Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

【Storia II】 by 服部百音、佐藤晴真、藤田真央

2022-12-23 18:30:00 | コンサート
服部百音、佐藤晴真、藤田真央によるStoria II。
 
ハイドン ピアノトリオ第39番XV25
スメタナ ピアノトリオOp.15
チャイコフスキー ピアノトリオOp.50
事前アンコール(?)、ヘンデル パッサカリア
 
服部は我儘お嬢様、佐藤は端正なチェロ、藤田は上手い。
スメタナもチャイコフスキーも、若々しい演奏。まあ、若いからね、皆さん。
欲を言えばもちょっと泣かせて欲しかった。。
 

【香りと音楽】 クラウス・マケラ チェロ

2022-12-02 20:00:00 | Klaus Makela
マケラ様最終夜 in Paris の今日は、香りと音楽。
彼と香水クリエーターのフランシス・クルジャンの競演で、
クルジャンがバッハの無伴奏2番にインスピレーションを得て作った
プレリュード、アルマンド、クーラント、ジーグ、サラバンドへの香りをマケラが聞き、演奏する、というもの。
 
入場時各人にクルジャンが作った香りを試香紙につけた冊子が配られ、
開演を待ちながら、それぞれに香りを聞いてみる。
香水文化のあるフランスらしい試み。
 
マケラ様は、あの長身、また体幹がとてもしっかりしていて、
ウエストには無駄が1mmもない!
意外と腕は長い印象はなかったけれど、指が細くて長くて綺麗。
惚れる〜。
 
そうそう、ちなみにユジャ・ワンが来てました。
 
 

クラウス・マケラ&パリ管 マーラー交響曲第2番 

2022-12-01 20:00:00 | Klaus Makela

2022年11月30日、12月1日

クラウス・マケラ指揮 パリ管弦楽団
マーラー交響曲第2番、2日目(12月1日)。
 
素晴らしい、演奏も、音響も、そして何より楽曲そのものが。マーラーって、本当に天才。この曲を20代後半から30代前半で書いたって、どういうこと?初演はBPOとのことだけれど、当時のオケのレベルは今と比べてどうだったのかしら?場所も、楽友協会は既に建っていたしそのレベルの音響ならば今ここで聴いているものと同等以上とも考えられ、当時の方々、こんなものを聞いたら、心底驚くに違いない。
何度も上り詰めては弛緩し、劇的なジェットコースターな人生の様な曲。このフィルハーモニーで聴くと残響が美しくてゾクゾクする。
 
残念なのは第5楽章の途中で、客席でおそらく脳卒中を起こした方がおられ(大きな鼾→痙攣)、舞台上からも見える場所だったためオーケストラのメンバーも含め緊張が途切れてしまったこと。オケは最後までにはある程度持ち直しました。倒れられた方のご快復を祈ります。