木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

店長

2016-09-30 23:16:51 | 賃貸業
一応業務連絡
その前の長いメッセは届いておりませんからご安心ください
ご感想ありがとうございました
でもそれが何なのか気にはなっています(笑)




今日も不動産屋が店長と独裁女性専務の二人で入居者契約書の控えを受け取りに来た
この女性は独裁者だけれども素晴らしい経営手腕を持っている
気に入らない社員はすぐにクビ
管理会社も此処でお願いしてるのだが相手がすぐに替わるので大家は非常にやりにくい
それでもすぐに次の補充がなされてきた

しかしこれでは業務が立ちいかないのは目に見えている
だからこそその不十分なフォローを少しでも改善させるために一括入金できるところに家賃保証を任せることにしたのだろう
それと今度は娘婿を管理会社の頭に起用したらしい
それもやる気の一環とみている

さてその難しい女王様にピタリと着けて業務を全うしているのが本店の店長I君
彼の苦労は並大抵ではないと思う
でもきっとかなりの年収を維持してることも想像に難くない

余談だが この女王様は僕にはすごく優しい
いつも笑顔で接してくれて、後ろを向くやいなや社員に怒号を浴びせる
そんな感じだ
宅建の話が出た 今、本店には二人の宅建主任者がいる
ふ~~んと言った僕を見て 「大家さんもしかして宅建持ってるの?」
「マンション建てるとき、不動産の勉強しようと思って受けてみたら偶然受かって」
「すっごいねえ ねぇやっぱ私たちも受けなかんね」と店長に言う
多分70代と思われる女王、気持ちは非常にお若い
「うちで働かん? 大家さんならやってけれるよ」 と相変わらずニコニコ作戦だ
そんなところへ息子が顔を出した
新居を決めた時にこの二人に世話になった
息子を褒めちぎる「ホントにええ子だわ」
息子の人当たりは親の僕が見ても感心するくらい抜け目がない(笑)

他に娘さんがいたんだね って言うので「そうそう東京でジャニーズの番組のADやってるよ」というと
「ジャニーズと言えば中居君だけど、店長が中居君の番組に出たんだよ」
お客さんからの電話に出てた店長が手を上げて、「そのことに関しては言いたいことがあります」と小さい声で言った


「名古屋の住宅地天白にあるワンルーム、地下鉄駅からは少しあるけど、車の便は良いし、バスの停留所も近くにあるんですが
いくらだと思います?」  
「10800円です」

そういいながらスマホに収まっている中居君の番組に出てる自分を見せてくれた
結構活躍してた
そこは勿論事故物件
おじいさんがここに倒れてて、と床を指さしながら説明する


それを発見したのもまたこの店長で、警官と一緒にここまで来たら もうわかった 臭いがすごい
「びっくりしたんだけどその警官が「不動産屋さんがまず入って下さい」と言うんですよ ひっどいでしょ
 まぁしょうがないから入りましたよ そこに倒れてて 明らかにもう亡くなってる
 一応警察から消防の方にも連絡が行ってて そっちの電話で「救命措置はできますか?」と聞かれたんで「できますが」と言ったら
 「じゃ一応やってみてください」と言われるけど もう明らかに・・臭いんだもん できるわけない 
 これからは救命措置はできないっていうことにしました こういう時には」

なんて言う話を不謹慎ながら笑顔で聞いてたら彼は息子に「今度そういう連絡が来たら、誘いますから(笑)」


こういう出来事は結構、日常になりつつあるという
不動産業も大変だ
昔は、隣は何をする人ぞ だいたいわかっておるぞ っていう生活だったけど
今はそれでは満足できないプライバシー重視の時代になった
僕自身もそういう生活の方が好ましいからあまり声を大にするわけにもいかないけれど
歳を取ったらそれなりにオープンな部分をつくっていかないとまずいかもしれません

皆さん まだお若いと思いますが、一応頭の片隅に置いといてください
と自分にも言っておきます









コメント (8)
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