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グスターボ・ドゥダメル & ロスフィル @ Philharmonie de Paris 第1日目

2016-03-19 20:30:00 | Gustavo Dudamel
グスターボ・ドゥダメル & ロスフィル @ Philharmonie de Parisの第1日目はAmerican programともいうべき下記メニュ。

John Williams
 Soundings (création française)
Alberto Ginastera
 Concerto pour piano n° 1
 
Andrew Norman
 Play: Level 1 (création française)
Aaron Copland
 Appalachian Spring
Los Angeles Philharmonic
Gustavo Dudamel
Sergio Tiempo (Pf)

John Williamsだけあってまるで映画音楽のよう。舞台の上にはシンセサイザーのようなkey boardとMacBookだろうかコンピュータ2台も。通奏低音のようなオルガン様の音の上でオーケストラが鳴る。

Ginasteraのピアノ協奏曲第1番はTiempoのピアノ。彼とは以前ロンドンのWigmore Hallの楽屋で話しをしたことがある。彼がカラカス生まれだということもあって、Gustavoのことが話題に上った。その時彼は、いつかはGustavoと共演したいと言っていた。それを聞いて正直、できるのかな?と思っていたけれど、この通り!夢を実現させた彼に敬服。演奏の後は、Gustavoと指揮台上で熱いハグ。こちらまで嬉しくなる。今日のGustavoは、なんだか大人びているわ。

Andrew Normanは演奏の後、舞台に現れ拍手喝采を浴びる。若いし、なかなかのイケメン。
 
Appalachian Spring。非常に美しい曲。題名に影響されるからか、アルプス交響曲のような曲を思い出す。オーケストラの音がホールに美しく響く。しかし弾けないアマオケメンバーは、弓が逆転している演奏者を思わずチェックしたり、最後にコンマスが一人終わらなかったことがソロだったのか、間違ったのか(?!)気になって、時差ぼけの頭が一瞬冴えたり。明日のマーラーはよろしくお願いしたい。。。

Philharmonie de Parisはとても美しいホールだ。音響が本当に素晴らしい。ただ1点、座席数を増やすためだろうか、この日の2階席はS席だというのに、足元が非常に狭い。高齢の方にはかなり厳しい。ムッシュがお一人バランスを崩されたのか倒れて下の座席の方へ落ちておられた(!!)。幸い大事には至らなかった様であるが、非常時などには、二次災害を招きかねない。残念である。