あなたが人に対する時には、常にその人が“神の子”であり、
神の愛と智慧とがその人に宿っており、自分に好意をもっており、
決して自分に災いを為す人ではない、この人は自分に祝福をもって来て
下さったのだと信じて、その人の実相なる“神の子”を心に描いて
礼拝し感謝する気持で応対するがよい。
たといその人が、実は、こちらに対して悪意をもち、
謀略をもって自分を陥れるためにやって来ていたにしても、
あなたが真に相手の悪意のない完全な“神の子”の実相を拝んで相対するならば、
相手の当初の悪意は消えてしまい、敵であった者がついに味方になってしまうのである。
ここに実相を観ずる力の秘密があるのである。
これが法華経にある常不軽菩薩の行き方である。
『 生長の家 』 誌 昭和四十四年十二月号
「 実相を礼拝して 生活を光明化するには 」 二十七日の法語 谷口雅春
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