いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

86.「すみっこのおばけ」 武田美穂作

2005-10-04 23:22:05 | 絵本
すみっこのおばけ

ポプラ社

このアイテムの詳細を見る
机の下に住んでいる小さなおばけの話。このおばけ、他の人には見えなくて、でも主人公の心の支えになっているというところが、五味太郎さんの「ぞうがいます」やバーニンガムさんの「ALDO わたしだけのひみつのともだち」とよく似ている。

子どもには(大人にも)こういうおばけみたいなのが必要だよな。小さい頃に1人でごっこ遊びしてるときって、自分と自分以外の誰かの役をやっていた。ちょっとあんな感じかな。見えない誰かじゃなくても、犬とか猫とか(私は)亀とかに相談してたりするしな。「やっぱりそう思うよね」とか言って。何も思ってないかも知らんのにな。

しかし86冊目にしてようやく、他の読んだ本と繋げて考えられた。よかったな、ノートに感想を分類してまとめておいて。これからずっと何百冊も読んでいけば、またこういうこともいろいろ起こってくるのかもしれないな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「失踪日記」(コミック) ... | トップ | 87.「だれのパンツ」 斉... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿