した瞬間から結構アイコンタクトをしてきて、最前列で本物のライブパフォーマンスを見ているかのような気分になりましたが、最後になんと投げキッスまでしてくれました こういうの、大概は自意識過剰で実は他の人に向かってしてるんだよと思われることが多いですが、今回は近くの最前列が親子連れとかミドルエイジなカップルだったので、間違いなく私宛てでした 生まれて初めて男の人に(いや、もちろん女の人からもありませんが)投げキッスされちゃった(笑)
ガールズ3人はそれぞれ個性的で歌唱力も抜群でしたが、やっぱり一番存在感があったのはエフィーでした。ほぼ主役です。映画版は見てませんが、もしミュージカルと同じなら、あれだけ存在感抜群の役柄じゃジェニファー・ハドソンが助演女優賞を取るのも当然かなという気がしました。むしろ主演女優で勝負した方がフェアじゃないのか?と思えるくらいエフィーが輝きまくってました。(因みにジェニファー・ハドソンと言えば、先日ご紹介したロッドのCDでロッドとデュエットしてましたさすがソウル)
劇中一番印象に残った曲は、ドリームズをクビになって、カーティスにも捨てられたエフィーが「絶対別れないから」と痛烈な恨み節を炸裂するAnd I Am Telling You I'm Not Goingでした。ものすごいド迫力で(胸の谷間もド迫力だった・笑)鳥肌立ちまくりでした。同行者のれんとんさんのリサーチによると、この日のエフィー役は代役でパトリス・コヴィントンさんが演じたそうですが、公式初日レポは正キャストのモヤ・アンジェラさんが出たことになってます。キャスト表の写真を見るとパトリスさんぽかったですが・・・いずれにせよ、歌唱力は問題なしでした
劇中で一番印象に残ったキャラは、なんといってもジミー・アーリーでした 根っからのエンターティナーという感じで、「ジミーに拍手」とか日本語でセリフを披露したり、超絶なダンステクを披露したり、素晴らしかったです 上記And I Am Telling You I'm Not Goingと同じくらい、ジミーが歌ったラップ「The Rap」は印象的でした。「Jimmy Jimmy Jimmy Jimmy Jimmy's Got SOUL」ワオ
正直、こんなに素晴らしいステージだとは思いませんでした。こんなにすごいなら、もう一日分チケット取っておくんだった~ 一応当日券も出てるようですが、やっぱり前から2列目という至近距離でのド迫力を味わってしまったら、売れ残りの遠くの座席じゃ物足りなくなると思うので躊躇してしまいます。 しかもオール黒人キャストで(厳密に言うと、一瞬だけ白人も登場します)前から2列目でもキャストの顔の見分けがつかなかったので、座席が遠くなったらもっと分からなくなりそう・・・
ということで、是非来年も来日公演をしてくれますように・・・
<オマケ>
ライオン協賛だったので、こんなお土産つきでした
彼のパフォーマンスをお褒めくださり、ありがとうございます。とっても嬉しいです。
本人に頼まれ、日本のみなさんの感想を探しています。
彼自身、とても日本が気に入ったようでした。
もし、mixiなどされていましたら、彼のofficialコミュニティーを管理しますのでご参加ください。
突然失礼いたしました。
ジミー役の役者さんのご友人なのですね!彼の演技&キャラクターはとてもステキでした☆
是非また日本で彼の演技を拝見したいです♪♪