すくい上げた魚を
ガラスの水槽に閉じ込め
独りぼっちで寂しそうだったからと
君は優しく微笑む
この限られた世界が
きょうからお前の世界
いつも君だけを見つめることを
君は魚に求める
きのうまでは自由に
泳ぎ回っていた魚に
水槽の外は水などない砂漠
閉じ込めたのは誰かを
君はもう忘れている
ガラスの水槽がそこにあったことも
魚を本当の独りぼっちにしたことも
君はもうすぐ忘れるのだろう
この限られた世界が
きょうからお前の世界
君自身をも閉じ込めたまま
すべてが忘れ去られる
ガラスの水槽に閉じ込め
独りぼっちで寂しそうだったからと
君は優しく微笑む
この限られた世界が
きょうからお前の世界
いつも君だけを見つめることを
君は魚に求める
きのうまでは自由に
泳ぎ回っていた魚に
水槽の外は水などない砂漠
閉じ込めたのは誰かを
君はもう忘れている
ガラスの水槽がそこにあったことも
魚を本当の独りぼっちにしたことも
君はもうすぐ忘れるのだろう
この限られた世界が
きょうからお前の世界
君自身をも閉じ込めたまま
すべてが忘れ去られる
どちらかというと、かなり気性の激しい人かも。
見かけがのんびりしてるムーミントロール系なので、
得をしています。
この詩は浮かんできた言葉を何もいじらずそのまま
なので、心に入っていきやすいのかもしれません。
言葉になりません。
とても心に入ってきました。
ろみさん、すごく深く優しい人。
ありがとうございます。
詩を書くときは、映像が頭に思い浮かんで、それを言葉にかえるというやり方が多いのですが、久しぶりに言葉だけが浮かんできた詩です。
きょうの夕方、すくい上げた言葉です。
表現がお上手です。。素敵な詩ですね。。。