イベント報告・その48：TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-（補足）

初日のライブ後に速報を載せたTMのライブですが、
ネタばれを考慮して内容を詳しく記載しなかったので、
このたびWOWOWでおさらいをしたので備忘を兼ねて詳細レポを載せます

セットリストは公式FBに掲載されています。
WOWOWの放送は初日7/20の分でしたが、
21日のセットリストからの補充と、FC会報からの情報に加え、
WOWOWでカットされたシーンも載せておきます。

1.Opening
1950年代のアメリカ。TM次世代の潜伏者（IP-Type04）3人が登場。

2.Children of the New Century
WOWOWではカットされていました。
WOWOWでは途中の「クリストファー」のイントロ部分からでした。
プレスリーみたいなサングラスをかけた小室さんに続いて木根さんが登場。

3.IGNITION, SEQUENCE, START
ウツは登場せず、サビの部分のサンプリングだけで引っ張ります。

4.TK Solo
ここはWOWOWでも放送されました。

5.BEYOND THE TIME
イントロが始まった途端に会場は大歓声
今度こそ登場するでしょう、という会場の期待に応え、ウツが登場
でもほかの二人がタイムマシン（トレイン）から登場したのに対し、
ウツは予想を裏切るステージ中央の奈落からせりあがっての登場でした
動きは普段より少なく、声量も間違いなく落ちていますが、
病み上がりということを考慮すれば奇跡にも思える力強い歌声でした

6.human system
最初は直立不動に近かったウツですが、自然に体が動き出します。

7.Here,There & Everywhere
これはWOWOWではカットです。

潜伏者が銃で撃たれる寸劇の後、
（会場ではどこから誰に撃たれたのかよくわかりませんでしたが、
正解は草むらに隠れていたスナイパーに撃たれた、でした。）
ウツの「We hope Green days」というセリフから、
8.Green days 2013
車いすのおばあさんと、そばに付き添うおじいさん、
そしておばあさんの車いすを押す警察官の3人が登場。
おばあさんは認知症？途中でおじいさんが花を摘んでプレゼントします。
最後にパスポートチェックをしてたのはツアーグッズの「永遠のパスポート」？

9.CAROL組曲
モブキャロルはWOWOWではカットされるかな？と思いましたが、
最初の2曲だけ放送されていました。
モブキャストたちによる英語でのCAROL組曲。
女の子はキャロルの娘という設定だそうで。
モブキャストに椅子をすすめられてヘラルド・トリビューンを読んでいた木根さんが、
少女を見つけた途端いわくありげにじっと見つめていました。

10.Just One Victory
ちょっと前から椅子に座ってウツも登場していましたが、
ようやくウツのボーカル入りで聴けたのがこのJust One Victoryでした。

You can Danceのイントロに合わせて
ステージ上の樹木が左右に分かれて、後方からダイナーが登場。
モブキャストがお客やウェイトレスに扮する中、
バンドメンバー（Ruy,松尾和博,葛G）が登場。

Jam Sessionとして、木根さんのブルースハープと
葛Gのギターがバトル。これは超かっこよかった
ウツはビールを飲んでましたが、きっとノンアルコールに違いない・・・
途中で葛Gにも飲ませてました(笑)

11.一途な恋
リーダーが「今までライブで披露したことのない曲を」と公言していて、
絶対これだろうとFANKSが予想していた通り、
息継ぎがなくてウツが死んじゃう恐れのある(笑)一途な恋を初披露
息継ぎは木根さんと交互にうたうことでカバー。
（「毎日のリズム/たち動き出してる」で分けてた様子。）
これはワンコーラスだけで終了。

12.DIVE INTO YOUR BODY
これも「Baby熱い体」からスタートしたので、この辺はメドレー的扱いのようです。
段々ウツの行動範囲が広くなって、さらに腰振りなんかも披露してくれました

13.COME ON EVERYBODY
ウツの投げキッスからスタート

14.Come on Let's Dance
途中でこちらに変化。前回の「Come on Let's Everybody」と同じパターンです。
こちらではウツがジャンプしたり華麗なステップを披露。
後ろでキャロルの子供がドリンクを飲んでいました。
サビだけ披露した後はまたCOME ON EVERYBODYに戻ります。

15.Be Together
イントロで「Give me all of your heart」のタイミングのところで
ウツが「ただいまでーす」と一言。大歓声が上がります。
（2日目は「みんなに会えて嬉しいです」だそうです。）
ウツ＆キネのシンクロターンもばっちり決まりました

16.GET WILD
TKが何やらマウス操作をしていました。
'89のイントロから始まって、オリジナルのピアノイントロが入る2013年Ver.

17.Dawn Valley
WOWOWではカット。ここで爆発が起きて、

18.RESISTANCE
ダイナーが再びせり出しての演奏。
2日目はここが「I am」に変更されました。

19.Love Train
ラブトレイン＝タイムマシン的扱い。

20.Ending（Fool On The Planet）
イントロだけ。ウツ、木根さん、小室さんの巡にラブトレインに乗って、
汽笛が鳴って扉が閉まって、
「To be continued」「This is TM NETWORK」で終了。

当日はもういろんな意味でウツに目が釘づけでしたが、
今回映像で冷静になっていろんなところを見てみたら、
木根さんのサングラスがとても近未来っぽいデザインだったり、
リーダーのキーボードの脇にツアーアイテムのHELLOタオルが広げてあったり、
ライティングは相変わらず秀逸だったし（基本はMの形になって3連になってたり）、
モブキャストたちもいろんなところで活躍してたりと、
見どころたっぷりのステージでした。

FC会報に寄せられたウツのメッセージによると、
「正直に言うと、退院したばかりの頃は、7月までにどこまで回復するか、予想できなかった。
（中略）
痛いか痛くないかでいうと、もちろん痛かったけど（今も痛いけど）
（中略）
TMのコンサートが近づくに連れて、生活サイクルはあえて手術前に戻しました。
夜型にね。なぜかというと、コンサートの開演時刻に体や心のピークを持って行くため。
（中略）
いろいろあったけど、こうしてTMのコンサートが終わって、
「完全復活」と思ってくれていたら、それはそれですごく嬉しいことなんだけど…。
僕の中では、今僕ができることの100％以上のことをやったとも思ってるけど…。」
とのことで、本当にウツありがとうの一言に尽きます

来年の30周年本番までゆっくり休んでいてもらいたいと思っていましたが、
来週にはU_WAVEのツアーが始まるので
しっかり見届けてきたいと思います。
でもくれぐれも無理しないでください

＜オマケ＞

WOWOWの宣伝動画。