☆カツハウス☆

すべり知らず?
カツハウスです。

DJ

2015-02-28 22:32:11 | ☆カツ日記☆


数年前からフロアで踊っていてもDJがうらやましくて仕方なかった。

場を盛り上げるも下げるもDJのさじ加減ひとつ。

どんなにかっこよく踊ろうが所詮DJの手のひらで転がされてる感がしてならなかった。(もちろんDJはそんなつもりは毛頭ないのだろうけど)

「DJをやってみたい!」

その想いが強くなり去年暮れから勉強し始め、なにをとち狂ったか狭い部屋にブースまで作ってしまった。

でもその甲斐あってか、先週ありがたくデビューさせてもらった。

BarなのでR&Bでまったりといった感じだったけれどめちゃくちゃ楽しかった。

自分のお気に入りの曲が空間に流れ続ける心地よさ。

それに合わせてお客さんがノってくれる心地よさ。

これはクセになる。

ダンスをやってきたアドバンテージが多少あるものの、ベテランのDJさんに比べると音源の引き出しに天地ほど開きがある。

そして場の空気を読みながらの選曲のセンス。

こればかりは場数を踏むしかない。

少しずつ経験を重ねていつの日か一人前として認知されるDJになりたい。

諸先輩方、今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い致します。



DJ克

























ガキ

2015-02-13 00:02:14 | ☆カツ日記☆

【「シリア渡航を計画した」として外務省からパスポート返納を命じられ、応じていたカメラマン・杉本祐一氏は12日午前、都内で会見を行い、旅券返納の経緯を明らかにしつつ、「ジャーナリストが報道の自由、取材の自由を奪われることを危惧する。外務省に異議申し立てを行い、場合によっては、法的措置も検討する」と語った。】


例えれば、台風の日に荒れ狂った海を見に行きたいとダダこねてるのと一緒。

報道の自由とか偉そうなこと言ってるけど拘束されたときに母国にどれだけの迷惑がかかるかこれっぽっちも考えてない。

自分本位。

ガキだね。





震える牛

2015-02-08 12:00:16 | ☆カツ日記☆

 「震える牛」 相場英雄




テーマは「食の安全」と「大規模焼き畑商業」。

物語は二年前に起こった未解決の居酒屋強盗殺人事件の継続捜査から始まる。

当初は単純な金目当ての強盗殺人と思われていたが、地道な地取り鑑取りにより捜査は思わぬ展開に進んでいく・・


舞台は新潟、仙台、そして東京。

幹線道路沿いに広がる大規模ショッピングセンターや大手チェーン店とそれに呼応するかのようなシャッター街。

全国どこに行っても同じ風景になっていく昨今。

そしてその大手スーパー、飲食店で売られている激安の加工食品。

デフレ社会の弊害である「食の闇」をこれでもかと描いた衝撃作。

めちゃくちゃ面白い。

一気読み必至!



最後に物語ラストに出てくる昔ながらの商店街での主人公と準主人公の会話。

「なぁ、池」

「なんすか?」

「日本人はこういう人との触れ合いを忘れてしまったんじゃないのかな?」

「そうですね。スーパーやコンビニの買い物カゴに商品を突っ込んでレジで事務的にカネ払って終わりですもんね」

「大きな商業施設に行って、豊かになったつもりでいたんだ。現実は、企業にいいようにカネを吸い取られて演出された幻想を見せられていたんだ。この商店街みたいに身の丈で暮らせるのが一番だと思わんか?」