ついに昨夜みた『野火』於・深谷シネマ。
何より、「映画」だった。塚本晋也がずっと創造してきた世界。この時代にこういう作品が公開され「多くの人びとが驚いている現実」は、「映画」にとって、「表現」にとって、希望だと思う。
帰ってNHKBSで『ディア・ハンター』(1979)をやっていた。延々と続くパーティーシーン。戦場の前の幸福もその後の凄惨も「戦争」の一部で、どうしようもない地獄を描こうというのだから、すぐれた「表現」は少なくない人びとに「過剰」と感じさせざるを得ない。
『野火』於・深谷シネマは今日まで。
明日はNINOKURAで、「戦争」と「核」を考える『黒い雨』(1989)を上映する。
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