ビールを一缶飲んだだけだが すぐに酔いがまわり、いつしか眠りについていた。
どれくらい眠っていたのだろう…
先程まで「ガタン ゴトン」とうるさかった 線路を走る音がしないのに気づき、目が覚めた。
窓の外を見ると大海原が広がっていて 列車は海上をすごい速さで走っていた。
たくさんのイルカが列車を追い掛けるように泳いでいて 時折水しぶきがこちらまで飛んできた…
「目的地はまだだろうか?」
しばらく列車に揺られているとまた眠くなってきた…
(つづく)
どれくらい眠っていたのだろう…
先程まで「ガタン ゴトン」とうるさかった 線路を走る音がしないのに気づき、目が覚めた。
窓の外を見ると大海原が広がっていて 列車は海上をすごい速さで走っていた。
たくさんのイルカが列車を追い掛けるように泳いでいて 時折水しぶきがこちらまで飛んできた…
「目的地はまだだろうか?」
しばらく列車に揺られているとまた眠くなってきた…
(つづく)