ネットで知り合った日本人女性が働いていらっしゃるパリのケーキ屋さんから。
レモンケーキ。切り口が、まるで「ぐりとぐら」のケーキのように黄色で滑らか。保存のために冷蔵庫に入れてしまった事が失敗だったか、ちょっと脂が浮くような感じになってしまった。もう少し寒い時期に購入して室温保存にしたいところ。
こちらはお土産にいただいたケーキ。本当に素朴で美味しい。なんと、一度で完食。でも、こういう優しい味の焼き菓子が私の一番のお気に入り。
この他にパンも購入したのだけれど、写真に収める前に、お腹に収まってしまった。このパンが本当に美味しかった。次回伺うときにはパンも、ケーキももっと購入してこよう。また嬉しい悩みが増えてしまった(笑)。
ブログを通じて知り合ったパリ在住の日本人女性を訪ねた。彼女の勤務先でおいしそうなケーキを購入後、クレープリーをご紹介いただいた。
スターター(笑)の砂肝のサラダ。これだけで一食分!でも、話が弾んでいるうちに、完食(スパイス臭のあるクルトンは除く)。
メインのクレープはシェーブルチーズのクレープ。このぱりぱりに焦げたクレープ、かなりツボ。そして、シェーブル。勿論、こうして熱して使うのだから最高級のシェーブルでないことは確かだけれど、それでも、どうしてこうもシェーブルに弱いの、私?言及するまでもなく、完食。
デザートは、自家製というリンゴのコンポートをオーダー。想像したものと出て来た物の姿がかなり異なっていたので写真は割愛。期待したほど美味しくなかったことに、ある意味感謝しなくてはならないかも。美味しかったら、お腹は間違いなく破裂していた。
とてもお若いながら、考え方もしっかりされている、素敵なYさん。また、近いうちにご一緒させていただく約束をしてお別れした。ネットを通じて人と知り合う時は、どうしても警戒してしまうけれど、それは相手も同じ事。まだ出会ったばかりだけれど、これからも情報交換を通じて益々仲良くなれたら素敵。どうぞよろしく。
今週もロンドンで過ごす。従って、いつものコースを辿る。
勿論、パンケーキを狙っていたのだけれど、途中いろいろとトラップされているうちに、時間に間に合わなくなってしまった!
まあ、でもモンブランがあったから、良しとしよう。ホットチョコレートも、モンブランもあっさり目。モンブランは一口だけ、なぜか絶妙なハーモニーが伝わったのだけれど、それ以外は「もっと濃い味が欲しい!」。ホットチョコレートも、リッツ・パリでいただくような、どろどろ系が好き。
で、結局お土産も。今週はどら焼きはパスしなきゃ。。。(でも、「おかき」は久しぶりに入荷していたから買ったけれど)
そして、勿論、雨が降ろうと、槍が降ろうと、ここへは行かなくちゃ、ということで今週のLa Fromagerieからは「美味しいよ~」と声を掛けてくれたクロタンと(だけじゃない)、
チーズ屋さんお薦めのこちら。
いつもの通り、生ハムも購入して(100g、と言ったのに、150g入っていた。お会計が高い訳だ)、お夕飯、いただきます♪
やはり、声をかけてきたクロタンは、素晴らしく美味しかった!
その上、日曜日に会った友人から、大好きなウェルッシュケーキのプレゼント。覚えていてくれたの?感激!!
24、25日にお目にかかる予定のMさん、何かが変わっていても、何も仰らないで。
以前、日本に住んでいた頃、「私の場所」とも言うべきカフェがあった。窓から見える景色は決して特別ではなかったけれど、そこに座ると安心する、というのだろうか、そんな場所だった。
先週末、訪れたカフェは、ケーキが美味しく、これまでも良く利用していたのだが、イートインメニューにパンケーキがあることを知って、これにチャレンジしてみるべく再訪した。
この日の席からは、正面に小さな広場とその先に教会が見える。この広場では、土曜日には市場が開かれ、まるで、フランスの田舎の街のようである。
そして、夢にまで見た(?)パンケーキは見た目は大きさも揃っていないし焼き目も美しい訳でもないが、ふわふわでバニラの香り、舌触りもしっとりとして美味しい。パリブレストを食べた後だったのに、あっという間にお腹に収まってしまった。
ある日を境に、ある人が自分にとってかけがえのない人となるように(と言いつつ私にはそういった経験はないが)、今日を境にこのカフェは「私の場所」となったような、そんな気がする。
(パンケーキの前に、これだけ食べていたー店員さんもびっくりされていた)
Gothenburg Symphony 2011/2012シーズンの開幕。Gustavoの指揮でマーラー交響曲第7番。昨年は3日とも聴いたけれど、今年は土曜日の昼の部のみ。これならば、朝の便で飛んで、夜の便で帰ってくる事ができる。便利な世の中。
マーラーの交響曲第7番。第四楽章の最後に第9番の最後と同様、マーラーが「死に絶えるように」と書いている事で有名。そのためか、4楽章からなる交響曲+おまけ1楽章、なんて言われる事があったり、マーラーの交響曲の中では演奏回数も少ないようで、あまり人気のある交響曲とは言えないらしい。
確かに、CDに入れても、1枚に入りきらずに4楽章まで+第5楽章だったりするので、余計に4楽章+おまけ感があるのかもしれない。なぜカラヤン&ソニーはベートーベンの第九をベースにしてCDに収録できる曲の長さを決めたのだ、と恨めしく思える。
さて、今日の演奏。マーラーの7番というのは、ロオジエのクリスマス特別デザートケーキワゴンなのだと思った。素晴らしいケーキがワゴンサービスになっている(とても美しいフレーズに溢れている)のだけれど、欲張ってお皿に盛っていただいているうちに、お皿は殆どカオスで、とても写真に撮ってブログにアップできるような代物にならない。
しかし、今日のGustavoは、なかなか綺麗にお皿にデザートを盛っていたように思う。Gustavoの演奏はいつもメロディを綺麗に取り出して分かりやすく聴かせてくれるように思うが、今回もCDで聴いていたときには聴ききれていなかったメロディが、幾つも聞こえてきた。また、ホルンやトランペット、木管もなかなかに難しい曲だと思うのだが(その上、調性を外れたような音もあって、笑ってしまうし?管楽器はつらいね)、皆素晴らしかったことも幸いしたのだろう。そして4楽章+おまけ問題も、Gustavoは第4楽章が終わった所で間髪入れずに第5楽章に入った。このところCD(iPodやMac)でしか聴いていなかったので、第5楽章に入るには常に自分で操作する必要があり、おまけ感を意識しないではいられなかったが、素人耳にはこれだけのことで「おまけ問題」が大分解決されるように思えた。そして第5楽章はホールが小さすぎる!と思う大音量で終了。
会場は満足のブラボー&スタンディングオベーション。Gothenburg交響楽団、どんどん上手くなって行くような気がする。Gothenburg市民、羨ましい。
演奏を聴きながら、こんな事を考えていたーGustavoがいつの日か、フルトベングラーのように、生演奏だけでなく、録音を通してもその音楽、音楽そのものの素晴らしさを後世の人々に伝えられる、そんな指揮者になってくれないか、と。そして私は孫(あるいはその世代)にこう語るのだ。
「おばあちゃんはこの指揮者を若いときから知っているんだよ」と。
ロンドンはもう秋。
ハイドパークを歩いていたら、栗がたわわに実っていた。
ここを抜けてスローンスクエア近くのPoilaneへ。くるみパンと無花果のジャムを購入。普段家からここまで歩くのなんてたいしたことないのに、今日はちょっと疲れた感じがして、思わず近くのWilliam Curleyにて休憩。
ここはチョコレートで有名なので、まずはハウスブレンドのショコラショー。外では小さなマーケットが開かれ、お店のドアが開け放たれている。少し冷えた身体に、暖かいショコラショーが入るたびに幸せが吸収されるかのようー秋の感覚。
折角なので、フレジエもいただいてみた。クリームというかムース状の部分が非常に美味しく、フルーツを減らしてもっとクリームを入れてくれたら良いのに、と思う。
思わずお土産購入。栗とラム酒のパウンドケーキは、味は美味しいけれど、食感的にもう少しアーモンド粉を減らした方が私は好き。
週末恒例、La Fromagerieにてチーズ、生ハムを購入。今回はブルーとシェーブル。
ブルーもバイヨンヌの生ハムも優しいお味で、そのままでもいくらでも食べられる。今日摂取したカロリーについては考えたくない。。。(笑)
先日、友人が日本語の本を送ってくれた。久しぶりに日本語の小説を読んだ所、ここのところ英語を勉強しなければ!、と無理をして英語本ばかりに触れているうちに、私の英語力ではただ文章を追うことだけに気を取られ、脳みそがその文章の意味する所を何も考えなくなっていた事に気がついた。日本語で本を読むと、脳みそが明らかに活性化され、本に触発されて、いろいろなことを考える事ができる。
英語力を上げるためには、ここを我慢して英語の本を読み続けるべきなのかもしれないが、自分の精神衛生も考えて、本の内容に集中できる、という理由で少し自分を甘やかしてみることにした。
Amazonでの購入&友人からの贈り物。まずは「東京難民」。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334927521
これは書評を見て購入を決定。自分よりは大分若い世代ということもあって、主人公の立場になる、というよりは、人生の儚さというか、いつ何によって人生が変わってしまうかもしれない、という漠然とした不安を共有。
次いでこれも書評を見て購入した「別れの時まで」。
http://www.amazon.co.jp/%E5%88%A5%E3%82%8C%E3%81%AE%E6%99%82%E3%81%BE%E3%81%A7-%E8%93%AE%E8%A6%8B-%E5%9C%AD%E4%B8%80/dp/4093863024
前半と後半で印象が少し変わる。主人公はまだ40歳だけれど、著者の蓮見圭一氏は1959年生まれ。それで後半の文章が書かれた理由に合点が行った。そして、昔お世話になった方の事を思い出した。その方の世代に近い。
前半、後半それぞれに思い出す事があり、書評などを見て予想していたより複雑な思いが交錯した本となった。
3冊目は友人が送ってくれた「ジェノサイド」。
理系の私からすると、ちょっと気になる所も多く、Amazonでの評価にばらつきがあるのも理解できた。まあ、エンターテイメントと思えば、3つの場面が織りなす3部合唱をそれなりに楽しめるか。
今回、友人からは他にも「魔女の目覚め」上下巻を送っていただいたし、自分では「失われた時を求めて」全13巻も購入した。暫くは読む本に困らない。でも、本当は英語の本を読まなければいけないのに。。。(泣)