風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

解離障害

2008年09月03日 18時27分22秒 | 医療





なぜ、それに気づいたのか・・・というと、
独り言、しかもそれが堪能な英語であるために「いつの間に?」ということになった。

もともと「自分の傾向を知る」ためにはじめたブログだったが、
夢と現実の境界がない私にとって、
「本当の出来事なのか、つくりものなのか」は
よく質問を受けてきた。

実際に某出版社編集長にも「なにを考えているのか頭をかち割ってみてみたい」と
事あるごとに言われ、
「そんな風に言われても、なんと説明すればいいのかわかりません・・・」と
返答するしか私には術がなかったのだ。

解離障害という聞きなれない言葉が登場したのは、
私の健忘が断片的にしか記憶をつかさどっていないと自覚したためだ。

統合失調症との相違は
「幻覚や幻聴が自分を攻撃するものとしての認識ではなく、
本人はそれを楽しんでいるところにある」と主治医に言われ、
「これがなくなったら書けなくなるので困ります!!」と確かに私も答えている。

まさか・・・の連続だ。
自分が障害を抱えて、それがおそらく一生ものの付き合いになる確率が高まっていく中で
便利とはいえ、車社会に生きる私たちにとって恩恵と危険が背中合わせであり、
不幸にも交通事故に遭った者たちにとって、
事故は一瞬にして、人の、私の人生を変えたのだと
いまさらながらに認識させられ、ちょっと胸が痛み、目頭が熱くなった。

悔しいとか悲しいとかではなく、
得体の知れない感情とでも表現すべきなのか、
なにかよくわからないが、
メランコリーやセンチメンタルでもない領域からの指示なのか、
失恋をしたときに似た感情を持ったのは、
あまりにも美しい夕日をみてしまったためだろうか。

攻撃的な文章もたくさん書いてきた。
が、それは自分でも自覚がある。
とはいえ、オブラートに包んだ表現を好むのかといえば、
それも違うのだと思う。
私は、私の、私らしい表現方法があるのだろう。
自己満足に、傾向をみるだけに書き続ける作業は、
一生継続しても、楽しめそうな気がする。