『越境捜査』終了。
めちゃ面白かったー。
横山秀夫、今野敏、佐々木譲、誉田哲也・・・
警察小説はいろんな人のを頻繁に読むのだけれど、よくあるテーマが警察内部の不祥事。
この越境捜査もその最たるもの。
裏金、揉み消し、冤罪、隠蔽・・・
もちろん、フィクションだから脚色はあるにしろこういう小説を読むと警視庁や県警、その頭の警察庁の内部で脈々と受け継がれている悪事をすべて暴きたくなる。
でもそれをマジでやっちゃうと政財界の大物なんかもみんな絡んでくるからたぶん国が崩壊するね。
下手したら総理大臣まで出てくるかもしれないし。
いつの時代も政官財の腹黒い連中はみんな裏でつるんでて、そいつらが国を動かしてると思うとなんか悔しいというか情けないというか。
ま、それが現実なんだろうけど、ただどの世界にも1本芯の通った骨のある人間はいてほしいもんやね。