行きつけである駅前の喫茶でカフェラテを頼む。
窓際の席に座り、駅への近道である小道を せわしなく行き交う人達をぼんやりと眺める。
皆 額からは汗が出ている。
「アイスにすれば良かったかな」
冷房のきいた店内で 温かい珈琲を飲みながら…そう思った。
その時!
黒い影がささっと走り抜け、向こう側の植木に逃げこむのが見えた。
はて?猫だろうか?
だが 猫ではないように見えた…
(つづく)
窓際の席に座り、駅への近道である小道を せわしなく行き交う人達をぼんやりと眺める。
皆 額からは汗が出ている。
「アイスにすれば良かったかな」
冷房のきいた店内で 温かい珈琲を飲みながら…そう思った。
その時!
黒い影がささっと走り抜け、向こう側の植木に逃げこむのが見えた。
はて?猫だろうか?
だが 猫ではないように見えた…
(つづく)