先日、チェロの師匠と門下生が多く出演する演奏会があった。
師匠に許可をいただいて、リハーサルに潜入。
とても美しいホールで、響きも良く、サイズも室内楽にぴったり。
そのうち1曲は、師匠がソロで、
8名ほどの門下生がバックでtuttiをするチェロアンサンブル。
そこでちょっと衝撃。
いつも師匠のホールで聴くと、
先輩方の音は皆さんとてもよく響くのに、
ここでは、師匠を除けば音大受験を勧められた先輩の音だけが
「芯のある」安定したチェロの音であることに衝撃を受ける。
ヴァイオリンを弾いていた頃、
耳の近くでしかならない楽器、遠くまでよく通り響く楽器、
という話を聞いたことがあったけれど、
これは奏者の問題なのか、楽器の問題なのか。
(多分両方)
せっかくチェロを弾くのなら
師匠やこの先輩のような音を出したい!
しかし、狭い場所(師匠のホールは収容人数80人程度)では
聞き分けられない(少なくとも私には)違いを、
どうやったら聞き取り、改善できるのか?
また新たな課題。
ゴールは見えていても、そこへの道筋が今ひとつ見えていない。
何かマイルストーンが見つかると良いけれど。
ぜひお知恵を貸してください。。。