まさかの‘幕尻’徳勝龍の優勝という大波乱で幕を閉じた大相撲初場所。
いくら上位陣が総崩れとはいえ十両と幕内を行ったり来たりしてる力士が1敗で優勝するなんてね、そら本人も含めて誰も予想できないよね。
競馬で例えたら、重賞初挑戦で有馬記念に勝つようなもん。
たしかに彼は攻め込まれての突き落としが多いが、千秋楽の貴景勝戦は前へ前へと気迫あふれるいい相撲やった。
が、彼を一躍人気者にしたのは取り組みではなく優勝インタビュー。
笑いあり涙あり、彼の人柄が存分に出た素晴らしい受け答えだった。
そういえば、以前巡業に行ったとき数ある力士のなかでひときわサービス精神旺盛な力士が‘徳勝龍’と‘正代’の2人だったことを思い出す。
いつもニコニコしていて写真撮影にも気さくに応じていた2人がまさか優勝をかけて争うとは世の中分からないものであるw
しこ名に「徳」がついているのもまさに「名は体を表す」の好例。
現役時ももちろん、引退してもその人徳で角界を支えていってほしい。
余談だが`人気者'遠藤はサービス精神皆無であるw