ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

夏休み ドライブする

2016-08-18 | ふらっとお出かけ

7月後半にあった4日間の家庭内共通夏季連休。
その中の1日で、山梨方面へ出かけてきた。
大好きな「水めぐり」ドライブなのだ♪

◎三分一湧水

八ヶ岳からの伏流水が湧き出ているところに、この分水設備があるのだが、
農業用水を3つの村に平等に分配させるために作られたもので、名の由来にもなっている。
のちの円筒分水の原型みたいなものだよね。

源流部分はこんな感じ。


水は、触ってみたら冷たかった。
まわりは整備された緑地で散歩も楽しめ、隣接する蕎麦屋でざるそばもいただきました。


◎サントリーの白州工場散策

通りすがりにちょっと立ち寄ってみた。
でも、ガイド付きの工場見学は予約制だし、車だからウイスキーの試飲とかできないし。

↑ 車で来た人用の“飲酒できません”を意味する赤い紐付きの名札を渡される

…ということで、ウイスキー博物館やフリーエリアを軽くぶらぶらした。
名水を守るためと思われる広大な緑の敷地には驚かされたね。


◎尾白川渓谷

「南アルプス天然水」のふるさと。
尾白川は、甲斐駒ヶ岳の雷神から生まれた白馬の尻尾という意味があるんだって。

途中、趣のある神社で参拝し、定員5名の吊り橋を少々びびりながら渡り、そして川へ降りる。

とてもきれいな川原で、うれしくなった。
人で賑わう季節とは少しずれていたようで、静かで得した気分。

もう少し先に行くと、滝がいくつも見られるスポットがあるのだが、結構な山登りになるとのこと。
いつか挑戦してみようか…?いや、いいかな(笑)

帰りは、道の駅「白州」で、とれたて地元野菜を買って家路へ。
4月の終わりに買い換えた車にもすっかり慣れて、そういう意味でも気持ちのいいドライブになりました。


棚田に魅せられて

2016-05-19 | ふらっとお出かけ

家庭内の法事で、同居人びおごん氏と新潟方面へ。

実は、4月の終わりに車を買い換えたばかり。
以前の、コーナリングが気持ちよかったボンジュールな国のがんばり屋さんから、
パワーとしなやかさがある水平対向の国産4WDへのチェンジ。
初のロングドライブで、ちょっと緊張。
でも楽しく運転できたのでよかったよ。

帰り道、十日町市にある星峠の棚田に立ち寄った。

田植え前の、水が満ちている田んぼの風景。
写真で見てはいたけど、ライブはちがうね。
天気もよく、空気も澄んでいて、野鳥の声を耳にしながらの景色はほんとに美しかった。

山あいの米づくりは、過疎化などの問題も含めて大変だと聞く。
「日本の原風景を守ってほしいねぇ」なんて気軽に言うのは申し訳ない…
と思ってたら、ありました! 棚田基金!
ちょっとでも支えられたらいいなと思いました。

北越急行ほくほく線のまつだい駅で休憩。
ほくほく線をかたどったベンチ発見。かわいいね。

ここで食べた「しんこ餅」というあんこのお菓子はおいしかったな。
あー…でも、本場のへぎそばを食べ損ねた。


春の気配「鎌倉編」

2016-03-27 | ふらっとお出かけ

ミツマタの花がどうしても見たかった。
しかも静かに向き合いたい。
どこへ行ったらいい? そうだ北鎌倉へ行こう!
…ということで、同居人びおごん氏と一緒に3月半ばに出かけてきた。

そして浄智寺へ。
ここは以前、井戸めぐりで1人で来たけど、じっくり境内を歩くのは実は初めて。
素敵な表情の布袋尊と出会えてほっこりした。

そしてミツマタの花。

この淡い球体が、なんともかわいいんだ。
満開で心も満たされたよ。

ヒュウガミズキもきれいに咲いていた。

ダブルイエローの春景色。

この後は、葛原岡のハイキングコースで源氏山公園に上がり、化粧坂切通しを降りて海蔵寺へ立ち寄り、横須賀線
の線路沿いの英勝寺も拝観。
アップダウンありの散策になった。

鎌倉駅に着いて、はっとする。
「あ、行きの横浜駅での昼食以来、何も食べてないじゃん」
でも、混んでる小町通りは嫌なので、もう帰ろうってことに…
江ノ電に揺られながら、どこで飲み食いするかを話し合ったのでありました。


黄色い花つながりってことで、おまけの写真。
今日(27日)、地元で咲いていたカントウタンポポ。春だね。


GO!GO!NIAGARA 町の小さな特別展

2016-01-30 | ふらっとお出かけ

2013年の暮れに亡くなった大滝詠一さん。
80年代に、薬師丸ひろ子や松田聖子、稲垣潤一などに提供したPOPな楽曲は有名だ。
私は、1981年の「A LONG VACATION」と、翌82年の佐野元春、杉真理と3人でつくった「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」でファンになったのだが。
その彼の企画展が、彼が暮らしていた東京都瑞穂町で開催されていたので、最終日ギリギリで行ってきた。

瑞穂町郷土資料館 けやき館 特別展
GO! GO! NIAGARA 大瀧詠一の世界

ファンには馴染みのレコードジャケットやポスターが、あちこちの壁に貼られている会場。
会場というよりは…部屋って感じか。
展示されていたのは、彼が愛用していたギターや日用品、直筆の譜面、受賞したゴールドディスクなど。
初期のSONYプロフェッショナル・ウォークマン(もちろんカセット!)や、8cmサイズのレコードとそのプレイヤーもあった(初めて見た!かわいくて欲しくなっちゃった)
小規模だったけど、雰囲気のいい展示会だったな。
入場料無料っていうのが、なかなかやるよね。

このけやき館、新しい建物で、外も中もすごくきれいだった。

敷地内の大きなけやきの木。

樹齢300年だって。
丸いヤドリギもついてる♪

常設展示も見てきたけど、瑞穂町の歴史や名産、自然などの紹介が充実していて、中でも狭山丘陵の自然は興味深かった。
自然系重視でまたあらためて来るとするかな。


年末ゆっくり鎌倉散策

2015-12-29 | ふらっとお出かけ

この日の散策のメインテーマは「建物探訪」
…といっても、2箇所だけね。

鶴岡八幡宮の敷地内にある鎌倉近代美術館。
館内を訪れたのは過去に一度だけだが、こじんまりした展示室に、独特な中庭や蓮池を臨むピロティが印象深く、「素敵なところだなー」と気に入っていた。

1951年に日本初の公立美術館として開館し、来年3月末をもって借地契約期間満了により閉館が決まっている。
今月初旬のNHKの美術番組で、入館できるのは2016年1月末までと知り、これは行かなくては!と思った。
展示内容は、創設されてから15年間に取り上げられた作品が中心で、初めて目にするものばかりだった。

しかし、何よりじっくり鑑賞してしまったのは、魅力的なこの建物そのもの。
この日訪れていた人たちも、そんな感じだったな。

池の水面に反射する光が建物の天井に映る1階のテラス。
天候や時間によって、雰囲気が変わるのがすごい。

中庭との境の壁も、光が優しい。

空が美しい中庭には、イサムノグチの愛嬌のある作品などがある。

設計した坂倉準三氏の計算された遊び心みたいなものをあらためて知って驚いた。
もう見ることができなくなるなんて惜しいなあ。


こちらは鎌倉文学館。

大きな敷地に建つ洋館は国の有形文化財。
鎌倉ゆかりの小説家などの文学者たちの資料などが展示されていて、この日は「作家の身のまわり」という収蔵品展が開催されていた。
建物内は当時のままの装飾などが残っていて、結構楽しく見学できる。

何年か前に両親と来たときは、バラの咲く季節だった。
バラの庭が有名なここも、冬は閑散としているが、高台から貸切状態で由比ヶ浜が見られたのはよかったな。
そして周辺の自然も美しいのだ。紅葉はさすがに終わっていたけどね。


鎌倉では、他にもちょこちょこと立ち寄って、楽しい時間を過ごしてきました。
年賀状もろくに進んでない年末だけど、仕事は31日もあるし、大掃除なんて春にやればいいし…
とかなんとか言ってるから、いつも何も片づかない(笑)