木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

過去の清算

2012-06-26 23:53:43 | 
日曜日の夕方ふらりと公園前商店街を歩いてみた
大きな商店街ではない
僕が子供のころからあるほんのひとブロックにある店々だ
昔はそんな中にパチンコ屋が2軒あったりした
親父に抱っこされて入れてもらった玉をパシッて僕が打つ
一個ずつその結果を見ながらまた次のを入れてもらう
そんな光景も脳裏に浮かぶ

一軒はゲオになってもう一軒は歯医者になった
もっと広かったような記憶があるが自分が小さかったからだろう
本屋がローソンになったのが一番寂しい
それでも古書店は相変わらずまだ4軒残ってる

古本屋は好きだけど最近読めないからなぁ・・
そう思いながら100円コーナーに立ち寄った

「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。
中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。
僕は彼女を死から離そうと、亡き親友との青春時代の思い出を語り始めたのだがーーー。
重松清の「卒業」の裏表紙が気になった


パラリと捲った「にんげんだもの」

 自分の番


 うまれかわり

 死にかわり永遠の

 過去のいのちを

 受けついで

 いま自分の番を

 生きている

 それがあなたの

  いのちです

   それがわたしの

    いのちです


     みつを


と絵のような文字で言われてしまった


さだまさしの「解夏」
歌と同様多分暗い話だろうからその長編に付き合う気力は持ち合わせてなくて
いつも敬遠をしていたけど、出だしだけ読んでみた
あれ? これって短編集なんだ
もしかしたら読めるかもしれん


100円コーナーの本は3冊なら300円だが5冊300円と書いてある
欲の皮が人並み以上の僕はあと二冊無理やり選んで5冊を重ねてレジへ持って行った
ここはあの僕の大っ嫌いだった古書店(くどい?)だが許してやろう


読めるだろうか・・・
コメント (8)
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