「臆病」という言葉は得てして否定的な意味合いで使われることが多い。
しかし、僕はそうは思わない。
もともと地球上の生物は臆病なものである。
というより臆病であるがゆえに生き延びて子孫を繁栄させることができた。
生物にとって「臆病」とはそれほどに重要なファクターだと思う。
翻って「ヒト」について考えたとき、やはり僕は臆病であることを恥ずかしいとは思わない。
臆病な人間ほど生き物としての本能が強く残っているわけで、それは決して悪いことではない。
ただ、人間である以上そこから先が重要なのだとも思う。
臆病だからこそ、それを乗り越えるために、勉強し、練習し、努力する。
そして、ひとつ乗り越えるたびに、臆病が自信へと変わっていく。その積み重ねが「経験」なのだと思う。
以前、ある有名なベテランの役者さんが言っていた。
「どれだけ回数を重ねても舞台に立つ前はいつも怖い。だから僕は必死で練習するんです」と。
これから先、自分の中にある「臆病」を味方にしてより高いところを目指していこうと思う
しかし、僕はそうは思わない。
もともと地球上の生物は臆病なものである。
というより臆病であるがゆえに生き延びて子孫を繁栄させることができた。
生物にとって「臆病」とはそれほどに重要なファクターだと思う。
翻って「ヒト」について考えたとき、やはり僕は臆病であることを恥ずかしいとは思わない。
臆病な人間ほど生き物としての本能が強く残っているわけで、それは決して悪いことではない。
ただ、人間である以上そこから先が重要なのだとも思う。
臆病だからこそ、それを乗り越えるために、勉強し、練習し、努力する。
そして、ひとつ乗り越えるたびに、臆病が自信へと変わっていく。その積み重ねが「経験」なのだと思う。
以前、ある有名なベテランの役者さんが言っていた。
「どれだけ回数を重ねても舞台に立つ前はいつも怖い。だから僕は必死で練習するんです」と。
これから先、自分の中にある「臆病」を味方にしてより高いところを目指していこうと思う

人それぞれいろんな捉え方があっていいと思いますし。
ただ、誤解をされたくなかったのであのようにはっきりと書いた次第。
これからも「HEIZO視点」からのご意見お待ちいたしております
まずは、気分を害してしまったのなら、ごめんなさい(^^;;
カツさんの価値観と考えを否定するために投稿した文章では無かったのですが、あまりにも言葉足らずで、後で読み返して
「カツさんの文章を否定しただけ」
のような書き方になっていたなぁ、と反省しました。
カツさんは、臆病という言葉を動物や人に備わる素質であり、それがあるからこそ、生き延びてきたと定義されているんですよね。
「私は臆病と言う言葉に対してこんな見方をしていますよ」
というつもりだったんです。
言葉の定義は、人それぞれ違うし、使い方も自由なのに、押しつけた感じになってしまいました。
下手こいた~っ。
ズンズンズンズン♪
ウィ~ッ、、、、、って気分です。
これ、すんごい大事ですよ。
>文章にしてみる事って有効なのかもしれませんね。
頭の中が整理されてスッキリしますよ。そしたらまた新しい考えが生まれてきやすくなりますし。
>先生をはじめたくさんの方々の思いや価値観と出会い、それまで気付いていなかった事や改めて考えさせられる事がたくさんあります。
価値観なんてみんな違うし、どれが正しいとかもないと思う。いろんな価値観に触れることは自分の視野を広げる意味においてとても重要ではないかと。
これからもよろしくです(^_^)
頭ん中がぐちゃぐちゃな時こそ、前にありましたが文章にしてみる事って有効なのかもしれませんね。
先生のブログを発見して以来(勝手におじましっちゃって今更ながらすみません)先生をはじめたくさんの方々の思いや価値観と出会い、それまで気付いていなかった事や改めて考えさせられる事がたくさんあります。
携帯電話って別に持っててもどっちでもよかったしインターネットも無縁でしたがこのブログに出会えた事はほんと良かったなって思ってます。
うんうん、‘まわりの力’ってほんと大きいですもんね。
それを、どう克服するか・・・精神力?
人間は弱いもの、でも‘誰かが見守ってくれている’っと思うと強くなれるきがします。
あー、すっかり忘れてました(笑)文体だけでみると完璧大人なもんで。
>本質的に臆病な人って、たぶん一生臆病ですよね。
うん、これはもう本質的には一生治らないでしょうね。
だからそれを頭から否定しちゃうと自分そのものが否定されることになるわけで。
仲良~く付き合っていけばいいと思いますよ。
楽しみながら頑張ってくださいね☆
おっしゃるとおりだと思います。
>臆病や不安を感じない人のほうが、逆にこわいのではないのでしょうか?
どんな人間でも多少なりとも不安は持っていると思いますよ。その大小は人それぞれあっていいと思います。
>僕も基本「臆病」なんで。
カツさんやったら分かると思うんですけど、本質的に臆病な人って、たぶん一生臆病ですよね。しかも、時々それがでてくるんじゃなくて、何すんのも、スゴイ神経質っていうか・・・ねぇ(笑)
でも、カツさんの言うように、臆病を直そうとするんじゃなくて、受け入れて上手く利用するのがエエやなって思いました。ホンマ勉強になりましたわ。
>ちょっと自分の奥深い部分を見つめ、その枠を取り外していけたら◎
ホントそう思います。そのために怖いけど自分と向き合うのが大事ですよね。
>こんな部分も大切な自分の一部分だぁ』ってまずは受け入れることができるのが大切だって感じます。
私もそう思います。ただ、なかなかそれが、できへんのですけどね。自分をありのままに受け入れるのってなかなか難しいです・・・
臆病者だと思います。
ただ、その「臆病」を少しずつ克服して「自信」に変換させていきたい・・と言うカツ先生のコメントには大いにうなずきました。
少しピント外れるかも?だけど、今さらながら、私がヒシヒシと重要だなって感じる事に「基礎」があります。どんなジャンルのダンスでも、まず「基礎」を一番練習する事が大切だなって(←何を今ごろ、遅っ!笑)
臆病者だから、少しずつの積み重ねから大きな結果=自信を得たいです(←頑張る♪)
すべてを受けとめ、堂々めぐりにならないように、正体を見極める。臆病、不安や恐れを感じることは自分を守るために大事なもの。うまく自分のなかでエネルギーに変換してうまく利用できればいいのです。…なかなかむずかしいけれど。でも、、臆病や不安を感じない人のほうが、逆にこわいのではないのでしょうか?
そういうわたしも臆病です。
たいていの人はそうですよ。
でも一度舞台に立てばスイッチが入るというか完全になりきれちゃうんですよね、これが。
>でもそれを乗り越えるために努力したり、失敗しても逃げずに立ち向かうだけでも、プラスだと思いませんか?
もちろん、思いますよ。果てしなく大きなプラスです。
思いっきり自分を褒めてあげましょう☆
いや、けっして人間特有のものではないでしょう。
野生の動物はみな持ってると思います。
>カツさんて、本当に臆病で、それが好きなの?
好きとか嫌いとかの問題ではないです。
もちろんすべてがそうではないけど臆病な自分もたしかにいます。
そういう自分を否定したり責めたりするんじゃなく、認めて受け入れて、そこから成長していきたいということです。
舞台袖で待っている時、ものすごい臆病な自分がいるんです。あんなに練習したのに、なぜか…。それは本来の自分がでてしまうから。もっといえば、自分の弱い部分や悪い癖や一番みたくない部分が出てしまうから。ヒトってそういう時、臆病になるんちゃうかなぁって思います。
でもそれを乗り越えるために努力したり、失敗しても逃げずに立ち向かうだけでも、プラスだと思いませんか?たまにはそんな自分を褒めてあげるのもイイかも…
新しいジャンルを切り開くのってやっぱ怖いと思いますね。もちろん同時に楽しみもあるだろうけど。
>自分の目指すイメージとか伝えたいものがあってそれに対してストイックに努力してるから、人に感動を与えられるんでしょうねー。
特に芸術の世界はイメージがすんごい大事になってきますからそのへんは僕なりに伝えていきたいです。
ただ、まわりがどう感じるかは人それぞれ。僕のイメージと同時に個々の感性も大事にしていきたいですね。
高等動物ならではの能力ですね。
>防衛本能と攻撃本能は表裏一体だと。攻撃こそ最大の防御だと。
どちらも正しいでしょう。要はバランスが大事ではないかと。
それ、めっちゃよう分かります。
全部の音拾い出したらしんどいし、キリがないのに完璧にやろうとしてしまう。
もっと‘ええ加減’でいいのにねー。
>「臆病でなければ、もっと気楽に物事に向かえたのにな」
これもよう分かります。僕も基本「臆病」なんで。
僕とプータンさんは結構似てるかもね。一杯やりながら語り合う?(笑)
「用心深さ」はその種特有の防衛本能
「臆病」という感情は、国語辞典にも「気が弱く、ささいなことを怖がってびくびくすること」とあります。
つまり、現実をありのまま見つめずに、自分の心の中で大きく増幅させ、必要以上に怖がるという人間特有の感情だと思うんです。
「言葉」には力があります。どういう意味で使うにしろ、それを言葉として発したとたん、意味を持ち、力を発揮します。
できれば、世の中でマイナスに使われている言葉を肯定的に使わない方が、自分の心にストレスを与えないで済むと思うのは私だけかな、、、(^^;;
でも、カツさんて、本当に臆病で、それが好きなの?
でないのなら、使わない方がよろしいかと(笑)
でも、jazzの帝王Miles Davisはjazzのコードから音を外しまくってることで有名です。多分普通に外しちゃったんだと思います。ドラックやりすぎだし。吹き過ぎだし。でも、一度たりとも同じ曲で同じテイクをしなかったんです。つまり毎回違うアドリブ。しかも全ていいので今も売れ続けてるんですよねー。彼は常に前しかみてなくて、ジャンルを超越して、jazzの時代を切り開いていった人です。めっちゃ怖かったらしいですけど。確かに私なんかがCD聴いてるだけでも、その存在感とか間合いの凄みみたいなのが伝わってきて寒気がする時があります。
方向性は違いますけど、自分の目指すイメージとか伝えたいものがあってそれに対してストイックに努力してるから、人に感動を与えられるんでしょうねー。そのイメージとかメッセージが時代にあってるかがセンスなのかな…。
でも始めは臆病さがあるんだろうなって思います。クラッシックの人は音外すのが怖くてたまらないだろうし、Milesも自分が時代遅れだと思われるのが怖くてどんどん新しいジャンルにチャレンジしていったって言われてるし。先生と同じですね!
因に私は『楽しい時間が多い=幸せ』と感じる人なので、ストイックなのは嫌なのですが…。頑張って下さい。
ところが、もう1人自分が言うのです。防衛本能と攻撃本能は表裏一体だと。攻撃こそ最大の防御だと。人間とは何と恐ろしい生き物でしょう。
臆病でも何でもいいと思うんです。
『臆病であること』が心地よければそれで
自分で自分のすべてを認められていれば、あえて自分がもっている部分を誇張する必要もないし恐れる必要もないって思うんですよね。
ただ『こんな部分も大切な自分の一部分だぁ
臆病には完璧主義者的な一面が備わっていると感じるからです。
私はとても臆病なのですが、
例えば人と話す時は、「実があって、おもろい事を言わなあかん!!」とか思いますし、
ダンスで振りを作るなら、「全部の音を拾って、且つフィーリングを大事にし、作品としてまとまりすぎずに、ダンス自体の楽しさを忘れず・・・・・」とか思います。
ある対象に向かうときに、臆病が、意識を高めることやクオリティーの向上への、大きな要因になっている事は間違いないと思います。
ただ、やはり私は「臆病でなければ、もっと気楽に物事に向かえたのにな