ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

松岡直也トリビュートライブ at横浜

2015-06-23 | ライブ(音楽)

昨年4月に逝去された松岡直也氏。
そのニュースを知ったときは本当に残念な気持ちでいっぱいになった。
大好きなミュージシャンだったから。

FMラジオで松岡さんのライブを初めて聴いたのは25年くらい前。
ノリのいいリズム、どこかせつないメロディ。
ジャンルとしては、ラテンジャズとかラテンフュージョンというものだった。
おとなのバンドの音にすっかり魅せられ、「この人の演奏を生音で聴きたい」と強く思い、ライブに出かけるようになったのだ。
最後に観たのは2011年のSTBだった。

今回行ったのは、彼と縁の深かったアーティストたちによるトリビュートライブ。


~Tribute to NAOYA MATSUOKA 松岡直也名曲集vol.5~
「EMERALD Session」

2015/6/17 Motion Blue YOKOHAMA

高橋ゲタ夫(b)、赤木りえ(fl)、浜田均(vib)、佐藤達也(ts)、中島徹(p)
大儀見元(timbales)、コスマス・カピッツア(conga)、外山明(ds)


2部制で構成されたライブの内容は、97年のアルバム「EMERALD」の曲が中心。
タイトルナンバーを含めた5曲のほか、
「Cuban Fantasy」「Manteca」「チェニジアの夜」など全部で12曲(だったと思う)
初めて聴くブラジルのナンバーも、私には"ど"ストライクでうれしかった。

素晴らしい演奏と、松岡直也的なアレンジに、ときどき泣きそうになったよ。
ゲタ夫さんのMCは、この日も温かかった。

アンコールの後、スピーカーから「Legend of Love」が流れてきてライブは終了。
「またこういう企画を期待しています」と、アンケートに思いきり書いてきた。


ヨコハマ好きですよね? SMA創立41周年ライブへ

2015-06-13 | ライブ(音楽)

SONY MUSIC ARTISTS(SMA)主催の2日間連続のイベント。
所属アーティスト数組によるライブの1日めに行かせていただきました。


SMA41st"SMAはヨコハマもお好き?" 
2015/6/6 横浜赤レンガパーク野外特設ステージ

奥田民夫、OKAMOTO'S、東京スカパラダイスオーケストラ(出演順)


赤レンガ倉庫の海側をドーンと使ってつくられた広場は、解放感でいっぱい。
ギュウギュウにならずに自由に音楽に身を任せられるっていいんだよねぇ。
ステージが多少遠くても全然OK♪ 
すでにビール350ml缶飲んでご機嫌だし。

久しぶりの民ちゃんの歌声、やっぱり大好きだー。
カッコいいギターも、ゆるいMCもね。
ラスト2曲の「イージュー★ライダー」「風は西から」が気持ちよかったな。

OKAMOTO'Sは今が旬のバンド。
やっぱり若いファンが多かったね。
私は後ろのフリー広場でひと休み(笑)

そして最後のスカパラ。
フェス向けと思われるパワフルでよく知られたナンバーが数曲続くと、会場の熱が一気に高まり、一体感が生まれ
ちゃった。
さすがライブ番長!という感じですな。

途中、OKAMOTO'Sと一緒に3曲演奏。
メンバーのソロも、ここで熱く聴かせてくれた。

その後、レゲエ調の「SKA ME CRAZY」
サンバのリズムの「All Good Ska Is One」
with奥田民夫で「美しく燃える森」
このラテンアレンジの3曲は、どこか新鮮でものすごく気に入った!

でも、いちばん盛り上がっちゃったのは、この直後。
民ちゃんが「ユニコーン曲借りまーす!」と言って演奏が始まった「スターな男」
きゃー♪ うれしくて踊りまくったワ。
途中、民夫VSスカパラメンバーのソロ合戦あり。
1フレーズごとにギターを取り換える(換えられる?)忙しいギターソロに会場爆笑。
「胸筋(ムネキン)つった」「自分の出番より疲れた」のコメントにさらに笑った。

最後は出演者全員で「ジャングルブギ」
ここでも民ちゃんのシンガーとしての素晴らしさにしびれたよ。

午後1時から始まったイベントも、終わったときにはすっかり夜。
ちょっと雨がぱらつく時間があったけど(最近の安定しない天気はなんなんだ!)、ひどくなることはなく、海風に吹かれながら最後まで楽しめました。

 


スカパラ25周年しめくくりライブ。まさかの4時間20人!

2015-04-04 | ライブ(音楽)

昨年出したアルバムでコラボした3組のバンドも出演するお祭りライブ。
武道館周辺は桜が満開に近づいていた。


東京スカパラダイスオーケストラ「Live at Budokan ~The Last~」

2015/3/28 日本武道館


メンバーは、舞台中央のせりから登場。
そして序盤から「え?いきなりゲストの皆さん呼んじゃうの?」
まさかの展開で、バンドコラボ三部作の10-FEET、MONGOL800、ASIAN KUNG-FU GENERATION、プロデュースをした亀田誠治氏での長い長いセッションとなりました。
中でも圧巻だったのは、ドラムセット4つによる和太鼓のようなドラムセッション。何か泣けちゃった。

その後、オリジナルメンバーで何曲か演奏しては、合い間合い間でコラボメンバーを呼び2曲ずつセッションするスタイルで終盤まで。
コラボメンバーに合わせて、うまい具合にスーツをお色直していたね。

本編終盤では小沢健二が登場(すごい歓声があがった!)
スカパラと親交の深い彼ならではのメッセージが朗読され、会場は聴き入っていた。

最後の最後はスカパラメンバー9人が、ニューシネマパラダイスの第4章をBGMに静かに舞台を締めた。
一瞬、音が切れてドキッとしたけど、いい終わり方だったと思う。

4時間もあるともういろいろあって…。
久しぶりの「White Light」がよかったー♪とか。
「戦場に捧げる~」から「水琴窟」への流れに感動したとか。
亀田校長のカッコいいベースと「スカペラ」発言とか。
アジカンのゴッチのギターソロや「君という花」が聴けてうれしい!とか。
思い出すのも大変なのでこれくらいがメモの限界。

谷中さんが「20人のセッションも、こんなに長いコンサートも初めてです。みんなありがとう」と言っていたけど、企画や構成、そして4時間やりきったパワフルさ、ほんとうにすごかった。お疲れさまでした。

公開されたセットリスト残しておくことにした。

01. The Last Session The Movin' DUB ~ super stomper (with 10-FEET) ~ Melody (with MONGOL800) ~ 歌舞伎 (with 亀田誠治) ~ N.G.S (with ASIAN KUNG-FU GENERATION) ~ Lonesome Eddy (ALL CAST)
02. ペドラーズ
03. スキャラバン
04. White Light
05. 君と僕
06. Mission Impossible Theme
07. hammer ska (with 10-FEET)
08. 閃光 (with 10-FEET)
09. Diamond In Your Heart
10. ルパン三世'78
11. 花ふぶき~愛だろ、愛っ。~ -Dub ver.-
12. SKAHOLIC GENERATION
13. DON'T WORRY BE HAPPY (with MONGOL800)
14. 流れゆく世界の中で (with MONGOL800)
15. SKA ME CRAZY
16. DOWN BEAT STOMP
17. チャンス
18. The Look of Love (with 亀田誠治)
19. ハプニング (with 亀田誠治)
20. 戦場に捧げるメロディー
21. 水琴窟
22. Fuckin' In The Bushes
23. 遥か彼方 (with ASIAN KUNG-FU GENERATION)
24. Wake Up! (with ASIAN KUNG-FU GENERATION)
25. Can't Take My Eyes Off Of You
26. All Good Ska is One
27. Just A Little Bit Of Your Soul (ALL CAST)
28. The Last


2階席後ろだったけど、構わない♪気にしない♪ 佐野元春ライブファイナルへ

2014-12-08 | ライブ(音楽)

ステージに幕が下りていて、芝居を観に来た感覚でスタートを待った。
こういうスタイルって今まであったかな?


佐野元春 & THE COYOTE BAND 2014 AUTUMN TOUR “FINAL”
2014/11/30 渋谷公会堂


いきなり「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」「スターダスト・キッズ」「ダウンタウンボーイ」ときた。
元春の言うパーティナイトの始まりに、会場の温度はすでに高い!

この後、COYOTE BANDと一緒に作りあげた2000年以降の2枚のアルバムからの曲が続く。
その曲たちは、元春にしては珍しく、こまめにMCを付けての演奏となり、
なんだか、とても大切なものを手渡しされたような気がした。

特に「Us」と「黄金色の天使」は歌詞がストレートに響いて胸にしみた。
大好きな「La Vita e Bella」と「ポーラスタア」も、この日は特別に感じてしまい、最近どこか弱くなりがちな自分への励ましにさせてもらったほど。

来年出るらしいNEWアルバムからの曲も聴けた。
(そのうちの1曲は彼の15歳のときの作品がモチーフだというからびっくり)
発売が楽しみだ。

「ボヘミアン・グレイブヤード」をライブで聴いたのは…20年以上前?
とても新鮮だったな。

「ドラマの主題歌になったら(ヒットチャート上位に)ボーンって。なんだよ!もっと早く気づいてよ!」のMCが
可笑しかった「約束の橋」ではいつもの大合唱。

それにしても今回のライブは、元春とCOYOTE BANDの一体感を見せつけられたなぁ。
サックスがいない元春バンドは、正直言うと私はちょっと寂しいのだが、若く力強いこのバンドメンバーと今の元春は、相性が最高なのではないだろうか?と思ったりする。
これからもますます進化していってほしい。
来年は35周年。いろいろ期待しております。

「みんな大丈夫? 脚や腰が痛いとかネットでつぶやかないでよ」と言ってくれた元春。
ありがとう。そうだね、昔からのファンは歳をとってきているからね(笑)
でも大丈夫! 最後の最後「ナイトライフ」まで楽しくはじけさせてもらったよー。


「褒められると伸びるタイプなんです」 DIMENSIONライブへ

2014-11-30 | ライブ(音楽)

20年前、「近未来フュージョンバンド」と呼ばれた彼ら。
おいおい、とっくに近未来じゃん!じゃあ今は何?って話に大爆笑。


DIMENSION Live Dimensional-2014 ~27~ “FINAL”
2014/11/28 日本橋三井ホール

増崎孝司(g) 小野塚 晃(key) 勝田一樹(sax)
サポートメンバー:川崎哲平(b) 則竹裕之(ds)


席は、縦にも横にもホールのほぼ真ん中あたり。
一段高くなっている場所だったので、ステージがよく見えること。

ライブの内容は、10月に出たばかりのアルバムからの曲が中心だった。
す、すみません。相変わらず買ってません。
でもMC担当の2人が言っていたもんね。
「まだ買っていない皆さん、大丈夫です。実演販売ですからね。ライブが終わって外に出たらもれなく買えますから」って。
ジャ○ネット○○○そっくりのBGM付きで、笑った笑った。

そして、その“実演”はとても素晴らしく、以前にも増して迫力のようなもの…何か熱いメッセージみたいなものを感じたんだよね。
ビシバシ決まるノリノリナンバーから、サックスで歌い上げるバラードまで。新旧どれも。
大好きな、メロディアス小野塚ソロもおなかいっぱい堪能した。

サポートと言えども存在感たっぷりの川崎哲平くんと則竹さん。すごくよかった。
最近の本田雅人ライブでも観ているので、ここ1年くらいでいちばん生で聴いている2人かもしれない。

後半の「超絶技巧のコーナー」は、さすがのひとこと。
スピードも厚みもあるロック色の濃いナンバーは、私のいちばん好きなDIMENSION。
演奏しながら3人が客席を練り歩き(小野塚さんはショルキーで)、見事な指さばきを披露。
目の前で見られたのでちょっと興奮したね♪

アンコールは、全員そろって今回のツアーTシャツで登場。
(胸元のデザインが、ちょっとゼッケンみたいに見えた)
もっともHAPPYなナンバーで会場はさらに盛り上がり終了。
笑顔のまま腕時計を見たら…
え? 3時間弱? さすがファイナル!
ライブ後の友人との「ちょい飲み」ができなくなったことだけが残念でした。