ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

Paradise Has 脳?Border スカパラライブ感想

2017-07-01 | ライブ(音楽)

そこそこ近い厚木だけど、この町で何かを楽しむということ自体が初めてでした。


東京スカパラダイスオーケストラ
2017全国ホールツアー「TOKYO SKA Has No Border」

2017/6/18 厚木市文化会館


いきなり観客参加のオープニング。
白衣を着たスタッフが観客席を歩き、9人選び、舞台にあげる。
1人ずつ決まったタイミングでボタンを押すと、「Girl On Saxophone X」が始まる仕組み。
この巻き込みかた、すっかりスカパラライブの定番になったね。

2曲め、大好きな「Paradise Has No Border」
しかもここでメンバー紹介。
このとき、谷中さんが「この瞬間を覚えておいてくれよ!何回でも繰り返すから!」とか言っていて、
なんのこっちゃ?と思っていたんだけど、これがライブ最後につながるんだなー…

今回のライブ、どういうわけか「脳」がテーマだった。
MCのコーナーも、脳の仕組みや、ミラーニューロンとかの話で広げていく。
“No Border”ならぬ“脳 Border”か?

-----ライブメモ

「さよならホテル」での茂木欣一のリードボーカル、オリジナルより私は好きだぞ。

ひな壇に穴が開けてあって、ジャンプで楽しそうに落ちるメンバーたち。
これも「脳を自由にしてごらん」ってことから来たらしいが。

この日の私のナンバーワンは、こんな曲やってくれるの?と驚いた「Uptown Funk」
NARGOワールド全開で、文句なしにカッコよかった。

テクノ盆踊りが楽しかった「天空橋」

沖さんもおかしな衣装着てたね。あの曲の世界だけは理解不能だったな…

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そしてアンコール。
「Paradise Has No Border」のライブ音源が聞こえてきて、メンバー紹介のMC、それに合わせてメンバーが1人ずつステージへ…
なんと、今日のライブ序盤で演奏された音源を使ったものだった!
これも脳の記憶実験? あの「覚えといてくれよ」はこれだったのね。
なんとも妙な盛り上がりになったのでした。

このライブ、もう1回体験してもおもしろかったかもしれないな。


久しぶりの本田バンドでした♪

2017-04-30 | ライブ(音楽)

すっかり春のお楽しみとなっているこのイベントでのライブ。
昨年のビッグバンドスタイルから一転、今年は純粋な本田“フュージョン”バンド!


アルテリッカしんゆり2017
MAX170bpm!!!直球真っ向勝負の本田バンドライヴ!/Jazz Bar

2017/4/23 新百合21ホール

本田雅人(sax) 梶原順(g) 則竹裕之(ds) 新澤健一郎(key) 森光奏太(b)


年齢とともにメインのサックスを変えたという本田さん。
軽量化と思われるが、ヴィンテージものなので、高い音域を簡単に出せるキーがないらしい。
素人だから差はわからないんだけど、この日もカッコよくパワフルに演奏してくれました。

お馴染みのバンドメンバーの中に、はじめましての若手が1人。
ベースの奏太くん。19歳とはびっくり。
演奏が素晴らしくて、見た目とちがって貫禄あるんだもん。これからが楽しみ。

今回の目玉企画は「Pinocchioピノキオ」
なんと、観客に事前に楽譜を配っての解説付き鑑賞。
複雑な変拍子が、目でも耳でも楽しめておもしろかったな。

個人的には「Orange」で気持ちよくなったあとの「Ciao!!!」「Step Up Action」の流れがとてもうれしかった。

「今回は激しいナンバーばかりやります」みたいなことを言いながら、
春うらら的な曲や、バラードもちゃんとあって、休憩はさんで12曲プラスアンコール2曲。
私としては、ノリのいい楽曲多めはうれしかったです♪
ただ、ご本人ちょっとお疲れだったかも(笑)


Happyもらえた嵐のライブ

2017-01-07 | ライブ(音楽)

今年最初のブログが、昨年の嵐ライブの感想とは。

学生時代からいろんなライブに行っているけど、アイドルグループは初めて。
なかなか楽しく素敵な経験となりました。
誘ってくれたファンクラブの友人に感謝。


ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 「Are You Happy?」
2016.12.28 東京ドーム


新しいアルバムの曲プラス、わりと有名なナンバーで構成されたライブだった。
何を隠そう、嵐の楽曲は昔から結構好きで、カラオケでも歌う。
ライブだとどんな感じかな?と思ったけど、あまりアレンジされていなかったので、初参加でもノリやすかった。

そうそう、すごいと思った舞台演出が2つ。

1つめは、ペンライトの自動制御システム。
ツアー用のペンライトがあって、私もしっかり当日持参(職場の嵐ファンが貸してくれた)
これを、各座席のQRコードみたいなやつに合わせてセットするとすごいんだわ。
スイッチさえ入れておけば、曲によって色が変わったり消えたり、ライトで人文字ができたり!
しかも変にまぶしくないし、きれいだし、素直に感動。

2つめは、ムービングステージ。
5人がギリで踊れるサイズのステージが、メインステージから切り離されるように花道を移動してくるのだ。
強化アクリル製?で透明なので、間近に来るとメンバーが下からも見える。
私の席はアリーナの中央寄り。花道はかなり近い。
絶対目が合ったと思わせる距離から手を振られたりするとね、つい「きゃあ!」となるわけだ(笑)

大画面では、常にいろんな角度からメンバーを映し出しているし、
スタンド席にもできるだけ近寄れるようなリフトで会場を回ってくれるなど、
これぞアイドル!というファンサービスにあふれていたね。

でも、プロのアーティストならではという見せ場もしっかりあった。
大野くんの見事なパントマイムダンス(映像は吹き出したが)
5人のコーラスがきれいだった「Miles a way」の意外性。
細かい演出が行き届いていた「DRIVE」は、まるでPVのようだったし。Jやるね!
あ、相葉くんのバク宙はちょっとハラハラした。
怪我しなくてなにより。大野くんが優しかったのが印象深い。

今回のツアーは、タイトルどおりHAPPYなものに重点を置いていたとのこと。
はい、HAPPYにさせていただきました♪
また機会があったら、別のスタイルの彼らも観てみたい。
しかし、5万5千人ってすごい客数だった。あらためてびっくり。


待っていた音 フィッシュマンズライブ2016 

2016-08-02 | ライブ(音楽)

いろんな想いがありすぎて、ブログにどう記すか悩んで日が経ってしまった。
ライブ感想は自己満足な備忘録。そう割り切っているはずなのにね。
記憶のメモばかりが散らかってまとまらず、逆に熱い文面になってしまったような気がする…


FISHMANS TOUR“LONG SEASON 2016”

2016/07/14 Zepp Tokyo

フィッシュマンズ are
茂木欣一(Dr, Vo)
柏原譲(Ba)
HAKASE-SUN(Key)
木暮晋也(G)
関口 " ダーツ" 道生(G)
勝井祐二(Vl)
原田郁子(Vo)
zAk(En)

Special Guest : ASA-CHANG(Per)


2Fから見下ろすと、1Fのスタンディングフロアは人でいっぱい。
いろんな世代がいて、伝説?となっているフィッシュマンズをあらためて実感した。

始まりは水滴の音。
そこから音が次々と重なり、長い序章となって「Go Go Round This World!」へ。
照明も音とシンクロしているかのようにステージを盛り上げる。

初期のナンバー「土曜日の夜」「ひこうき」では、渋谷ラママの頃を思い出したり、
大好きなアルバム「ORENGE」からは「気分」が聴けて有頂天になったり。

そして「MELODY」
あの歌詞の世界は小さな部屋の中なのに、この広い会場にきっちりはまっていた。
「あと2時間だけ 夢を見させて…」のあたりでなぜか泣けてきた。

佐藤くんが亡くなって、新作が出なくなったフィッシュマンズのライブも何回か観てきている。
それらも決して、昔の作品をただ演奏しているというものではなかった。
でも、この日は全然違っていた。なんていうか…もう特別!
こういうのを待っていたんだ、私は。

「バックビートに乗っかって」
「IN THE FLIGHT」
軽くお酒でも飲んだかのように、音に酔い、からだは揺れ、
「すばらしくてNICE CHOICE」の歌詞「そっと運命に出会い運命に笑う」で、また涙腺を刺激され、
それこそ「あー、やられそうだよ」って何度も思った。

「weather report」
「ナイトクルージング」
そして40分の大作「LONG SEASON」
他にもたくさんのナンバーを聴かせてくれた。

アンコールの「いかれたbaby」では佐藤くんの声が聞こえて、切なく優しい空気で包まれた会場だったが、
最後はカラッと明るく「チャンス」で終了。とてもよかったと思う。

あっという間に引きずり込まれて、気がつけばそのまま3時間半。
どの音楽のカテゴリにも入らない唯一無二の音楽チームであるフィッシュマンズ。
メンバーと少しばかり近い関係…というのを除いても、昔も今も純粋にファンなので、こういう形でバンドが続いていることに感謝(驚)!
また、こんなライブを体感させてほしい。何年も先でいいから。


スカパラの道のりを一夜でたどる スカパラライブ感想

2016-06-02 | ライブ(音楽)

六本木2daysの1日めに行ってきた。


東京スカパラダイスオーケストラ
「道なき道を行く」ツアー

2016/5/24 EX THEATER ROPPONGI


初めましてのおしゃれなハコは、できてからまだ2年ちょい。すごくきれいだった。
1階のエントランスから地下に降りて行き、舞台を見下ろすスタンド席がB1に、踊りまくるアリーナフロアと、わずかなバルコニー指定席がB2という構造。
ありがとうのバルコニー指定席で楽ませてもらいました。

開演前最後のBGMを受けてのオープニング。
舞台バックのスクリーンに映し出される「創世記」そして「'89」の文字。
そう、今回のライブは時系列。
デビューからのファンにはたまらないスタートだったのでは?

MCもなく、ひたすら音楽で歴史を奏でるスタイルは圧巻で、年代とともにスクリーンの文字は「進化」「啓蒙」「預言」「未来」と続き、最後は「永遠」。
演奏曲の合間に、スカパラ登場のSEで使われていた「スウェーデンの城」や「I SPY」もうまく挟まれていて、センスいいなぁと思った。


----- ライブメモ

「インターセプター」が非常にカッコよかったなー!
昔からのファンには涙ものだったみたい。

「銀河と迷路」…というか茂木欣一ショーが、よくできてたね。
しかし、福山雅治と競うか?(笑)

久しぶりに聴いた「太陽にお願い」
うれしくて踊り過ぎてヘロヘロになったよ…

「STORM RIDER」
谷中さんのバスサックスのソロがかなり素敵だった。

本編最後の「The LAST」では、ちょっと感動。

最後の最後。あのキリン氷結のCM曲「PARADISE HAS NO BORDER」
ラテンのノリで会場大盛り上がり。
さかなクン風に言えば「すぎょく楽しかったですぅ」

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内容もしっかりしていて、ほんといいライブだった。
最近は、誰かとのコラボ演奏が中心になることもあるスカパラだけど、とことんワンマンっていうのをみんな待っていたんじゃないかな。
あ、でも、さかなクンなら出てきてくれてもwelcomeだったよー。