撮り散らかし鉄の記憶

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あいの風とやま鉄道 滑川~東滑川(2024.6.1) 413系 AM10編成+AM03編成 ありがとう413系【北陸地域色】ラストランツアー 魚津行き

2024年06月02日 17時38分30秒 | 中小私鉄
昨日、あいの風とやま鉄道 滑川~東滑川駅間で旧国鉄 413系のありがとう413系【北陸地域色】ラストランツアーの魚津行きを撮りました。
1枚目は、滑川駅から快走してきたありがとう413系【北陸地域色】ラストランツアーのAM10編成 クモハ413-10の魚津行きです。



2枚目は後追いですが、東滑川駅に向かうとやま絵巻AM03編成 クハ413-3です。



413系は旧国鉄の交流直流両用の451系、471系急行形電車の電装品、冷房装置、台車などを再利用して車体を新造した北陸地区向け交直流両用車の近郊形電車です。
旧国鉄末期の1986年からJR西日本に民営化された1989年まで3両編成×9編成(B01~03、05~10)とクモハ413形+モハ412形が2編成の31両が登場しています。
不足する先頭車クハ412形はサハ455形0番台が先頭車化改造を受けてクハ455形700番台に改番されてB04、11編成に組み込まれていました。
塗装は落成当初は赤2号にクリーム10号の帯を入れた塗装でしたが、JR西日本に分割民営化された後にオイスターホワイトにライトコバルトブルーの帯を入れた通称北陸色に変更されました。
さらに、2012年からは経費節減の見地から青色一色の北陸地域色に変更されています。
長らく北陸地区で11編成が活躍していましたが、2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業時にB01~03、07、10の5編成が車番はそのままで編成番号のみAM01~05に変更され、あいの風とやま鉄道へ譲渡されています。
JR西日本に残った6編成は七尾線、北陸線(金沢~松任、小松駅間)で運用されていましたが、521系100番台の登場により、2021年3月に引退しています。

あいの風とやま鉄道へ譲渡された5編成の内、2016年にAM03編成がイベント用の「とやま絵巻」、2018年にAM01編成が観光列車「一万三千尺物語」に改造されています。
一方、2021年にAM04編成、2022年にAM02編成が引退しており、北陸地域色のまま残っている編成はAM05編成のみとなりました。
AM05編成は朝ラッシュ時に運転されていたので撮りに行きたかったのですが、機会が無いまま引退することとなりました。
昨日はAM05編成が引退するのを記念して、AM03編成とやま絵巻と連結された6両編成で、ありがとう413系【北陸地域色】ラストランツアーが富山→魚津→高岡→富山駅間の行程で運行されましたので、最後と思い日帰りで撮りに行きました。
JR時代のB-10編成であったことを記念して、ありがとう北陸地域色413-10と表記された記念ヘッドマークを掲出されていました。

【お詫び】
タイトルが誤っておりましたので、お詫び申し上げますとともに訂正いたしました。