ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

大人のロックなクリスマス 佐野元春ライブ感想

2018-12-31 | ライブ(音楽)

会場に続々と集まってくるファンは、平日夜というのもあるのか、年齢層やや高め。会社帰りのスーツ姿のおじさまも多い。
でもみんなちょっと浮かれている。何か楽しい。
会場もスタッフも、こんな夜にぴったりのムード盛り上げていました。


佐野元春 & THE COYOTE BAND 「ロッキン・クリスマス 2018」

2018/12/25 昭和女子大学 人見記念講堂


ふと考えたら、元春のライブって2016年春の35周年のツアー以来だった。
Manijuツアーも禅ビートツアーも行っていない。
コヨーテバンドがカッコよく成熟しているように映ったのは、そのせいか?

ライブは二部構成。
前半は、気持ちよくリズムにのれるナンバーが中心。
「バイ・ザ・シー」大好き。演奏してくれてうれしかった。
あと「純恋(すみれ)」がよかったな。会場全体が若返った感じがしたね。

後半は、優しさが伝わる作品が多かったと思う。
スローなナンバー「詩人の恋」ではちょっと泣いてしまったし、
ゲストを呼んでの「君の魂 大事な魂」は、いつもより胸にしみた。

「クリスマス・タイム・イン・ブルー」以外は、すべて2000年以降の曲。
今の元春の温かくて力強いメッセージがよく伝わってきた。
余計なものが削ぎ落された大人のライブは、とてもよかった。

…でもね。

アンコールのときに「ストレンジ・デイズ」が始まったとたん、私の中のライブ熱がグンと上がっちゃって。
やっぱり昔のナンバーは、心のビートの振り幅が違うんだよねぇ。
「ヤングブラッズ」「彼女はデリケート」で弾けてしまい、
「99ブルース」から「インディビジュアリスト」への流れに至っては、感激してシャウト!
一番強いメッセージソングでありながらノリノリの最後の2曲。
今の社会への反発の意味もこめて、力いっぱい踊ったよ。

それにしても元春…。始終いい笑顔だったし、ますます若くなっていた。
創作意欲も増しているとのことで、ほんとに素晴らしい。何か負けられないなー。
いいクリスマスプレゼントもらった気分でした。


「整いました!」 スカパラ八王子ライブ感想

2018-12-18 | ライブ(音楽)

東京スカパラダイスオーケストラ 2018 Tour“SKANKING JAPAN”
“めんどくさいのが愛だろっ?”編

2018/12/08 オリンパスホール八王子


舞台は、巨大なチェスボードになっていて、両端には♂♀をデザインした駒のオブジェ。
男女の愛は駆け引きっていうことか?
その舞台に、映画さながらのメンバー紹介が映し出された。ちょっとカッコいい。
そういえば、ロビーに昭和チックな映画ふうポスターが並んでいたな、と思い出す。

そして、今年出たアルバムからの曲からライブスタート。
いいとこ取りのメドレーや、ラテン色いっぱいのナンバー、歌もののインストゥルメンタルverなど、今回もいろいろ演ってくれた。
立ち上がれる席だったので、好き勝手に踊ってきました。ふうー。


-----個人的メモ

・北原さんって、スケボー乗りながら演奏できるんだね!すごいね。

・その“きたっち”のなぞかけ。
「トロンボーン」とかけまして「虫さされ」ととく。
その心は?「どちらもキンカンでしょう」
うまい!“ねづっち”監修らしいけどね。

・「Paradise Has No Border」でのGAMOさん。
べらんめえ口調で「どこがいちばん盛り上がってるんだ?」

・FNS歌謡祭の話題から、カメラに映っていた3人の話がラップに。
錦戸♪ 船越♪ あいだにGAMO♪
この日の私のヒットでした。

・「今日は姉が来てます」発言。

・ゲストのシシド・カフカちゃん。
力強いドラムを披露andスペイン語で歌った「リメンバー・ミー」

・久しぶりに聴いた「砂の丘」
やっぱりこれ好きだなー。
今年のロッテマリーンズの応援で使われていたんだって。

・スカパラの思い出的ショットが映し出された「メモリー・バンド」
ちょっと心にしみた。

-----

オープニングを継いで、映画のエンドロールが流れてライブが終了。
「めんどくさいのが愛だろっ?制作委員会」の表記。
毎回いろんなアイデアを出し合ってライブをつくっているよね。
メンバーもスタッフもお疲れさまでした。楽しかったです♪


暮れのドームに今年も来ちゃった。 嵐ライブ感想

2018-01-11 | ライブ(音楽)

12月に行ったライブ備忘録その3。

 

嵐!東京公演ファイナル。

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」
2017/12/26 東京ドーム


席は、3塁側スタンドのわりと前のほう。
昨年のアリーナ席には負けるけど、ステージの真正面!よかったねぇ。

ステージにある大型…いや、超超超大型ビジョン(幅51m×高さ12.6mだとさ)にはびっくり。
分割したり、微妙に動いたりして、メンバーのドアップや見せ場を映し出すのはもちろん、
曲と曲の合間が必要なときに、暗転代わりのBGV的な役割もしていた。

人力トロッコや、前後するムービングステージなど、移動サービスも健在。
スタンドに近いステージにも何度か来てくれて、「GUTS!」は、ほぼ目の前で踊ってくれた。


-----その他、個人的メモ

印象深かったのは、立て続けに4つ演ったアルバムのユニット曲。
ペアルックでの複雑密着ダンスに見惚れた「UB」。あれはユニットバスのパントマイム?  
スカジャン「Come Back」とチノパン「夜の影」は、色気のある彼らが前面に出てた。
爆笑した「バズりNIGHT」は、アキバ系ヲタクから伝説のガングロギャルへの変身。パラパラダンス。ミニスカート。いやいや参りました。

「つなぐ」のときの皆の衣装が、脱ぎ捨てるところも含めやたらカッコよかった。

何で踊ってくれなかったかなー…の「NOW or NEVER」。あのCMのダンス好きなのに。

火柱ドンドン!「monster」 近くで観られて満足。

組曲仕立ての「Song for you」から、変拍子が魅力の「未完」への流れで、思いがけず泣く(笑)
ミュージカル好きのツボをつかれてしまった。ひゃー…

ラストナンバー「カンパイソング」
メンバーが、グッズのペンライト持って乾杯ジェスチャー。
「じゃあビールの人~」「はいーっ!」これだけはムキになったよ。

-----

2017年の締めくくりライブ。純粋に楽しかった♪
あと今回、前髪下ろしたJにちょっとドキドキしたのは予想外でした。


朝、鏡を見たら昨日より若い! スカパラライブ感想

2018-01-11 | ライブ(音楽)

12月に行ったライブ備忘録その2。

 

おー!仕切られた関係者席もオールスタンディング。
坐骨神経痛にそれなりに気をつけて、いちばん後ろでダンススペース確保して楽しんできた。


東京スカパラダイスオーケストラ 2017 ライブハウスツアー「涙後体前」
2017/12/16 豊洲PIT


「涙は後ろ、体は前へ!」
限定8本のライブハウスツアー。
とにかく進めということらしく、最初から勢いのある曲のオンパレード。

-----個人的メモ

ブラジルメドレー、気持ちよかったな。
全体的にもラテンアレンジが多くてうれしかった。

空気が不意に変わったのが、インストゥルメンタルの「縦書きの雨」
この日の私のナンバーワン。

アンコールでは、「サイトゥーノ」こと斎藤宏介くんが登場。
コラボ曲と「Paradise Has No Border」は、若く力強い演奏だった。

誰かさんの「こさっし」発言で、会場中で大爆笑。

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久しぶりのシンプルな構成は新鮮で、古い曲も聴けて満足でした。

会場のある新豊洲駅周辺は、例のモタモタしている豊洲市場のすぐ近く。
道路や公園などの整備はされているものの、まだ人の来ない空っぽの街という感じ。
豊洲PITのまぶしい明かりが寂しかったな。


撮影OK? DIMENTIONライブ感想

2018-01-11 | ライブ(音楽)

いろいろあってメモのままだった12月に行ったライブの備忘録。やっとアップできる。
その1。まずはDIMENSIONの分。

 

思いつきで、東京駅から会場のあるCOREDO室町まで歩いて行こうとしたら…
予想以上に充実した広い地下街でちょっと迷い焦った。
でも開演30分前に到着。ワンドリンクビールも飲み終えて待つ余裕っぷり。


DIMENSION Live Dimensional-2017 ~30~
2017/12/9 日本橋三井ホール

増崎孝司(g) 小野塚 晃(key) 勝田一樹(sax)
サポートメンバー:川崎哲平(b) 則竹裕之(ds)


ライブに行くたびに思うことなんだけど、やっぱり生で聴く彼らの音は格別。
アルバム「30」からの難解でカッコよい曲たちに聴き惚れました。

-----個人的メモ

なつかしいバラードうれしかった。

今回は、哲平くんのベース音がやたらと心地よく響いて気持ちよかった。

勝田くんの唾かぶり練り歩き演奏、芸人的MC、ありがたい限り。

資料用?の撮影カメラの動きだけは、ずっと気になったな。

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DIMENSIONの活動は25年め。今年出したアルバムは30枚め。
銀婚式(25)と真珠婚(30)が重なったようなおめでたいところに、なんとリーダーの誕生日だって。

ケーキを前に皆で乾杯!
「ここは撮影OKです」って言われたので、撮ってみた。


この日はツアー最終日。
でも、そのわりには時間短めじゃなかった? 盛り上がったから良しとするか。