木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

国会議員になるということ

2016-09-16 23:58:39 | 社会
青山さんが生き生きしている
昔から元気だったけど、いつも既得権益の壁にぶつかって、跳ね返されて、傷だらけになって、また立ち上がって壁に向かっていたのだが
国会議員になってその壁に上る足掛かりを掴んだような気がする

なんていうと何を言ってるんだと思う人が多いかもしれないけど・・

日本にはメタンハイドレートというもしかしたらこれから日本を富ませるかもしれない資源がある
石油や天然ガスに代わり得る新しいエネルギーだ
これは氷状に固まったメタンガスでこれを燃やすことに依って大きなエネルギーが得られる
日本の周りはこれの宝庫だ
昔から太平洋側の地中深くに潜んでいてこれを取り出して実用化するには大きな資本がいる
その研究を東大を初めとした研究機関が深く関わって政府から大きな予算を与えられていた

ところがそんな地中深くから取り出さなくても、日本海側の多くの地域の表層にこれがほとんど掬えるくらいの位置にごろごろしてるのが見つかった
それを発見したのが青山さんの奥さんの千春博士
彼女は女性として初めて?海洋大学を出て大きな船の船長になれる資格を持つ人
その人がメタンハイドレートが放つメタンガスの柱を魚群探知機で簡単に見つける方法を発見した
その特許を持って青山さんと共に日本海のメタンハイドレートの存在と利用促進を日本政府にアピールし続けてきた
それを阻んできたのが既得権益だ

そんな素晴らしいものが実用化されたら素晴らしいと思うでしょ?
日本はもう他国からの影響を受けながらエネルギーを輸入しなくてもいい
元々その昔そのエネルギーを断たれてどうしようもなくなってしたくもない大東亜戦争への道を辿ったのです
自前の資源があればこれからもそれを求めて戦争へ突入することはない
ないとはっきり言えはしないけどその可能性はより小さくなる

いいことづくめのはずなのになぜ一直線に進めないのか
そこにあるのが既得権益という怪物でした
まず、今まで太平洋側で研究してきた研究機関 
こちらから見ればこれからも同じような予算を勝ち取ることが出来るのか
太平洋側でちまちま研究を続ければまたこれから何10年も予算を獲得できるはず
その旨みを一応手離さなくてはならなくなるかもしれない

そしてもっと大きい一番の既得権益は石油を輸入することに依って潤う大物がいること
それは会社であり、実力者個人であり、そして何よりアメリカや中東をはじめとする外国勢だ

それほどこの資源は日本を変える可能性を持っている
実用化が出来れば、とんでもない値段で買っている石油や天然ガスの輸入が大幅に減る
日本は他の国に比べてべらぼうに高いエネルギーを買わせられてるんです
それが逆に日本からエネルギーを輸出できる可能性がある
つまり、賛否両論がある原発に頼らなくても日本の将来の発電能力が保証されるわけです



青山さんは前から国会議員へ誘われていましたが、本人の弁に依れば絶対やらない 気持ちだったようです
その気持ちを翻させたのは安倍さんの「国会で質問が出来ますよ」という言葉だったという
それはつまりそのことだけじゃなくて発言力が出来たということ
国に対してモノ言う力が出来て明らかに今までと違う壁になった
登れそうな足掛かりが出来た壁になったということ
まだまだ壁には違いないけど登れるという感触を掴んでおられると思います

実際そんなことを彼が言ってるわけではないけど言葉の端々に感じるんです
僕も希望を持っています
一日も早くメタンハイドレートの実用化つまり富める国日本へのスタートを切って欲しいです



そのあとは拉致被害者の救出
北のキチガイ開発で大変に難しい仕事になりました
青山さんは本当に拉致被害者やその家族に寄り添って一日も早い解決に尽力してきた人だと思う
ある人のブログでそんなコメントを書いたら「拉致被害者を利用してる」っていう他の人のコメントが返ってきた
そうじゃないことをもう一度返したのだが 熱くなりすぎたかもしれないのでそう思われたら削除してください と書いたら本当に削除されてしまった(笑)
分かってもらえないのは悲しい  けど しょうがないですね
でも本当なんですよ
それにしても・・むずかしい・・・

コメント (4)
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