「 言葉の力 」 即ち 「 言葉の創造力 」 を大いに活用したいものです。
< 革表紙の『生命の實相』の終(おわり)のところに「 生長の家の歌 」( 『 生命の實相 』
聖詩篇 生長の家の歌 新編版 第33巻 161~237頁、頭注版 第20巻 163~219頁 )といって、
力強い美しい言葉で書き綴(つづ)った詩をあつめた所があります。
徳山さんは 同志社におられた頃から詩の朗詠が大変好きでありましたが、毎朝、生長の家の歌の中の
「生きた生命」という詩と、「夢を描け」という詩を読むことが好きで好きで仕方がなくなったのです。
読むと力が出てくるのです。「生きた生命」の方の詩の一部を皆様に御紹介いたしましょう。
皆様もこれをお読みになると勃然(ぼつねん)と勇気が湧いてきて、明るい人はいよいよ明るく、
失意に沈む人も、再びこの世に希望が湧いてくるでしょう。
生きた生命
名乗(なの)れ、境遇に屈従(くつじゅう)する卑怯者(ひきょうもの)は誰(たれ)だ。
誰がわが生命を食べ物でこねあげた塊(かたまり)だと思っているのだ。
生命は蝋細工(ろうざいく)ではないぞ。
石膏細工(せっこうざいく)でもないんだぞ。
おれは旋風(せんぷう)だ。
颶風(ぐふう)だ。
渦巻(うずまき)だ。
おれは環境を
徐々(じょじょ)にわが望みのままに
飴(あめ)のように
捻(ね)じまげる。
俺は宇宙を造った大いなる力と一つの者だ。
おれは空中電気を雷(かみなり)に変じ、
太陽の光を七色(なないろ)の虹(にじ)に変じ、
真黒(まっくろ)な土から燃えるような赤い花を咲かし、
火山を爆発さし、
あの不思議な星雲(せいうん)から、
太陽系を生んだところの大(おお)いなる力と一つの者だ。
環境が何だ、
運命が何だ、
おれはおれの好きな時が来れば
鰻(うなぎ)が石垣(いしがき)の間から脱(ぬ)け出すように、
どんな運命からでも脱け出すのだ。
・・・・・
毎日朗々(ろうろう)とした徳山さんのこうした詩の朗読の声が、朝の澄(す)み切った空気を
顫(ふる)わせて響いてきますと、徳山さん自身の魂は振(ふる)い起つのでした。
「 必ず良い運命が来るぞ。 『生命の實相 』 の本の中には、心に描いて心を明るくして待つものは
必ず実現すると書いてあった。」
こう徳山さんは 勇(いさ)み立たずにはいられませんでした。ところが徳山さんが心の中に
「 必ず良い事が来るぞ 」 と描いていた種は、とうとう芽を吹き生長する時が来ました。
・・・・・
徳山さんはルンペンから一躍(いちやく)して、日本一の大きい料理屋の総支配人になった
のでした。・・・・・>
谷口雅春先生
『 人生読本 』 247~259頁 光明思想社 http://komyoushisousha.co.jp/m_taniguchi/529/
< 革表紙の『生命の實相』の終(おわり)のところに「 生長の家の歌 」( 『 生命の實相 』
聖詩篇 生長の家の歌 新編版 第33巻 161~237頁、頭注版 第20巻 163~219頁 )といって、
力強い美しい言葉で書き綴(つづ)った詩をあつめた所があります。
徳山さんは 同志社におられた頃から詩の朗詠が大変好きでありましたが、毎朝、生長の家の歌の中の
「生きた生命」という詩と、「夢を描け」という詩を読むことが好きで好きで仕方がなくなったのです。
読むと力が出てくるのです。「生きた生命」の方の詩の一部を皆様に御紹介いたしましょう。
皆様もこれをお読みになると勃然(ぼつねん)と勇気が湧いてきて、明るい人はいよいよ明るく、
失意に沈む人も、再びこの世に希望が湧いてくるでしょう。
生きた生命
名乗(なの)れ、境遇に屈従(くつじゅう)する卑怯者(ひきょうもの)は誰(たれ)だ。
誰がわが生命を食べ物でこねあげた塊(かたまり)だと思っているのだ。
生命は蝋細工(ろうざいく)ではないぞ。
石膏細工(せっこうざいく)でもないんだぞ。
おれは旋風(せんぷう)だ。
颶風(ぐふう)だ。
渦巻(うずまき)だ。
おれは環境を
徐々(じょじょ)にわが望みのままに
飴(あめ)のように
捻(ね)じまげる。
俺は宇宙を造った大いなる力と一つの者だ。
おれは空中電気を雷(かみなり)に変じ、
太陽の光を七色(なないろ)の虹(にじ)に変じ、
真黒(まっくろ)な土から燃えるような赤い花を咲かし、
火山を爆発さし、
あの不思議な星雲(せいうん)から、
太陽系を生んだところの大(おお)いなる力と一つの者だ。
環境が何だ、
運命が何だ、
おれはおれの好きな時が来れば
鰻(うなぎ)が石垣(いしがき)の間から脱(ぬ)け出すように、
どんな運命からでも脱け出すのだ。
・・・・・
毎日朗々(ろうろう)とした徳山さんのこうした詩の朗読の声が、朝の澄(す)み切った空気を
顫(ふる)わせて響いてきますと、徳山さん自身の魂は振(ふる)い起つのでした。
「 必ず良い運命が来るぞ。 『生命の實相 』 の本の中には、心に描いて心を明るくして待つものは
必ず実現すると書いてあった。」
こう徳山さんは 勇(いさ)み立たずにはいられませんでした。ところが徳山さんが心の中に
「 必ず良い事が来るぞ 」 と描いていた種は、とうとう芽を吹き生長する時が来ました。
・・・・・
徳山さんはルンペンから一躍(いちやく)して、日本一の大きい料理屋の総支配人になった
のでした。・・・・・>
谷口雅春先生
『 人生読本 』 247~259頁 光明思想社 http://komyoushisousha.co.jp/m_taniguchi/529/
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