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3日目。この日は平日でガイドさんはお仕事なので
私達4人だけで郊外にある九份(きゅうふん、チョウフェン)に向かいました。
九份まではバスで一本です。
コマネチさんが中国語を駆使して乗り場を訪ねたところ、
親切なおじさんがこのバスでいいと教えてくれたので安心して乗り込みました。
バスに揺られて1.5時間ほどで九份に到着
山間に立つ小さな町です。
台湾の人々にとっては映画非情城市の舞台として有名ですが、
日本人にとっては宮崎アニメ千と千尋の神隠しのモデルになった町として有名です。
レトロな街並みが特徴的で、この日は現地小学生が修学旅行で来ていたようです。
メインストリートは人で溢れかえっていましたが、
一本わき道に入ると急に静かになってゆっくりと街並みを堪能できました。
神様たくさん祀りすぎの祭壇。
階段を上っていくと・・・
奥のほうにド派手な建物を発見 近づいてみると・・・
有名な聖明宮(センミンコン)でした。ここにも関羽が祀られています。
ド派手な屋根を支えているのは二頭のゾウでした。
ちょっと喉が渇いたので有名な九份茶房でティータイム。
アンティーク家具で埋め尽くされたステキな空間が広がります。
日本語も通じて、日本語で茶の淹れ方を教えてくれました。
茶館によって茶の淹れ方が違うのが面白かったです。
味わいのある茶碗。
茶葉は緑茶と烏龍茶から1種類ずつ選び、
お茶請けにこちらの茶羊羹と、
こちらの茶酥(ケーキと言っていましたが実際はクッキー)を注文。
どちらもお茶の風味が濃厚でとても美味でした
因みに各茶館では、茶葉は缶1本で出てくるので、
あまった分は持ち帰ることができます。
再びバスに乗って台北市内に戻り、
ホテル近くのそごうでお買い物をしてから昼食タイム。
永康街高記(有名店)と鼎泰豊で小籠包の食べ比べをしましたが、
軍配はやっぱり鼎泰豊にあがりました。スープのうまみが全然違います
鼎泰豊では、旅行前に台湾人の同僚がすすめてくれた排骨麺(パイコーメン)。
豚バラ肉がゴロゴロ入った醤油ラーメンでとても美味でした
その後、コマネチさんのおばあさんが通っていた師範大学や麗水街を散策します。
途中でこんなにステキなお店を発見
ブティックとサロンが併設されたお茶屋さんです。
サロンで一服してからブティックで茶葉を購入。
その後、たまたま通りかかった雑貨屋さんなんかにも入り、
そぞろ歩きを堪能した後は、前日安くて味を占めたCD屋探しの旅に出ます。
が、結局大型店舗は見つからず、微風市場というデパートに寄ってから
宮廷料理の店・京兆尹で夕飯にしました。
精進料理なので、なんだか不完全燃焼に終わりました。。。
不味くはないけど美味しくもなかった
その後、お店から徒歩圏内の誠品書店に寄って
コマネチさんが中国語のお勉強用に色々教材を購入し、
その他のメンバーは書店内の雑貨屋でお買い物を済ませた後、
朝6時まで営業の茶館に向かいました。
台湾最後の夜は、深夜1時までまったりと茶芸をして締めくくりました。
日本人客が珍しいらしく、お店のご主人がお茶菓子を色々サービスしてくれて、
これは何ですか?と聞いたら答えを紙に書いてくれました。ズバリ、スイカの種です。
フライパンで炒って塩をまぶしたシンプルなおつまみ。
歯で一度かじってから外側の皮を剥いて、
中の真っ白な柔らかい部分を食べます。
何度か食べるうちに皮剥きマスターになりました
タクシーを呼んでもらってホテルに戻り、パッキングをして就寝
翌朝は朝10時前の便で日本に帰ることになっていたため、
ホテルは確か7時前に出発でした。
ホテルの朝食が間に合わないので代わりにお弁当を頂いて空港で食べました。
サンドイッチとサラダ、ハッシュドポテトにフルーツと豪華な内容でした
飲み物はコンビニで買った烏龍茶。
日本の500mlペットボトルよりかなり背が高いボトルでした。
空港では免税店でお買い物を楽しみました。
ここで初めて、あまった現地通貨+足りない額をカードで支払って
不要な現地通貨を処分することができる、ということを学びました。
台湾オリジナルのお土産はあまりよさそうなものがなかったので
ゴディバのチョコレートをいくつか購入しました
その後は特にトラブルもなく、無事に日本に帰国しました。
一昨年の北京旅行で中国は「もう二度と行くまい」と思いましたが
(中国&中国好きの皆さん、ゴメンナサイ)
台湾は食事も美味しいし、特に鼎泰豊は何度でもリピートしたいし
(帰国後に日本支店に行ってみましたがやっぱり本店の味には敵いません)
台北ならもう一回くらい行ってもいいかな、と思いました
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