Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

グルメ報告・その436:エキュレ(前編)

2010-07-31 11:27:09 | グルメ報告

毎年恒例の高級打ち上げ案件(去年はコチラ)で、
今年は7月29日に(←再訪時用の備忘)
西麻布に美食の王様来栖けい氏がこんな意気込みをもって
オープンしたレストランエキュレに行ってきました

場所は六本木通りに面した
ニューシティ・レジデンス西麻布ツインタワーⅡの地下1階。

最大6人まで個室利用可能(個室料+1万円かかりますが)で
ちょうど6人だったので個室を予約していったのですが、
当日電話がかかってきて、今日は他にお客さんがおらず
貸切状態なので、メインダイニングにしてもいいし、
個室にしても個室料なしでご利用いただけますとのことでした。
メインダイニングはソファー席で、座席間隔はゆったりめ。
個室はテーブル&椅子席ですが、
6人利用だとかなり密着した感じになるとのこと。
誰もいないならメインダイニングで良いかと思い、
予約を変更して現地に向かいました。

職場からタクシー2台に分かれてお店に向かいましたが、
後発隊の方が先に到着してしまい、
お店の前で先発隊の到着を待っていると、
カップル1組がお店に入って行きました。

貸切状態ではなくなってしまったので、
それではやっぱり個室にしてもらおうかと相談しながら
全員揃ったところでお店に入ると、
来栖けい氏自らがお出迎えしてくださって、
他にお客さんが入ったので個室をご用意してます、
と一番奥の個室まで案内してくれました。


MAX収容6人の個室。
かなりスペースが狭く、サーブする時にたまに
体にぶつかられたりしましたが、まあ仕方ないでしょう。


テーブルセット。
ガラス製品は「スガハラガラス」だそうです。


パン用の木製プレートはエキュレのロゴマーク入り。
このマーク、魚を模したものでしょうか?

このお店のディナーメニューは2種類。
詳しくはこちらを参照していただきたいのですが、
端的に言うと、シェフが作ったお料理だけの12,000円のコースと、
これに来栖氏セレクトの5種類のパンと
6種類のスウィーツプレート、さらに
最高級コーヒー「グランクリュ カフェ」がついた16,000円のコース。

エキュレはシェフが1年交代で、
今年はあの3つ星レストランカンテサンスのスーシェフだった
後藤祐輔氏(帰りに挨拶してくれましたが美形でした)が
担当しているので、シェフのお料理だけでも満足できるでしょうが、
やっぱり来栖氏セレクトメニューを頼まないと
このお店を利用する意味はないのではないかと思います。
ということで当然のごとく16,000円のコースをオーダーしていました。


お食事前にまずは食前酒で乾杯
アルコーラーの皆さんはシャンパンでしたが、
ノンアルコーラーの私の選択肢は2つ。
柚子ジュース又はエルダーフラワーのエキスを
炭酸水(炭酸苦手なのでガスなしに変更)で割ったものかのチョイスでした。
かなり悩みましたがエルダーフラワーを選択。
マスカットのようなすっきりした甘さのドリンクで美味でした

 

生活の木 コーディアル エルダーフラワー
生活の木
生活の木

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このとおり、Amazonでも手に入るのでお取り寄せしてみようかな。。。
風邪や花粉症にも効くらしいです。

  

この日のメニューは下記の通り。


左側のページがシェフが手掛けるメニューで、


右側が来栖氏セレクションになります。

苦手な食材は予約時に伝えてありましたが、
メニューを見てからさらに苦手なものがないかどうか確認。

いつものように「生の魚介類」が苦手と伝えておいたら、
来栖氏自らメニューを説明する際に、
エゾ鮑とホタテが若干火を通してあるものの
ちょっと生に近いけど平気かと確認されました。
鮑とホタテはなぜか私の好物に含まれているので問題なしでしたが、
ノーマークのしっかり加熱したウニの方が問題ありで、
これだけメニューを変更してもらうことになりました。

ということで、いよいよ待ちに待ったお食事のスタートです


カリッとした脂
~リエット~

1品目は、リエットをパリパリしたパート・フィロ?で挟んだもの。
薄くてパリパリの食感と、リエットの滑らかさが好対照
手でつまんでペロッと平らげます。


じゃがバター
~新じゃが・アボカド~

左側は、カリカリにしたジャガイモをまぶしてコロッケに見立てた
畑のバター=アボカドとマッシュポテトを揚げたもの。
右側はアボカド入りのトマトのジュレとビシソワーズの二層仕立て。


真上から見た図。
アツアツのコロッケは、中身がトロっとして美味
カリカリのじゃがで作った衣は、パン粉より食感がしっかりして
これがまた食欲をかき立てます。
余裕でもう1個イケる一品です


グラスを横から見た図。
このグラス、各自違う色のものを使っていて、
テーブルがとても華やかに彩られます
ジュレとビシソワーズを混ぜながら食べると、
トマトの酸味とビシソワーズのまろやかなお味が相まって
こちらも前菜としてピッタリな一品でした


お料理に合わせて、来栖氏セレクトのパンも登場します。
1つ目は、大阪にあるブランジュリ タケウチの「天然酵母 オリーブ」。
もちろんアツアツで最適な状態でサーブされます


もっちりしたパンの中身は、オリーブの実が2個。
アンチョビペースト?も使われているそう。
ワインのお供に最適なパンだそうですが、
ノンアルコーラーでオリーブ苦手な私でも美味しくいただけました


新緑
~エゾ鮑・加賀太きゅうり~


細切りしたきゅうりをライムで漬けて?くるっとまとめ、
その上に軽く火を通したエゾ鮑を載せ、
さらに肝のソースと、パセリのエスプーマを載せた一品。
特にライムが酸っぱくて、別々に食べると
はっきり言ってマズイ(by来栖氏)ので、1個まるごと食べます。
ライムの酸味が効いたシャキシャキきゅうりと
硬すぎず柔らかすぎず絶妙な食感の鮑の組み合わせは、
1口で食べるには特に女性にとってはキツイですが、
さっぱりとした夏らしい味わいで「新緑」という名前も納得


アルコーラーの皆さんは、お料理に合わせて
一皿ごとに異なるワインを堪能されてましたが、
ノンアルコーラーの私はガスなしミネラルウォーターをいただきます。
このグラスも一人ひとり違う色で、
私のブルーのグラスが涼しげで一番美味しそうでした(笑)


バターはこんな素敵なプレートに載ってます。
来栖氏セレクトのパンはどれも味わい深く、
バター不要なほどですが、バターを付けても美味しくいただけました
とてもクリーミーな食感のバターです。


そして、今回最大のヒットだったのがこのパン。
埼玉のパン工房 風見鶏の「石窯焼き塩トースト」。
サクサクのトーストは中がもっちりで、ほんのり塩が効いて絶品
これは是非お取り寄せして食べたいと検索してみたら、
ウェブサイトは発見できましたが
オンライン販売はありませんでした
東浦和まで行く機会がもしあったら購入したいと思います。
(埼玉スーパーアリーナに出かけるときに足を延ばすしかないか・・・
あ、でもサイトによると塩は食パンタイプではないので、これはエキュレオリジナルなのかな??)

字数の関係で、中編に続きます。



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