グルメ報告・その1187：トシ・ヨロイヅカのショコラ

サロン・デュ・ショコラ戦利品・第6弾

有名パティシエ、トシ・ヨロイヅカのチョコレートです。
ちょっと前に小田原にレストランをオープンさせたと思ったら、
2012年にエクアドルにカカオ農園をオープンさせて
「畑からのショコラ作り」を始めていたらしいです。
常に幅広く活動中ですね

SDCでの目玉商品は、トロア・キュイソンという
焙煎時間だけを変えた3種類のタブレットセットで、
私も当初はそちらを購入予定でしたが、
実際ブースに行ってみるとタブレット1枚単位で購入できたので、
一番焙煎時間の少ないものと多いものに、
フレーバータイプを加えた計3種＠税抜き695円、税込合計2,251円を購入してきました。

こちらは焙煎時間が違うタイプ。

5分と15分で食べ比べです。

チョコレートはプラスチックケースにそのまま流し込んだだけのもの。
上にカカオニブをまぶしてあります。
焙煎5分の方はかなり酸味が強く、好みが分かれる味になっています。
が、焙煎を10分増やしただけで、驚くほど味わいが変わってビックリ
まあそれでも酸味は強めですが。。。

公式サイトによると、
「今回は、2014年秋に収穫したカカオ豆を空輸してまいりました。
それを3つ、5分・10分・15分とロースト時間の違いで味を変えております。
皆さんが普段召し上がっているチョコレートは、大体20分以上のローストで、
カカオには本来焙煎の風味はありません。
本来はフローラルでフルーティ、さらに発酵させているため酸味があります。
せっかく栽培から始めたので、そういった風味をストレートに伝えようと
この低ローストのショコラを作りました。
初めて食べた方はきっと驚かれるかと思いますが、
これこそが世界で一番エクアドルのカカオに近いものであると自負しております。
是非3種の味の違いを堪能していただきたいと思います。
非常に個性的ではありますが、自信を持ってお届けします。 」
とのこと。
うん、ものすごく個性的でした

もう1種類はカフェを購入。
ニブに加えてライスパフも入っていて、
さらにローストしたコーヒー豆も載っています。
食感はかなり楽しめますが、やっぱりこれも酸味が強め。
これがエクアドルのカカオの個性なのでしょう。
私は苦み強めで酸味は弱いタイプが好きなので、
個人的にはあまり美味しいものではありませんでしたが
カカオ愛好家としては、焙煎時間の違いでこんなに味わいが異なるものになる、
という勉強ができたのでこれはこれで買ってよかったです

トシ・ヨロイヅカ
公式サイトhttp://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/event/valentaine2015_chocola/