タクシーが駅前に止まった際にでたブレーキ音が静かな小さい駅に響いた。
それと同時に降り始めた三人に続き車を降りる。
後ろを振り返ると運転手が丁寧に、車を降りて 私たちを見送っていた。
「今の時間なら まだ最終の列車に間に合うはずだ。俺らの分まで楽しんで来てくれ!」
運転手は大きな声でそう言うと軽くウインクした。
運転手の足下からのびた影は やはりシーサーの形をしている。やはり この人も……そう思いながら駅のホームへと進んだ。
(つづく)
それと同時に降り始めた三人に続き車を降りる。
後ろを振り返ると運転手が丁寧に、車を降りて 私たちを見送っていた。
「今の時間なら まだ最終の列車に間に合うはずだ。俺らの分まで楽しんで来てくれ!」
運転手は大きな声でそう言うと軽くウインクした。
運転手の足下からのびた影は やはりシーサーの形をしている。やはり この人も……そう思いながら駅のホームへと進んだ。
(つづく)