音楽報告・その２：The Great American Song Book/ロッド・スチュワート

私の大好きなロッド・スチュワートの新アルバムThe Great American Song Book Volume III が発売されました！タイトルのとおり、シリーズ３作目の作品となります。このシリーズは、ロッドがアメリカのスタンダード・ナンバー（＝ジャズ）を歌うというものです。これまでの３作で、有名なMy Favorite Thingsや最近車のCMでおなじみのSmile、ビートルズの'Till There Was Youなどを歌ってきています。今作ではルイ・アームストロングのWhat A Wonderful Worldを歌っています。ジャズファンに言わせれば、ジャズではなくロッド節になっているんだそうですが、他人の曲を自分テイストの歌に仕上げてしまうところが、カバーの天才ロッドならではのことだと思います。例えば、エルトン・ジョンのYour SongやストーンズのRuby Tuesdayは、オリジナルと聞き比べましたが、やはりロッドが歌うと自分のものに仕上げてしまいます。因みに私は原曲よりもロッドバージョンの方が断然好きです。スキャンダラスな私生活を送っているロッドですが、歌い手としての実力は本物です。