トリオ・リベルタライブ 映画のちタンゴの世界へ

はじめましての初台駅。
そこから直結のオペラシティは、吹き抜けの庭、アートギャラリー、カフェや食事処などがある建物。
きれいで広くてやや複雑な造りにちょっと迷いそうだった。


トリオ・リベルタ Live in オペラシティ
～アストル・ピアソラとミシェル・ルグランの世界～

2014/09/06 東京オペラシティコンサートホール

前半はフランスの作曲家「ミシェル・ルグラン」の作品メイン。
映画音楽で有名な人。…なのだが、私が実際知っていたのは「シェルブールの雨傘」くらい。
原曲がどのような雰囲気なのか知らないまま、３人のアレンジ演奏を聴いたわけだ。
そして感じた。
SWEETすぎる！　あま～い(笑)
美しさに聴き入ってしまったけど、正直、もう少しメリハリが欲しかったな。
でも、「ハンター」のクラシックとロックの融合（石田vs松原）というのはおもしろかった。
あと、フランス語で歌う中岡くんは魅力的だったね。

そして後半。
彼らの十八番である「アストル・ピアソラ」の世界へ。
あぁ、このせつなさ、この情熱！
やっぱりピアソラ作品を演るトリオ・リベルタがいちばん好きだワ。

1000人規模で天井の高い会場のつくりのせいか、バイオリンの響きが少し遠めに耳に届き、逆にサックスは一音一音がすごくはっきりと聞こえた。
個人的には、もう少し小さめのホールがいいな。
それにしてもかなりの人が入っていて、ファンが増えているのを感じた。
アンコールの「リベルタンゴ」のときなんて、すごい盛り上がっていたもんね。
これからもまた、想像広がる演奏を楽しみにしてますよ～。