木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

愛する人に歌わせないで 

2016-09-29 23:31:05 | 音楽
愛する人に歌わせないで 森山良子 My Memories -Ryoko Moriyama 25Th Anniversary-



僕たちがギターを覚えようとした頃は反戦歌の全盛期だった
僕が生まれる9年前に終戦だったとは今から思えば戦争時はほんのちょっと前の過去
そう今から9年前を思えば2007年。
それはもうこのブログを始めていた頃だ
ほんちょっとの過去だと実感する
僕たちは戦争に掠っていた
中二でギターを手にして歌い始めたなかに森山良子の「愛する人に歌わせないで」もあった
それはAmで始まるコードでハイコードが無いまま弾ける曲だから
勿論素晴らしい曲だったからというのが一番の理由に違いない

      お母さんが息子に向かって歌う


 もう泣かないで坊や あなたは強い子でしょう
もう泣かないで坊や ママはそばにいるの
あなたのパパは強かった とてもやさしかった
だけど今は遠い 遠いところにいるの

ほら見てごらん坊や きれいなお星さまを
あれはパパなの坊や いつもあなたを見てるの
ママはいいの一人でも あなたがそばにいれば
だってあなたはパパの パパの子供だから

あなたのパパは坊や 私たちのことを
あなたのパパは坊や とても心配してたの
戦(たたか)いに行(ゆ)くその日まで きっと無事で帰ると
かたい約束をして 出掛けていったのに

あなたのパパは坊や あんなに言ったけれど
あなたのパパは坊や ここに帰らないの
あなたが大きくなったら 愛する人に二度と
歌わせないでちょうだい ママの子守唄を
歌わせないでちょうだい ママの子守唄を




戦争は絶対やってはいけないこと
それは僕も子供の頃からこの心に叩き込まれてきました
こんな悲しい母子があっていいものなのか
初心者のギターをアルペジオで弾きながら中学生のダミ声を響かせていた

だから今でも絶対に戦争はしちゃいかんと思ってる
でもこっちがいくらしたくなくても実際に攻めてこられたら、ただ黙って死ぬわけにはいかん
子供を守りたい、好きな女を守りたい、大好きな友達も守りたい
それが日本男児のはずである


この歌のお父さんはいやいや戦争に行ったのだろうか?
子どもの頃は日本の策略のためにそういう気持ちで戦争に行ったかわいそうなお父さん
そう思っていた
でも今は違うんだなぁ
今更遅いよ 62にもなって遅いけど
お父さんは奥さんと子供を守るために一生懸命戦って・・・・・

だから今があるんじゃん
僕たちはお父さんがかわいそうと思うより
その人に感謝しなくちゃいかんのだ
命を懸けて守ってくれたから今の日本があるんだよ
僕たちが生きていられるんだよ


ああ、泣きたくなった。。。
















コメント (2)
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