京都事務所旅行＜１日目・前半＞

毎年恒例の事務所旅行　去年は２泊３日で北京でしたが、今年は１泊２日で京都に行きました。

品川から新型ののぞみN700に乗り込んで（さすが最新車両だけあってキレイだし広々として快適でした）10：30に京都駅に到着。

まずは宿泊先のウェスティン都ホテル京都（ウェブサイト）で荷物を預けて身軽になってから、徒歩で10分ほどの場所にある南禅寺へ。この時点で雨が降り出したので、行きがけに買っておいたビニール傘（２日目に晴れたらホテルに捨てようと思って買いました。結果、目論見通りになりました）が早速活躍しました。

南禅寺手前にガイドブックで目をつけていたうつわやあ花音（ウェブサイト）という器屋さんがあってちょっとのぞいてみましたが、一点物でかなりお高いものばかりだったので何も買わずにそのままお寺に直行しました

 

南禅寺に到着

 

こちらが「そうだ、京都行こう」のポスターでおなじみの三門。

 

拝観料500円を払って門の上に上がりました。

 

こちらが門の上からの風景。
歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな」と大見得を切る有名な舞台ですが
絶景と呼べるような風景ではありませんでした　季節が悪かったのかな？

 

あいにくの雨でしたが、美しい新緑に心が癒されました

 

昔ながらの急な段差の階段です。 

三門を見学した後は、映画やドラマのロケでおなじみという水路閣に向かいました。

 

ローマの水道橋をモデルに造られたという水路閣。

 

ちょっと幻想的な風景が味わえます。

 

新緑と古ぼけた赤レンガに包まれた空間で、しばし記念撮影タイム
十分堪能してから南禅寺を後にします。

 

コチラは明治時代に造られたインクライン。
京都から琵琶湖まで船を輸送するために使われたものですが
今は遊歩道になっています。桜の名所としてもおなじみ。 

最寄り駅の地下鉄東西線の蹴上（けあげ）から約10分の椥辻（なぎつじ）で下りて、お目当ての牛・キムラ（ウェブサイト）へ。某旅番組で「今女優に大人気」と紹介されていた牛ハリハリ鍋がとても美味しそうだったので、わざわざ予約して行っちゃいました。駅を出て少々道に迷いましたが（反対方向に歩いてしまいました）無事お店に到着

 

牛ハリハリ鍋セット＠1,800円
牛ハリハリ鍋の他、御飯、漬物、おかず３品がついて来ます。

 

早速お肉とたっぷりの水菜を投入
生卵を絡ませて一口頬張ると・・・まぁ美味しい
キレイなサシの入ったお肉はジューシーで、肉の旨みもたっぷり。
シャキシャキの水菜とやわらかいお肉の食感のコントラストも申し分ありません
シメのおうどんもお肉の旨みをたっぷり吸っていてこれまた美味でした。
こんなに美味しいのに1,800円なんて、東京じゃまずありえませんね。
予約して来たかいがありました 

お腹を満たした後は、京都御所に向かいます。参拝には事前予約が必要で、旅行の前にオンラインで予約しておきました。本当は標準の60分コースがよかったのですが、既に定員オーバーで、団体向けの35分の短縮コースを申し込みました。15時開始で14：45集合だったのですが、敷地が広すぎて15時ギリギリに到着してしまいました　参加者全員の住所・氏名は既に登録済みですが、代表者は身分証明書が必要とのことで、保険証を用意していったのですが、参観申込証明書を見せるだけで中に入れました。

拡声器を持った係員の後について京都御所参観ツアーの開始です。

 

御車寄（おくるまよせ）

 

諸大夫の間
虎の間、鶴の間、桜の間の三室からなる控えの間。

 

新御車寄
こちらは新しいのでガラス窓張りになっています。

 

月華門と、奥に見えるのが日華門

 

あざやかな朱塗りが雅の世界にピッタリです

 

屋根瓦には菊の御紋が。

 

紫宸殿
重要な儀式を行う最も格式の高い正殿。
京都旅行の予習に読んでおいたあさきゆめみしにも登場してました。
（因みに今回のたびのテーマは「源氏物語千年紀の旅」です）

 

お雛様と同じく右手には左近の桜

 

左手には右近の橘が植えられています。

 

欅橋（けやきばし）

 

御池庭（おいけにわ）

 

小御所と蹴鞠の庭

参観ツアー中、ずっと皇宮警察の係員がついてきて、勝手に建物の中に入り込んだり悪さをしないか見張られました。人の少ない状態で写真を撮りたかったので、最後尾でゆっくり歩いていたら、「次のツアーが来るので早くしてください」と怒られてしまいました

 

参観ツアーが終わってから、御所を南側から回って東へ向かいます。
ものすごく広大な敷地で、地元の方にはワンコの散歩コースになっているようです。
御所の壁に近寄りすぎるとけたたましい警報が鳴り響いて、
「貴重な文化遺産です。大事にしましょう。」みたいなアナウンスが流れていました。

 

健礼門

 

次は御所を出てすぐの梨木神社に向かいました。

 

ここの染井の水は京都三名水の一つだそうで、
地元の方が大きなペットボトルを持って汲みに来ていました。

 

途中で前を通りかかった廬山寺（ろざんじ）
紫式部の曽祖父の邸宅で、源氏物語の一部がここで執筆されたそうです。

京都事務所旅行＜１日目・後半＞に続く