イベント報告・その17：ロッド・スチュワート武道館ライブ

水曜日にロッド・スチュワートの13年ぶり来日公演に行ってきました

ROD STEWART ROCKS HIS GREATEST HITS
JAPAN TOUR 2009

ということで、往年のヒット曲満載のライブになりました

実は中学３年頃からずっとロッドのファンでして
きっかけは、TM NETWORKのボーカル宇都宮隆が敬愛する歌手
ということで興味を引かれてベストアルバムを購入してみたら、
車のCM（レ●シィ）でずっと気になっていた
SailingやTonight's the Nightが収録されていてビックリ。
ああ、この人だったのか私も好きだった
というわけで、それ以来ロッドのCDを買い集めてよく聴くようになりました。
あのハスキーボイスがたまりません

最近はカバー曲集やベスト盤ばかり出していますが
（以前こちらの音楽報告でもご紹介しました）
オリジナルアルバムも秀曲ぞろいで（2001年発売のHUMANなんて超カッコイイです）
今もって現在進行形でファンをしております

ということで、ロッドの来日公演の情報をゲットして、
迷うことなくチケット購入を決定しました。

が、ロッドは今年で64歳になるれっきとしたじーさんです
身近には私ほどロッドにアツイ愛を傾ける友人がいないので、
SS席は諦めてA席でライブに同行してくれる人を探したら
無事ご一緒してくれるという心優しい友人が現れて一緒に行ってきました
まあじーさんなんで肉眼で豆粒大にしか見えなくても問題ないし、
あくまでもナマでロッドの歌声を聴くというのが今回の主眼だったし

ということでゲットしたチケットはこちら。
２階席のステージ真横（上手側）の席でした。

ステージ上のスクリーンは角度的に殆ど見えない座席でしたが
ステージとの距離はかなり近く、周りにノリの良いお客さんが多かったので
ロッドが何度も上手側に来て手を振ったりしてくれたので、
予想以上にステージを身近に感じられる席でした

因みにステージ上にはロッドが愛するサッカーチーム
セルティックのチームマークが描かれていて、
曲の途中でスクリーンに映し出されたりしていました。
やっぱりロッドといえばサッカーですからね
ナカムラ～なんて掛け声も発していていました。
そういえばアリーナ席中央最前列にはセルティックのユニフォーム
を身に着けた外国人ご一行様がいらっしゃいました

会場入口でカメラチェックがなかったので、
観客は皆遠慮なくフラッシュたいて撮影していました。
そうと知っていたら私だってデジカメ持って行ったのに・・・

定刻の19時をちょっと過ぎていよいよライブ開始です

Rod Father（God Father？）というショートフィルム？に続いて
今夜のロッド・スチュワートというフィルムではひたすら
フレンチカンカンの映像が流れた後にバンドのメンバーとロッドが登場。

１曲目はSome Guys Have All the Luck。
軽快なテンポの曲に乗ってロッドのハスキーボイスが会場に響き渡ります
バックバンドはギター、ベース、キーボード、ドラム、パーカッションが男性で
コーラス３人組とバイオリン、サックスが女性という構成でした。
サックスのスレンダーブロンド美女はもろロッド好みなのでは？

「Rod Stewart in Pink Jacket！」といって、
黒いパンツに白いシャツ＆黒いタイ＋ショッキングピンクのジャケットで登場したロッド。
多分世界中で一番ピンク色のジャケットが似合うじーさんだと思います（笑）

以下曲順はあやふやですが、確か
It's A Heartache、Sweet Little Rock'n Rollerと軽快なテンポの曲が続きます。
Downtown Trainの途中で一回ステージから引っ込んだので、
「もう休憩！？」とちょっとビックリしましたが、
一休みして登場したロッドは今度は白いジャケットに衣装替えして登場しました。

途中で娘のルビー・スチュワートが登場して２曲披露した後
（21歳。見た目も歌声もかわいかったです）
ロッドが登場してHave You Ever Seen The Rainを観客と一緒に大合唱した後、なんと

ここで10分間の休憩が入りました

休憩が入るライブなんて初めてです
原曲よりキーを下げてたし、名物のマイクスタンドを振り回すパフォーマンスや
お尻を振ったりする動きも健在で、やっぱり64歳の体にはきついということでしょうか。

第二部もアップテンポな曲で始まった後、
（因みに衣装は真っ赤なジャケット＋赤いシャツ）
Have I Told You LatelyとかI Don't Want to Talk About Iｔ等の
定番バラードも披露しつつ、途中でコーラスガールの一人が
メインボーカルをとってティナターナーの曲を歌ったりでまたロッドが休憩に入り（笑）
それでもお約束のHot Legsでサイン入りサッカーボールを蹴り上げて
アリーナ席後部は勿論２階席まで届かせる驚きの脚力を見せて、
最後はMaggie May→Da Ya Think I'm Sexyと畳み掛けて
アンコールのSailingを皆で大合唱して約２時間のステージが終わりました。

曲順は忘れましたが他に披露された曲は以下のとおり：
Rhythm of My Heart、Tonight's the Night、Young Turks、
The First Cut Is the Deepest（この曲ではCutにかけてロッドが髭剃り中に
ほっぺたをカミソリで切ってそこからHeartacheに発展するアニメが流れました）
Having a Party、You're in My Heart、People Get Ready等。
全21曲だそうです。

かなりマイナーですが一番大好きなStanding in the Shadows of Love
をやってくれなかったのは残念ですが、その他のお気に入りの
Rhythm of My Heart、The First Cut Is the Deepest、I Don't Want to Talk About Iｔ、
そして王道のMaggie May、Da Ya Think I'm Sexy、Tonight's the Night、Sailing
をナマで聴くことができて大満足のステージでした

やっぱりロッドは最高です

年齢を考えると来日公演は今回が最後だと思いますが、
これからも現役続行でまたカッコイイオリジナルアルバムを出して欲しいです